本人の備忘録に近いメモ書きです.基本的には上に行くほど新しいです.
今年の夏,カナダで開催した国際会議
The 25th Canadian Conference on Computational Geometry (CCCG 2013)
の
会議録の
43ページ〜48ページに詳しく掲載されています.
ハミルトン路がたくさんあるのに,どんな方法で展開しても必ず重なってしまうドームを見つけたところがポイント.
CCCGで発表したときのバージョンでは,ハミルトン路は多項式個しかなかったけど,
最近指数個あるものも見つけました.その原稿は,だいたいもう書けた.
先日不可能物体ぎゃらりぃのKiyoriさんに
「ビンてまり」と大妻コタカの関係を教えてもらったので,大妻女子大学博物館へ見学…のつもりが,閉館してました….残念.
開館日は木曜日・金曜日・土曜日の10:00-16:00だけらしいです.
Webページにもそれらしい記載がなく,行ってみると掲示してあって閉館ってのは,厳しいなぁ.
しかし外の図書館の展示物の中には「ビンてまり」が.またチャンスがあったら行ってみよう.
アルゴリズム研究会で研究発表.今回は「Bumpy Pyramid Folding Problem」という新しい問題の提案と
アルゴリズムの話を.折り紙の話だけど,計算幾何学のある概念がすごくうまくはまってきれいに解けました.
今度折り紙の会議でも発表する予定.
会場は岩手県の花巻温泉.南部鉄器や宮沢賢治が有名なところ.
早速「雨ニモマケズ風ニモマケズ」と書いてある鉄の本と,謎の工芸品をば.
謎の工芸品の名前を店の人に聞いたら「さぁ〜?手毬かな?」とかはっきりせず.
かなり美しい8面体構造だと思うんだけど,どうやって作るのかな.
[追記]知人情報によると,この手毬は「七宝毬」とか「七宝手毬」と言うそうな.
名前で検索すると,作りかたもちらほらと見つかりました.
8面体を一般化できるかな?
宮城県仙台の秋保温泉のホテルに泊まって研究合宿.問題が二つも解けてとても充実してました.
その売店で珍しいパズルが売っていたのでびっくり.
今年の夏にカナダのWaterlooの玩具屋で見つけた「Extra Piece」というパズル.
カナダで売り切れていた一番難しいパズルが,何故か仙台の山の中で売っていました.
なんたる偶然.早速購入.
吉祥寺の地下の300円ショップで見かけたコースター.最初は普通のコースターかと思ったけど,
よーく見るとなんと正9角形.これは珍しいんじゃないかなぁ.少なくとも私は初めて見ました.
いろいろと下心ありで購入.
箱根に足を伸ばして,箱根ガラスの森美術館と
星の王子さまミュージアム.
ガラスの森では,特別展示モザイク美の世界
を再び楽しみました.すばらしい.
星の王子さまミュージアムは,
意外と大人向けで,良かったです.ヨーロッパのイメージがよく出来ていると思います.
ごく近年わかったサン・テグジュペリの最期の様子が印象的でした.
また,パンフレットが5角形のねじり折りになっているのが個人的にはポイント高いです :-)
これはやっぱり手で折っているんだろうか?
知人に教えてもらったキッチュな文房具Varacil.シャープペンのプラモデルなのか,何なのか….
このページによると,
「持ち心地を無視し,デザイン重視の凸凹ボディ.書き心地を無視し,無駄な要素(パズル)を取り入れた機能.
筆記具の本質から外れたシャープペンシルです.」だそうな.誰がこんなもの買うんだ?はい,私です.
東京理科大学の数学体験館が10月2日にオープンしたという
お知らせが,なぜか小包で届く.空けてみると,なんと特製ペンタドロンが入っていました.びっくり.
ちなみにこの体験館は地下1階で,1階と2階は近代科学史料館になっています.
この史料館も,手回し式計算機を実際に体験できたり,小刀で木から削り出した多面体模型などが展示されていて,
とても楽しいところです.また行ってみようっと.
子供のころから,ずぅっと欲しかった魔鏡(Wikipediaによる解説はこれ).
なんと言っても「魔鏡」っていう名前の響きが怪しくて良い.
最近,偶然ネットで売っている店を発見して,ついつい購入.
イギリスの会社ですが,注文してから,ちょうど1週間後に手元に届きました.
でも今日は天気が悪くて実験できないなぁ….
