険しいJAISTへの道 ML FAQ (1999/07/16/Thu/00:59版) part 3

とりあえず、入ることを考える


古い発言・情報も混じっています。 現在とは若干のズレがあることもあるので、ご注意下さい。


3. JAISTを受験するにあたって


Q3-1. 入試要項はありますか ?

あります。学生課に問い合わせて下さい。
学生課への問い合わせは 0761-51-1176 平日9時〜17時まで。
また、入試に関するE-mailでの問い合わせは nyushi@jaist.ac.jp です。


Q3-2. 試験日程は ?

公式案内はこちらにあります。

今年度の博士前期課程(いわゆる修士)の4月入学の出願と試験の日程は 次の通りです。 日程は全研究科共通です。 但し、あなたの現在の身分によって試験日が制限されたりしますので ご注意下さい。

          出願                               試験日              試験地
第一回  平成11年06月24日〜06月30日         07月24日〜07月25日  石川、東京
第二回  平成11年09月06日〜09月09日         10月02日〜10月03日  石川、東京
第三回  平成11年12月13日〜平成12年01月07日 平成12年01月29日〜01月30日  石川
試験地は石川県(本学)、東京(文部省横の国立教育会舘)だと思います。

社会人と外国人留学生を主な対象として、10月入学者の試験があります。 この場合、合格すると入学は10月です。

  出願                               試験日           試験地
平成11年06月24日〜06月30日      07月24日〜07月25日  石川、東京

博士後期課程(いわゆる博士課程)の日程は次の通りです。 前期課程と異なるのでご注意下さい。

         出願                          試験日                  試験地
第一回  平成11年06月14日〜06月16日  平成11年09月07日〜09月10日  石川
第二回  平成11年01月17日〜01月19日  平成12年02月09日〜02月18日  石川

なお、履修要項は前期と後期で違うのでご注意下さい。


Q3-3. 入試の際に年齢制限(上限)はありますか ?

ありません。


Q3-4. JAISTは博士後期からの編入は可能でしょうか ?

可能です。
毎年数人の学生が後期課程に入学しています。
まずは希望する教官に早めに直接連絡を取ることをお勧めします。


Q3-5. 試験の前に見学に行った方がよいでしょうか ?

学校の様子は、できることなら来て実際に目で確かめた方がよいでしょう。
ただ、見学に来なくても試験で不利になるということはありません。


Q3-6. 見学はどのような手順で行なえばよいでしょうか ?

学生課入試係( nyushi@jaist.ac.jp Tel 0761-51-1995 )へ連絡すれば、 対応の教授、研究室等、斡旋・設定してくれます。 遠慮なく入試係に連絡ください。
わざわざ遠方まで来てくださる学生さんには最大限便宜をはかることになっ ています。

あと 大学説明会や見学会 というのもあります。 今年の日程は次の通り。

大学説明会

 05月15日(土) 東京会場     13:00 受付
 05月20日(木) 仙台会場     13:00 受付
 05月21日(金) 岡山会場     13:00 受付
 05月22日(土) 名古屋会場   13:00 受付
 05月27日(木) 福岡会場     13:00 受付
 05月28日(金) 横浜会場     13:00 受付
 05月29日(土) 大阪会場     13:00 受付
 06月03日(木) 北海道会場   13:00 受付
 06月04日(金) 京都会場     13:00 受付
 06月05日(土) 東京会場     13:00 受付
 06月12日(土) 本学会場     09:00 受付

大学見学会

 06月12日(土) 本学会場     12:30 受付
 08月25日(水) 本学会場     12:30 受付
また、学会の分科会などで見学するのも一つの手でしょう。


Q3-7. 試験は何回でも受けられますか ?

何回でも受けられます。

ただし、飛び級(学部3年生)の方の場合は、 3回目の試験だけしか 受けられません( 受験の際に成績証明を送り事前審査を受ける必要があります )


Q3-8. 小論文とは何ですか ?

願書と一緒に小論文を提出することになってます。 これをネタに面接試験が実施されます。 テーマは 「北陸先端科学技術大学院大学において取り組みたい研究分野・課題について」


Q3-9. 試験はどのようなものですか ?

基本的に面接だけです。

最初の10分でJAISTで自分がやりたい研究について、OHP、黒板、模造紙などを 使って発表します。 次の10分間がそれについての質疑応答で、残りの10分がその他の質問です。 その発表の様子を見て評点するようです。
面接は一人でやります。面接官は4人です。
面接の詳しいことについては、Q3-19 Q3-20を見て下さい。


Q3-10. 調査書の内容は重視されたと思いますか ?

