中村研究員が核酸医薬学会年会で優秀講演者賞を受賞しました。

博士研究員の中村重孝さん が、日本核酸医薬学会年会において、優秀発表者賞(川原賞)を受賞しました。

■受賞年月日
 平成28年11月17日

■論文タイトル
  Photoinduced double duplex formation using ultrafast photo-cross-linker toward for antigene method (光誘起型ダブル2重鎖形成を用いた新規アンチジーン法の開発)

■論文概要
 従来、安定な2本鎖DNAをターゲットとした核酸医薬開発は困難とされていたが、超高速光架橋分子を用いることで光照射により安定なダブル2重鎖形成可能であることを見出した。今までにない新規アンチジーン法を提唱している。

■受賞にあたって一言
  核酸医薬は、分子を標的とした次世代の医薬として注目を集めており、化学、生物、DDS、医学、薬学といった学問の融合研究領域としてもさらなる飛躍が期待されており、その核酸医薬学会でこのような賞を頂いたことに心から感謝いたします。また本研究の遂行にあたりご指導頂きました藤本先生、ならびに共同研究者の先生方、研究室のメンバーに深くお礼申し上げます。