今回のワークショップのからくりは「くわえもの」.最近の「くわえもの」はタバコじゃなくて,楊枝をくわえます.
自分で作ると,仕掛けがよくわかってとても楽しいです.
今回もかなり珍しいパズルをいくつも手に入れました.IPPの交換品をいくつか.また寄木細工のお店にあった「動物を抜いたあとの寄木の残り」という
珍品(?)をいただきました.エッシャーのタイリングみたいで,とても奇麗.
ストライボスさんの持っていた,フルメタルのリンゴも手に入れました.これはボストンのパズルショップで見て以来,ずっと気になっていたので,
とてもうれしい.しかし外れない :-)
([追記] 後日,わりとすぐに外れました.どうも引っかかっていたような.)
また教訓茶碗のフルセットも入手しました.長岡市で作られている十分杯,
沖縄の石垣島で作られている教訓茶碗,
そして平野さんが注文して特別生産した,教訓茶碗・コーヒーカップ版です.コーヒーカップは当時,結局20個くらいしか作れなかったとのことなので,
かなりの珍品かと.
箱根の蕎麦屋の店先に,判じモノの看板がありました.これは簡単だけどなかなか味があってよいです.
小田原駅の中にある,「小田原麺屋通り」の看板.一見普通の看板なんですが,
「焼きそば屋」「カレーうどん屋」「うどん屋」「ラーメン屋」と並ぶ右下,よーく見ると
「当店では国産の米を使用しています」と.そこはセールスポイントとしては,どうなんでしょう.
(ライスもあるじゃんとか,そういう不粋なツッコミは却下.)
パズラボのえぢさんのIPPの交換品である12Diamonds.
菱形12面体を合同な3ピースに分割するパズル.なかなか印象的なフォルムです.私はこういう多面体には目がないので.
もう一つは古い教材「おんぶつ色板」.一つひとつに「上原」とマジックで書いてあるので,
どう考えても…ということで私の所に.もちろんもともと私のじゃないけれど,
なんとなく筆跡に馴染みがあるような.もしかして親戚のかなぁ….
本当に偶然,都内のボードゲーム専門店2件の前を通りかかったので,寄り道して少し買い物.
一件は東京ドームの目の前にあるメビウスゲームズで,
もう一件は高円寺の駅前にあるすごろくや.
「おばけキャッチ」は知人のスペイン人のゲームマニアの推薦.
マニアックな紹介をすると,NPとcoNPの難しさが実感できる(?),なかなか面白いゲーム.某所でもりあがりました.
四面体は実はサイコロ.こんなサイコロあったんだ….本は『ゲーム探険隊』.
東京理科大学で開催された会議に参加.会議の記念品が豪華なのでびっくり.
特にイメージミッション木鏡社のペンタドロンが!
これはうれしい.値引き販売までしているので,いくつか買おうかなぁ.
ずっと欲しいと思っていた京都大学の「素数ものさし」をなぜか群馬で入手.
Uさん,ありがとう!飲み会の席にあったビスコの箱,裏をみると「くるりんぱ」
というだまし絵が描かれていたので,もらってきました.こんなのあるんだ….
8月のIPPで入手したグッズの中でも,お気に入りの2点.同業者に見せてみると,やっぱりだいぶ好評.
Jerry Slocumの交換品は,回すとだいぶびっくりします.今回買うときに聞いてみたら,
これが最後の一つだと言っていたけれど,他の人が同等品を作っていたので,まだ入手の道はあるかな.
もう一つの奇妙なギヤ(?)は,イギリスの某氏のところで見て,ずっと欲しいと思っていたもの.
これも回すとびっくりするし,回していると和みます.今回,IPPで売っているのを見てかなり興奮しました.
こっちはもう入手できないかも.そもそも名前がわからないなぁー.
[追記]都内某所で聞いてみたところ,作者は Oscar で名前は Magic Gears であることがわかりました.
Youtube での動画をもとに
探してみたら,
Shapeways の該当ページで買えることもわかりました.
関連画像もいろいろあって,楽しいです.
計算尺の一種かな?猿の足を二つの数字に合わせると,それを掛け合わせた結果が手の中に書かれているというメカ.
以前某所で見たことがあったのだけど,原理がなかなか興味深いです.
Conestoga Mallというごく普通のモールの小物屋さんの中の,クラシックなブリキのおもちゃの中に発見.しかも4割引!
