小笠原慎治(北海道大学テニュアトラック特任助教)

私は博士課程からこの藤本研究室に加わりました。それまでは物理学を学んでいましたが、様々な知識やスキルを身につけた研究者になりたく、博士課程から分野を生化学へ変更しました。その当時は新たな世界に飛び込むことに何の不安もありませんでしたが、今思えば大胆なことをしたと思います。ただ、分野を変更するにあたり行った所が藤本研究室であったことは大変幸運でした。有機合成や生化学実験は全くの素人である私を歓迎し、熱心に指導してくださいました。DNAやRNAを光で操作する研究内容は非常に興味深く、在学中は昼夜休日を問わず自身の好きな時に好きなだけ研究に没頭しました。それができたのも私のことを思い適切に指導していただきました藤本先生の存在と、何不自由無く研究できる設備が整っている藤本研究室だからこそと思っています。お陰で分野変更したにも関わらず3年で博士号を取得できました。卒業後、理化学研究所基礎科学特別研究員、続く「さきがけ」専任研究員を経て現在は北海道大学で小笠原研究室を運営しています。研究者として今の私があるのは藤本研究室と出会い、藤本先生に指導して頂けたからです。何よりも研究が好き、新しく生化学にチャレンジしたい人は是非藤本研究室で思う存分研究してくだい。

2007年博士後期課程卒業
小笠原慎治
(北海道大学研究創成機構テニュアトラック特任助教)