一応提出された書類はすべて合否の判定につながるようですから、 建前としては、調査書など、学部の成績も含まれます。 ただ、ほとんどの場合、あまり比重は高くないようです。

なお、成績は奨学金などあちこちで参照されるそうです。 どれぐらい比重が大きいのかはしりませんけど。


Q3-11. 3回の試験で均等に合格者を出すのでしょうか ?

何回目の試験が合格しやすいとか、そういったことはないようです。
倍率は 3倍程度で、合格辞退者を見越して全部で定員になるぐらいに 調整しているようです。


Q3-12. 実際、10月入学の方はいらっしゃいますか ?

います。

10月入学ですと、他の人と年間スケジュールが変わってきます。 情報の場合、10月に入学して、仮配属、それから、12月に本配属、 同時に副テーマが始まります。 ここからは4月入学の人と一緒です。 ということで、入門コースが受けられないといった事態が生じます。 やはり他の分野から入ってくるのはきついでしょう。
ちなみに、情報の10月入学の場合のスケジュールは 次のようになっています。

  -----------------------------
  修了までの主要行事
    (1)10月       仮配属
    (2)10月-11月  2-1期講義
    (3)12月       研究室配属
    (4)12月-1月   副テーマ実施
    (5)4月-5月	  1-1期講義
    (6)6月-7月	  1-2期講義   (この時期に研究計画書を書く)
    (7)9月        修士研究開始
                     条件: 4分野修得・副テーマ合格・研究計画書合格
    (8)2月        中間発表
    (9)9月        最終試問
  -----------------------------


Q3-13. JAISTの近くに宿泊施設はありますか ?

基本的に JAIST の近くには宿泊施設はありません。 少なくともJAISTから 4,5Km は離れないと 宿泊施設 はありません。 金沢か小松の辺りに泊まることになるでしょう。

しかし、実はJAISTの道向かいにある(歩いて30秒ぐらい) ハイテク交流センター (Tel: 0761-51-0106)に宿泊施設があります。 部屋数はシングル4室、ツイン4室の8室と少ないのですが、予約がとれれば、 ここが一番便利でしょう。 但し,日曜日,祝祭日は休日なので泊れません.

1995年3月当時、石川ハイテク交流センターの茂藤さん曰く

「料金は次の通りです。

        シングル   6400円
        ツイン    11900円  (一人使用の場合は、7900円)
        夕  食     1500円
        朝  食      500円  (JAISTの朝食とほとんど同じとのことです。)

  全室から インターネット にアクセス出来るように配線してあります。
  また、必要に応じては  Xmint 端末を 貸し出し致します。特にツイン
  の部屋は、キッチンセットも備えてあり、長期滞在者に喜ばれています。
  もしかすると、石川県との交渉で 料金が少し安くなるかもしれません。」
また、辰口温泉の旅館では、試験の日などで、ある程度(10人以上か?)の人 数が揃えば、無料でJAISTと旅館の往復をしてくれると思います。


Q3-14. 積雪時、JAIST近辺の交通機関は正常なのでしょうか ?

こちらでは積雪と言ってもせいぜい50cm程度です。 試験当日に雪が降ったとしても、よほどのことがないかぎり大丈夫でしょう。
道路は、バス等多少遅れることがあるかもしれません。 ある程度の積雪だと除雪車が出動して路面を確保してくれます。
JR等の鉄道も、たまに遅れることがあります。
バスや電車で来て遅れたのなら、証明書を発行してもらうなりの対処を してもらえば、何とかなるのではないでしょうか。
小松空港では、ちょっとした雪や風なら定刻通り離発着しているので 驚くほどです。
自家用車で来られる方は少なくともチェーンを常備しておいて下さい。 高速道路等で、チェーン規制が出る事は予想されます。


Q3-15. 面接時の服装はスーツでしょうか ?

スーツが多数派だが、スーツでなくても構わないようです。
それなりにこざっぱりしていれば、何着ていってもかまわないのでは ないでしょうか。 Gパンの人見ましたよ。


Q3-16. 教官と面識があった方が良いのでしょうか ?

前期課程(修士)の入試では、教官と面識のある受験生がいるときは、 公平を保つためその教官は試験委員をはずれることになっています。

後期課程(博士)は指導教官の予定されている教官が試験委員に含まれますから、 当然面識があることになります。 勿論ない場合もありますが、多くの場合、指導予定教官と十分な相談の上 受験しているはずですから...通常は面識があります。

「修士」と「博士」では、入試の条件が異なると理解してください。


Q3-17. 今年度も同じ試験なのでしょうか ?