やや郊外の Chaptersという本屋の前に,新しく Mastermind という大きな玩具店ができていたので,覗いてみたところ,
なかなかの品揃え.すばらしい.ここで Extra Pieceという,「あと一つ詰める」というタイプのパズルのシリーズを発見.
レベルは1〜4.レベル1は1種類で簡単で,見ただけでわかったのでパス.レベル4も1種類で,これは品切れ.残念.
レベル2とレベル3は2種類ずつあったので,これら4つを購入.まだやってないけど,難しいのかな?
カナダのLondonにあるUniversity of Western Ontarioのブックストアで,金属性のフォーチュンクッキーを発見,購入.
なんだかメタリックな感じにぐっときたけれど,どういう状況で使ったらいいのか,イマイチわからない… :-)
クッキーの中にいれる札も,すでに印刷されたものもあれば,自分で書けるものもある.
何度も使えるってところがウリなのか何なのか…??
トロントで,玩具店を満喫.私の探した範囲では,トロントでパズルとかサイエンストイの類を売っている玩具店は今のところ2件.
一つはGame & Hobbyという店で,Webページはないけれど,パズルの品揃えは,なかなかのもの.
Holt Renfrewという超高級デパートの地下から歩いていけるところにあるけれど,見つけるのは大変だと思う.
以前はこのあたりにScience Cityというサイエンストイの専門店があったのに,つぶれてしまったそうで,とても残念.
もう一つは,Mind Gamesというお店で,Eaton Centerの近くにあるWorld's Biggest Bookstoreという大層な名前の
本屋の目の前にあるので,こっちは見つけるのは簡単.今回はルービック・キューブ型のストレスボールと,
回転して文字や数式を作る玩具を購入.ストレスボールは,なんと純正品!おもしろいです.
回転して文字や数式を作る玩具は,最近の研究テーマとちょっと関係があるような,ないような.
上記のWorld's Biggest Bookstoreなどで,面白い本を3冊購入.メモしておくと,
移動時間のすき間をぬって,葉樹林さんにおじゃまして,
よもやま話を.そのときに,私が昨年からeBayなどでずっと探している某パズルが,
Yahooのオークションに出ているという情報を教えてもらいました.早速ホテルで探してみると,なるほど….これは….
他に競争相手もおらず,無事に(格安で)落札できました.やった!!
九州の志賀島でLAシンポジウムに参加.志賀島と言えば金印.
なんとお土産屋で「国宝金印」を売っていたので,買いました.
国宝の金印がこんなに安く買えるなんて :-)
都内のあちこちにていくつかの用事を済ませる.移動しながら御徒町のそばのsciboxで
エッシャーのパラパラ絵本.
2k540でアヒル型のアクリルのduck.
パズル懇話会で「モミの木」,Iwaiさん原案,えぢさん製作のキューブパズル,
Trapezoid Symmetry Puzzleを入手.
さらに細矢先生からサイン入りの「三角形の不思議」をいただきました.
この本は,なんと秋山仁さんとピーター・フランクルさんの二人の推薦文が帯に書かれているという,
いろいろと興味深い本です.先日,ロン・グレアムと,この3人の話で盛り上がったので,その意味でも興味深いです.
中身ももちろん興味深いテーマで,読むのが楽しみ.
東京大学の駒場博物館で特別展
「計算折紙
(コンピューテーショナルオリガミ)のかたち」をやっていたので,見学してきました.
会期は7月20日(土)〜9月23日(月・祝).もう一度くらいチャンスがあれば行ってみるといいかもしれません.
博物館の展示も興味深かったけど,大学の正門前に堂々と出ていた「試験問題買い取ります」という看板もなかなか衝撃的.
教員が自分で持ち込んでも買ってくれるんだろうか?
仙台の文房具屋を見物していたら,「ベルヌーイカーブに基づいたハサミ」の左手用を発見.
これは東大の舘さんが褒めていたハサミなのだけど,左手用はあまり売っておらず,
左利きの私は買いそびれていたので,早速購入.
ついでにペンサイズに収まるコンパスと,
表紙がカッティングマットになっている5mm方眼のノートを購入.
このノートは珍しいなぁ.5mm方眼の紙にはミシン目まで入っていて,まさに私にぴったり.
Ron Grahamといえば,私の中では神様レベルの数学者.
夜,ホテルのロビーをうろついていたら,なんと「ヒマそうなGraham」という,極めて稀な状況に遭遇.
