ズミラさん(D2)が2022年度日本化学会北陸地区研究発表会において優秀ポスター賞を受賞

ズミラさんが2022年度日本化学会北陸地区講演会と研究発表会において優秀ポスター賞を受賞しました

■受賞年月日
 令和4年11月16日

■発表者名

ズミラ ハリリ, セティ シダント, 藤本 健造

■発表題目
Development of 3-cyanovinylcarbazole induced ultra-fast photocrosslinking mediated DNA circuits(超高速DNA光架橋反応を用いたユニークなDNA回路開発)

■研究概要
 DNAはナノスケールのバイオ高分子として知られており、過去数十年の間に様々なナノスケールの分子デバイスの構築に利用されてきた。今回、研究室オリジナルの超高速DNA光架橋剤である3-シアノビニルカルバゾールを用いて、光エネルギーによって制御可能な新しいDNA回路の設計に挑戦した。高いDNA架橋率を実現することで、望ましくない複合体を防ぎつつ、高速にDNAの入力順を計算できる様な光誘起メモリ回路の構築に成功した。

■受賞にあたっての一言
  この度は、2022年度日本化学会北陸地区講演会と研究発表会におきまして、このような賞を頂けたことを大変光栄に思います。本研究の遂行にあたり、日頃よりご指導いただいている藤本健造教授にこの場をお借りして心より御礼申し上げます。また、多くのご助言やディスカッションに乗って頂いた藤本研究室の皆様に深く感謝いたします。