わかりません。変わるという情報と、同じだろうという情報があります。 どちらを信じるかは、あなたの自由ですが、当方は責任をとれません。


Q3-18. 受験票が届かないのですが、どうしたらよいのでしょうか ?

例年通りだと、受験票が届くのはかなり遅いです。 心配なら直接学生課に問い合わせた方がよいでしょう。


Q3-19. 入学試験の対策は ?

(以下、寄せられたさまざまな意見をほとんどそのまま載せました。)

やりたい分野の本を一冊くらい読んで、それを踏まえて準備するといいと 思います。

文系から来る人は、数学をなにかしら聞かれるようです。 出身学部で常識的なところは、押さえた方がいいでしょう。

OHPを作れる人は、作っていく方が無難だと思います。

面接や小論文は、修士論文を書けるかのテストだと思います。 技術的な知識ということはあまり問うていないような気がします。 (全くではないですよ!!) その辺を意識されて準備されることをお勧めします。

どうせなら,やりたい分野の代表的な論文くらいには目を通しておくべき ではないでしょうか。

個人的には、なまはんかなことを言うよりは、 知らないことを素直に白状する方がましなような気もします。

内容はともかく、後に控える面接(発表?口頭諮問?)も含めて、 綿密なお話作りをしておくのは最低限必要な事ではないでしょうかね。 大事なのは、JAISTで何をするか、ではなくて、 これこれを研究したいからJAISTに来る、という姿勢ではないかと思います。

私は、何もしなかったです。 ま、小論文の話は、色々質問対策はしておきましたが、一般的な事柄ばかりです。 あ、ちなみに、OHPだけで発表しました。 小手先の技術よりも、 自分のやりたい事の大域的な体系をあらかじめ作っておかれる事をお勧めします。 そうしておけば、合格した後で、何をやるかで悩む事も無くなるでしょう。

やりたい事を細かく明確化するのも一つの方法でしょうが、 実際にそのテーマをする事ができるかどうかは、また、別の話です。 そのためにも、あなたの目的を実現するための、2案、3案を考えておく事も 有効ではないでしょうか。

私はろくに準備していかなかったので、 「準備不足だね。」と言われてしまいました。 OHPなり、コピー(5部くらい)なりを用意した方がいいでしょう。


Q3-20. 私の入学体験記

JAISTに入るためには、まず入試です。 通常の大学院入試とはひと味違うJAISTの入試内容 についての問い合わせは数多くあり、その体験談をここにまとめました。

また、入学に関連することとして、 受験のための宿泊試験日10月入学 についての体験談もまとめてあります。


入学試験

1995年当時、岩手大.松田さん曰く

「私は入試でいきなり英語の文章を渡されてびっくりしました。
  FAQのどこにもそのようなことは書いていなかったので、頭の中は「聞いて
  ないよー。」でぐるぐる状態でした。

  (あと好きな言語と嫌いな言語を理由付きで聞かれて)
  (試験場所は東京です。)
  嫌いな言語にアセンブラと答えると、次はレジスタの種類を聞かれ、更にベー
  スレジスタやインデックスレジスタの説明を求められ、ろくに答えられなかっ
  たものでした。(情けない…。)

  私への質問は、全て情報関連のことでした。
  「情報処理試験の勉強をしていれば良かったのに…。」と試験後に後悔しま
  した。(そこで、今はその勉強中です。)」

1995年当時、大阪市立大.上坂さん曰く

「わたしも、英語には驚きました。某NAISTでは英語と数学の口頭試問がある
  と聞いていたのですが、JAISTであるとは・・・
  試験官の方に、「机の上に紙が置いてあると思いますが」と言われたときそ
  の紙は、OHPなどの下になっていてすぐには見つからず、焦りました。
  めくったときには(裏返しになっていたため)、もっと驚きましたけど。内容
  としては新聞のコラムのような内容でした。2文でした。