思い切って声をかけて,かれこれ1時間くらい,二人で盛り上がったと思う.
数学の話,パズルの話,ジャグリングの話,手品の話,ガードナーの話,
エルデシュの話,日本の数学者のあの人たちの話などなど.いやー,神様を満喫した :-)
上海の書店や文房具店が並んでいる通りを見つけて,うろついていたら,
文房具屋で「5角形のタイリングパズル」を発見.これはかなりの珍品だと思う.
これはパズルにしても数学教具にしても,マニアックすぎるのでは….Ron Graham にはウケていたけど.
メーカーは拓品(TOPBRAIN)で,
ついているカタログによると「Tangram Series」というパズルのシリーズ.
しかし,これをタングラムというのは,ちょっと強弁だと思う.
けどマニアックで同類の匂いがプンプンするので,個人的には,とってもオッケー.
豫園の周辺のお土産屋は,怪しさ満載.上海の浅草という例えもあるみたいだけれど,当たらずといえども遠からずってところかな?
ここで不可能物体の一つ,入れ子のボールを購入.以前中国のどこかで,白檀のそれを買ったことがあるので,
今回は石製のを.店の人はJadeって言ってました.石ではあるけれど,翡翠とか玉とかいうのとは違うと思う.
あとは象牙製のがあれば完璧(?)だけど,あれは日本に持ち帰れないからなぁー.
日本で狛犬というと「阿吽」なので,一方は口を大きく開けていて,他方は口を閉じているんですが,
こっちの狛犬は口の中に球形の珠が入っていて,動くけど,とれません.
半年ほど前にタイでも同じ形状のものを見たけれど,どういう意味なのかなぁー.
昼休みに大学のそばの巨大ショッピングモールを覗いていたら,ソーマキューブみたいなパズルを発見.似てるけど,ちと違う.
店のおばちゃんのボディランゲージによると,サイコロを振って,出た色のブロックを取り除いて,残ったブロックで立方体を作るという
パズルであるとのこと.中にそれ以外の問題も24問.このパズルの製造は
Puzzle Wood Taleと書いてあるけれど,
中のカタログにはTots Clubと書いてある.
箱の構造とか,いろいろなところが工夫されていて,興味深い.
上海最大の本屋さん「上海書城」にて,安いプラスチックパズルと,ペーパークラフトの本を購入.
パズルは安かったけれど,カラーがビビッドで奇麗です.
ペーパークラフトの本は,アートに近いものですが,いろいろな技法が載っていて,なかなか見応えがあります.読めないけど.
まぁ漢字だからだいたいのところはわかる.
ドロネー三角形分割といえば,ボロノイ図と並んで,計算幾何の基本中の基本です.
会議の懇親会で私の隣に座っていたNikolai Dolbilin氏は,なんと指導教員がドロネー氏だったそうで,
びっくりしました.もっと昔の人かと思っていました.そんなこんなで,
ドロネー氏生誕120周年を記念して2010年に開催された国際会議の
記念品をいただきました.なんとドロネー氏にちなんでドロネーピークと名付けられた山があるそうな.
昼休みにMemorial Universityの購買をひやかしていたら,テトリスのストレスボールを発見.
メーカーはpaladoneと書いてある.
全種類売ってたけれど,意外と高かったので一つだけ一番好きな形を.
ここの地下にはToys Toys Toysという名前の玩具店.
普通の玩具店なのですが,レジ周りにちょっとだけヘンなパズルとか,微妙なものがあって,意外とイケてます.
今回は One Second という名前の懐かしいタイプのパズルを発見して買ってみたら,
もうひとつ Balancing Hook という名前の知らないパズル(手品グッズ?)もあって,こっちもなかなかいい感じでした.
妻と二人で予想以上に盛り上がりました.
途中のトロントの空港内で衝撃的なモノを見ました.なんと加速・減速する「動く歩道」です.
乗る部分はゆっくり動いていて,途中から加速していきます.そして降りるところで減速していきます.
昔,まったく同じアイデアを思い付いて,あちこちで吹聴していたのですが,
ほんとに存在してしかもちゃんと動いているので驚きました.
他の人は気にしてなかったけど,これを実現するのは,すごい技術だと思う.日本では見たことがないなー.
とはいえ,実際に乗ってみると,加速はスムースだけど,減速の方が少し危なっかしい感じがします.
これでは日本では許可されないかもしれない :-)
タイリングに興味のある私は,変わったタイリングをみると写真を撮らずにいられません.
