修論発表会

修論発表審査会が先週行われました。ラボからは3名の学生が発表に臨みました。頂いたコメントを参考にして今後の研究に役立てて欲しいです。筒井もいくつかの発表に参加して勉強になりました。マテリアルサイエンス系の発表は、もちろん白黒はっきりできる類ではありませんが、何かを調べてこう考えたというものと、ある目的に対して何かつくったというスタイルに大別できます。前者のスタイルではどうしても論理が抜けている、あるいは説明しきれていないものが目立ちました。いくつかの仮設のもとに実験を行うと考察もその仮説の枠内に限られがちです。本当に他の可能性はないのか、自分も含めて慎重によく考える習慣をつけたいです。こう考えると本当のことに迫ることが如何に難しいかよくわかります。科学にはまずひっくり返らないのではと感じられるsolidな概念が沢山ありますが、紆余曲折を経てそれらに至る過程は純粋に凄いことだと思います。

巷では新型肺炎のニュースで持ち切りです。ちょっと気になるのが、本当のことはなかなか分からないはずなのに、どうも経済や社会の安定を目的にしていそうな根拠に乏しい報道が多いことです。WHOからのリリースでさえそう感じます。ニュースも論理的に読み解く習慣をつけたいです。

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それから新年あけた休日には他のラボと合同で日帰りスキーなどにも行きました。修論は追い込みの時期に入りました。そして昨日は大手光学機器メーカーに就職した卒業生が訪問してくれました。いろいろと楽しい話を有難う。ますますのご活躍を!

 

 

更新

更新を怠っていました。偏西風の軌道が平年より曲がっているとか気象ニュースでやっていますが、だからでしょうか、昨年末よりいつになく晴れが多い冬です。反対に東京側はしっとりとした冬です。年末年始、あったことを思い出してみます。本郷の東大理学部でセミナーをやらせていただきました。懐かしかったです。それからラボの忘年会もありました。みんなで手料理をもちよるスタイルです。そして、、長く使わせて頂いていた金のスパッタリングターゲット、消耗してついに穴が空き、リニューアルとなりました。KakaoTalk_20200116_095401682-2KakaoTalk_20200116_095401913-1

 

 

 

 

国際シンポ

 

先日、東京理科大での国際シンポジウム、Resonance Bioでポスター発表しました。たくさんの方とdiscussionできてよかったです。

雨の日のつかの間の晴れ間、ラボの窓からはよく虹が見えます!これは先日のものです。白山山頂には雪がみえるようになりました。

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霊峰白山

先日、登ってきました。朝の4時に大学出発です。三度目の登頂ですが、前回まではガスが多く、今回初めて360度が見渡せる絶景でした。立山~北アルプスが綺麗に見えました! さらに遠くには八ヶ岳、南アルプスも。 翠ヶ池(みどりがいけ)は1042年の噴火口と考えられているそうです。水深をご存知の方、教えてほしいです。噴火しませんように、念じながら歩きます。その後、ラボに戻って実験です。実験は三度と言わず、上手くいくまで粘ります。

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そういえばこの時期、夕日も良く見えます(ラボは5Fなので)。数日前の夕日です。you-hi

太平洋のすぐそばで暮らしてたことがあるせいで、海を向いて左手に日が落ちるのは、いまだに慣れません。夕日はどこか切ないですね。あれ?切ない、刹那、音が同じです。語源、関係あるのでしょうか。刹那とは時間の単位でもあり、1/75 secだそうです…

 

From lab window

ラボの窓から花火が見えてます。手取川のでしょうか。もっときれいに見えるんですが、三脚もなく、難しいです。ちょっとピンボケ(R. キャパ)ならぬ、かなりピンボケ。。

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