  あと、質問としては、好きな(プログラム)言語と嫌いな言語を理由付きで聞
  かれました。」

1999年当時、知識.福島さん曰く

  「今年度の受験については調べてないのでわかりませんが、私の時の
    面接は 教官:受験生 = 4:1 で行われました。
    聞かれた内容は『学部で何をやってきたか』と『JAISTで、何を研究
    したいか』がメインだった気がします。
    人によっては学部でやってきた研究について『それにはどんな意味
    があるの?』と、聞かれた人もいたみたいです。(こわいなぁ)
    学部が情報系や数学系だった場合はそれらの分野の口頭試問がある
    のかもしれませんが、私は文系出身だったためかその様なことは聞か
    れませんでした。『パソコンってどのくらい触ったことある?』とか
   『プログラムはできる?』くらいでした。
    試験官となる教授は受験生の出身学科は把握していますが出身大学、
    又は出身学部は知らないそうです。(試験後に教えてもらった。)
    また、新卒か企業派遣かも知らされていないそうで、同じ土俵で闘う
    ことになります。
    飛び級の受験者はわかる様になっているみたいです。
    難しいことですが、受験に際しては事前に『JAISTで行いたい研究』
    について口頭でのディフェンスは完璧に行えるようにしておいた方が
    いいと思います。
    あとは緊張しないことですね。
    質問の答えがわからなくても、発表が時間内に終わらなくてもそれが
    原因で落とされることは少なさそうです(私見ですが。)
    プレゼンには堂々とした態度で望みましょう。」

1994年当時、情報.堀口研.林さん曰く

  「私と同じ大学、学部出身の人は、原稿読み上げ方式でも受かりました。一
    方、知り合いの先生のところの学生さんが去年の1回目を3人受けまして、
    うち1人は全然準備をしていなかったらしいのですが、落ちたそうです。
    あんまりなめてかかると、落ちる可能性が高くなるようですね。
      何をやりたいか、ある程度方向性があって、「修士を終わらせることが
    できそう」と審査員に思わせられれば、受かるでしょうけど。」

1994年当時、情報.岡本研.宇野さん曰く

  「私の場合はあがっていたために予定より早く発表を終え、質疑もそれに合
    わせて早く終りました。(私がその日の最後だったということもあります
     が…)」

1994年当時、情報.高島さん曰く

  「私は、願書を締切前日の5時過ぎに出し(広島からだから、おそらく締切日
    に届いていないはず)、発表の原稿は発表する前日(終ったのは当日:-))に
    ホテルでA4ノート半分くらいにメモ程度を書いて、当然黒板に汚い字を書
    いて発表していると、8分で(確かここで合い図がある)予定の半分しか話
    せず、後は適当にハショリ、質問では、「半順序の定義は?」と聞かれて、
    ゼミでやったにもかかわらず完全にできず、しかも発表の内容がおかしい
    ところを指摘され、「何をやっているのか良く分からない」とまで言われ、
    一般的な質問で「大学時代にやってきたことで自慢できることは?」と聞
    かれて「ありません」と答えた私でもここにいます。
      しかし、「何をやっているのか良く分からない」と言われた時は改めて
    その概要・雰囲気を説明しましたし、「卒論はそれで終り?」と聞かれた
    ら、まだやることを話しまし た。
      「勉強した中で一番面白いと感じたことや、感心したことは?」「大学
    院と企業の研究所はどう違うの? 研究するなら企業でもいいのでは?」な
    どの質問にもすぐに答えました。
      ようするに、JAIST に来て何をやりたいかをある程度(この"ある程度"
    がどの程度か分からないのですが)はっきりさせることだと思います。帰
    りのバスの中で「今読んでる本の表紙の色を聞かれた」と話している人が
    いました。」

1994年当時、材料.五味研.太田さん曰く

  「私は、小論文は1時間で書き上げて、発表用のOHP作りは3時間、発表練習
    は当日の電車の中、で試験に望みました。(だって、社会人は時間が無い
    んだもの)だけど、自分が何をしたいのかのビジョンの組み立ては、かな
    り慎重に行なったつもりです。
      ま、もっとも、実際に入学すると、そんなアイデアは随分前に提案され
    て、実現不可能である為に既に忘れ去られた物であったりする訳ですが。
    その時はその時で又考え直せばいいことですので、とりあえず、現時点で
    のビジョンを明確にしておけば、当日予期せぬ質問が飛び交っても慌てる
    事は無いですよね。
      その為にも、込み入った話を盛り込むのであれば、綿密な知識を集めて
    おかねばならないでしょうし、大きな夢を語るのであれば、それを具現化
    する為のアイデアを見付けておかなくてはならないでしょう。」

1994年当時、情報.奥村研.徳田曰く

  「ハッタリをかますとは、まさにことのこと、という状態でした。小論文は
    夢のようなことが書いてあるし、OHPは出来が情けないので使わなかった
    し、黒板もちょっと書いただけ。あとは身振り手振りでした。さぞ試験官
    の先生方は困ったことでしょう。小論文の説明が終って自分から「あと何
    分残っているのでしょう? もう言うことないのですが」と聞いてしまった
    ぐらいで、8分で発表は終了。
      でも、後の質問は全部それなりに答えました。イジメラレタという感じ
    はしなかったので、それなりに答えていたのだと思います。」