天津大学の中で見たタイリング,一つは六角形が三つつながったものが一つの単位になっていて,ちょっと変わっていました.
もう一つは正方形を五つつないで,さらに凹凸をつけたという,かなり変わったもの.これはかなり珍しいと思う.
展開図にも見えてくる :-)
名古屋駅直結の高島屋に入っている東急ハンズには,国内最大級のサイエンスグッズの店があります.ここは本当にすばらしい,値札のついた博物館.
なんと気に入ったものは,買えるんですから.以前は,ずっと恐竜の足の骨の化石が80万円で売られていたのに,
今回は,それがなくなっていました.どうも売れちゃったみたいだ!それはさておき,ここでは先日京都で見せてもらった,
以下の二つを購入.
入ってすぐのところに,越前和紙で作られた巨大な紙の龍がありました.折り紙じゃないけれど,
造型がすごいなぁと.全部紙っぽく見えるけれど,裏はどうなってるんだろう.
以前からネットで写真をチェックしていて,今回,ぜひとも現物を見たかった前田木地工房の不可能物体たち.
無事に現物をたくさん見ることができて,とてもハッピー.札幌の札幌ファクトリーにある梅鳳堂という店と,
小樽のFINE CRAFTという店に,それぞれ少しずつ置いてありました.じっくりと選んで,
「卵からとれそうでとれないひよこ」と「木の鈴の中に金属の鈴が埋め込んであるキーホルダー」を買いました.
木の細工がすばらしい.特に鈴の方は,どうやって作るのか….謎.
なんとガラス製の知恵の輪を発見.手荒に扱うと割れちゃうかもしれません.そういう難しさが狙いなのかどうなのか….
小樽の大正硝子館にて発見.
ここにはボトルシップとか,音が出る砂時計とか,いろいろと面白いものがありました.
小樽駅のそばでみんなで昼食に向かっていたら,偶然「玩具問屋北村商店」というふるーいたたずまいの店を発見.
いかにも怪しい店だったのでみんなで探索してみたところ,30年くらい前の玩具が山積みで定価で新品で売ってました.
昭和40年代にタイムスリップした感じ.私はInstant Insanityと,その5色版と,謎の六角形のパズルを購入.
前者二つは,オリジナルのInstant Insanityやハナヤマの「時間ドロボー」と同じものだと思うけれど,
どうなのかなぁ.六角形のパズルは,初めて見ました.
東京の浅草にある「サクラ」という名前のメーカーが書いてあるけれど….
今度詳しい人に聞いてみよう.
小樽のヴェネチア美術館の前にある「コーヨー チャンネル・もく」という店で,いくつかあるパズルの中からチョイス.
タングラムや知恵の板の一種だけど,あまり見かけないパターンなので,気になって買ってみました.
問題は101問ついていますが,作者名など一切なし.もしかして店のおじさんのオリジナルかしらん?
6OSMEこと6th Origami Science Math and Educationという折り紙の国際会議の打ち合わせ.
これは秘密会議じゃなくて,幅広く広報した方がいいのだけど,まだオフィシャルなアナウンスは出ていないので,詳細は略.
OrigamiUSAのイベントページや
Robert LangさんのOSMEのページとかに少し情報が出てます.2014年の夏に東京で開催されます.
酔った勢いで日本折紙学会の最新の案内をたくさんもらってきました.北陸で宣伝に励むことにします.
パズル関係の某秘密会議の打ち合わせ.今年の夏は個人的に暑い夏になりそうです.
ついでにJAISTギャラリー用の
パズルを大学の予算で(!)大人買い.なんとなくうれしい.
さらに自分用のパズルも(もちろん自分のお小遣いで)子供買い.自分用に買ったのは,
キャストパズルのデルタと,
パズル業界でちょっと話題になっていた
アーテックのブロック.
それからセールの棚で偶然キナト・EQパズルを発見.
MITで知人が持っているのを見て欲しくて探したけれど,当時見つからなかったもの.
これはうれしい!MITで見たものは白黒だったけど,これは変わった色だなぁ.
トリトの近くの
ガード下のお洒落な一角.TOIQUEで少し遊んでから,
以前葉樹林日記で見かけたガチャに挑戦.猫型のcatをゲット!
とてもお洒落な文具店なのですが,ここで驚きの「眼鏡ふき」を発見.折鶴になってます.
それだけなら,まぁそれで終わりなんですが,
形状記憶の度合いが驚くほど強くて,完全に開いた状態から掌でポンポンとはずませるだけで,
勝手に折鶴に戻ります.これはすごいなぁー.びっくりした.ちょっとした手品に使えます.
折鶴以外にも何種類かあります.
作っているのは100percentという会社だそうです.
最近私が凝っている,タイリングとかマッチングのゲーム.
メーカーはパリにあるUnited Square.
メーカーのサイトにiPhoneなどのアプリもある模様.
日本語のページも用意されてますね.日本でも売ってるのかなぁ.
先日買ったMozaaは,カードが64枚あるのですが,こっちは24枚のタイリングパターンと単色4枚と
ワイルドカード的なカード1枚.色はどちらも4色です.正方形ベースなので,これはまぁ自然な色数かと思われます.
カードのチョイスとかルールのバリエーションが興味深いところ.
絵を見る限りでは,これまた,最近私が凝っている,タイリングとかマッチングのゲーム…だと思う,たぶん.
遊び方がドイツ語しか書いてないので,いずれなんとかしましょう.
めずらしく三角形ベースのタイリングのカードゲーム.枚数は76枚.色は6色.
メーカーはドイツにあるREMEMBER.
reddot Design-Awardという賞を受賞したゲームだそうです.
ルービックキューブを2次元パズルに戻したもの,,,なのかな?
ピースに裏表があるのが難しさのポイントです.たぶん.解が一通りしかないって書いてあります.
開けてみたら紙製で予想以上にデカい!しかも紙から抜かないといけないので,遊ぶのは日本に帰ってからかな.
メーカーはオランダにあるJumbo.
よく見たら小さい字で Concept by Matthijs Hauer と書いてあります.
私はときどき偏執狂じみたジグソーパズルをやりたくなります.例えば「白無地」「ロゼッタストーン」なんてのをやったことがあります.
実は密かに憧れている「別のジグソーパズルのカットラインがちょっとだけずれて印刷されたジグソーパズル」なんてのも
存在だけ知ってます.
そんな私の心をがっつり掴んでくれた「迷路柄のジグソーパズル」.これはひどい(もちろん褒めてます).
ジグソーパズルが完成したら,もちろん迷路を解かないといけませんね.一粒で二度苦しいって感じで,
とても楽しめそう :-)
これも上のeckoloと同じくドイツのメーカーREMEMBER製だそうです.
妻がはまったSmartGameのAqua Belleと,
キャストパズルMetal Teaser IIと,
FLEXを二つ購入.
Aqua BelleはSmartGameらしい面白いパズルで,透明なポリオミノをうまく敷き詰めて,
そこに描かれた◯で悪い魚「だけ」を囲むパズル.
キャストパズルは,ボルトとナットじゃない見慣れない形だったので買ってみたけど,難易度は一番低くて,すぐわかりました.
ちと残念.FLEXはHUCH!&friendsという会社が
2011年に発売したそうです.以前アメリカの某氏と論文になりそうだねーと話していたパズル.いかにも数理の匂いがします.
2種類あって,二つ組み合わせる問題もついているので,もちろん両方購入.
アニメのフィギュアなどが売っているマニアックなお店の中にボードゲームなどが置いてあり,
その中になぜか古い木のパズルが.300円くらいだったので,つい購入.
パズルとしては簡単ですが,木の工作と手触りはなかなかの仕上り.いかにも昔のパズルの現物って感じです.
ピザやケーキをナイフで等分するための定規.
5, 6, 7, 9, 10等分にする定規と,なぜかあえて不平等に8分するための定規がついていて,なんだか面白いので購入.
不平等な8分定規も面白いけど,なぜ10等分と5等分が両方あるのか,とか,考えるとなかなかツッコミ所が満載です.
凱旋門の中のお土産屋でみつけた,凱旋門クリップと,エッフェル塔クリップ.これはお洒落だー.
最近の日本では,変な形のクリップはたくさんありますが,
これはデザインも製作もフランスなので,日本では手に入らないかなぁ….
作っているのはIWASIN.
この会社のお土産には「I was in Paris!」とか書いてあって面白いんですが,クリップにはもちろん書いてない.
MetropolitanのSolferino駅からオルセー美術館に向かう途中に,面白いデザインショップがあるのですが,
そこで見つけたシリコン製のボトルホルダー.これはシリコンに同心円状に切れ目がたくさん入っていて,
ボトルを入れて奇麗に運べるらしい.これもお洒落だー.