1996年当時、情報.島津研.山田曰く

  「数日間の当直勤務明けだったため、試験直前まで控え室で手書き OHP
    を書いているという状態で受験しました。発表の出来は散々だったと
    思います。
    発表内容について 2,3 の質問を受けた後、簡単で短い英文を提示され
    て訳すように言われ、口頭でゆっくり答えました。その他、『 1から
     n までの和は ?』『1から n の二乗の和は ?』など質問されたり、
   『職業を持っているのに わざわざ JAIST に入学しようとしている理由
    は ?』など尋ねられたことを憶えています。こちらの出身大学・学部
    や職業について試験官の皆さんは承知のようでした。」


受験のための宿泊

1994年当時、情報.佐藤さん曰く

「私は大阪出身ですが、その辺が心配だったので東京で受験しました。旅費
  は東京に行く方がかかりますが、会場までの交通の便などを考えれば東京
  で受験するのもいいかと思います。運よく、13:00ぐらいの試験開始なら
  大阪から日帰りという無茶もできるでしょう。」

1994年当時、情報.高島さん曰く

  「私が受験した時は、学校からホテルの紹介があり、普通に泊まるより若干
    安くしてくれたようです。(相場を知らないので、断言できない。)小松
    というところのホテルがいくつか紹介があり、小松駅からJAIST までの
    Freeの("乗り降り自由"のではなく、"無料の")バスがでます。私は朝一番
    のバスに乗らなくてはいけなくて、その時間だとホテルの朝食が食べれず、
    その日は朝も昼もパンといいう食事でした。
    学校の近くには、鶴来にあると思います。(この間、知り合いの新婚さん
    が来ていたので確かだと思います。)JAIST まで歩いてなら1時間、タクシー
    なら15分・1500円です。 バスで220円+徒歩20分です。しかし、初めてだ
    とどこから坂を登ってよいかわからないと思います。おそらく、小松駅近
    くのホテルに泊まることになると思いますが、ネボーしないようにしましょ
    う。タクシーで来るにも、運ちゃんがどこにJAIST(先端大)があるかまず
    知りません。鶴来駅近くのタクシーはさすがに知っていますが。」


試験日

1996年当時、情報.島津研.山田曰く

  「試験日は、原則的には受験者による指定はできないことになって
    います。
    しかし、試験日に急に勤務が入って受験できなかったということが
    前年度に 2回連続したため、今回は事務の方に相談したところ、
    『都合のいい日を指定してくれればできるだけ応じる』
    というお返事をいただきました
    ( 結局は、勤務のほうを無理矢理調整しましたが )。
    同様の事情のある方は相談してみるといいかもしれません。  」


10月入学

1994年当時、情報.横田研.内川さん曰く

「基本は半年遅れ。中間発表の時期と4月入学者の修論発表の時期は重なる
  ので他の人が忙しい時期に暇になっているという訳でもありません。もっ
  ともその程度は異なるでしょうから、今年度の冬も状況が許す限りスキー
  に行きたいと考えています(笑)。
    研究室配属後、副テーマ終了後に研究を開始する事も、公に研究期間と
  して認められるかどうかは別として事実上は可能ですので、場合によって
  は4月入学者よりも研究期間を有効に使う事ができます。
  ・メリット
    研究室の配属では他の人との競合がほとんど無い。私の場合、教官との
    話合いで決定した。
    (気のせいか)学生課がそれなりに生活等の面で気を使ってくれた。
  ・デメリット
    特に研究室の内容について説明会的なものは無かった。自分の足で調べ
    る。(ひょっとしたらこういうのはデメリットとは言わないのかも知れ
    ん)
    12月配属のためには2-1期で基幹、専門から2科目を必ずとらなければな
    らない。
    寮には入りにくいかも知れない。(もっとも私は今、学生寮にいますが) 
    就職が???(中途採用の場合はあまり関係ない?)
  10月入学については今後どうなるか良く分からない部分もあると思います。
  まあ学部で10月入学を採り入れた所もあるので少なくとも制度としては残っ
  ていくとは思いますが、希望する場合は早めに入試要項を入手する、学生
  課と連絡を取るなどしておくのがよろしいと思います。
    最後に、2-1期で基幹、専門より4分野4科目以上の単位を所得した場合、
  1年半で前期過程を修了するという道もあるそうです。」


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