これはシリコンなので,鍋敷にもなるし,ボトル以外にも丸いものを運ぶときには重宝するし,なんだかとっても便利そう.
作った会社はSilipopだそうで,これもフランス製.
フランス製品は,やっぱりなんだか違う...
フランスといえば,天空の城(?)モン・サン・ミッシェル.
調べてみると,パリから日帰りでツアーがあったので参加しました.朝7:15に集合して,夜9:20に解散して,
そのままパリからThalysでベルギーまで帰るという強行スケジュールで参加しました.
疲れたけど,予想通りすばらしいところでした.お土産屋さんで私を狙い撃ちしているかのように,
モン・サン・ミッシェル型のクリップを発見.うーむ,これは買わないわけにはいかないなぁ.
オペラ座の中の売店で見かけた,バレリーナ型の照明.全体が,ほぼ紙でできています.
スカートの膨らんだ部分が明るく光っていて,とても幻想的でした.
ジャバラ折りをベースにした,いくつかの折り紙を想起させます.
値段が書いてなかったので,もしかしたら展示品だったのかもしれません.
パレ・ロワイヤルとルーブル美術館の間あたりのギャラリーでアーチンボルドのフィギュア3体を発見.
魚類でできた人間のフィギュアははじめてみたなぁ.
このフィギュア,人間っていうよりは,もはや仮面ライダーに出てくる怪人みたいだ….
本でできている人間はちょっと惹かれます.
だいぶ悩んだけど一体50ユーロは高いかなぁと見送る.
魚類でできた人間のフィギュアは,サクレ・クール聖堂の西にあるギャラリーでも見かけました.
サクレ・クール寺院から西に下ったモンマルトル地区にある,壁を抜けている途中の人.
観光地でもなんでもなさそうな住宅街の壁から出かかってます.意外と地味 :-)
この壁,よーく見ると,男以外にも誰かの「尻」だけちょっと出てます.この尻,誰の?
ボストンのアンティークショップで以前見かけたものと,まったく同じものの新品が三つも並んでいました!
これは美しい.でも値段はボストンのショップの倍くらい.うぐぐ….
折り紙をベースにしたライト.大きさは3種類くらいあって,どれもデカいです.一番大きいので1m以上,小さいのでも80cmくらいかな?
金属性で,がっしりしていて,高級感があります.値段もさることながら,デカくて日本に持ち帰るのはムリです.
金属メッシュで出来た多面体のライトとロウソク立て.ロウソク立ての方は切頂8面体で,なかなかの珍品なのですが,
それよりもライトの方がずっと珍しい形をしています.24面体で,各面はすべて合同な凧型です.
うーむ,こんなの初めてみた.しかし値段もかなりのものなので,私にはさすがに買えないです.
ロンドンでたぶん唯一のパズル専門店
Village Gamesが一押し.
今回買ったものは,
まずLaurie Brokenshireさんお勧めの四角形ベースのピラミッド.これはたった3ピースなのにすごく難しくて,
家族一同ハマリました.そしてアルミのtumbling top.
これは要するにコマですが,捻るとオロイドになるというスグレモノ(?).
そして詰め込みパズル二つ.
またVillage Gamesでは,
たまたまパズルの本の安売りをしていました.「全部5ポンド」という棚の中に,あってはいけない本がチラホラ….
じっくり選んで2冊救済.お店の人には「もしかしてあなた,パズルコレクターね?」とずばり言い当てられました ;-)
Camden Townには他にもクラフトや若者向けのいろんなものがあり,楽しいです.
今回は偶然elementry lampsという店を発見.
薄いプラスチックの同形のピースを使って,いろいろな形のランプを作って売っていました.自作キットも多数あり.
私もいくつか持っているんですが,こういう形で売っているのは初めてみました.なるほどなぁと感心してキットを購入.
ベースとなる形は45年前からあると言っていました.ついていたマニュアルによると,立体の例として,
ピースをそれぞれ5,9,12,15,16,18,20,24,25,27,30,32,40,48,60,80,100,120枚使う例が載っていました.
このピースで作れる多面体の列挙などをすると面白いかもしれません.
ペーパークラフトなどが美しく飾られた店内は,とても魅力的.
ここでは「Turn me round」という本と,
マッチ箱サイズのペーパークラフトをいくつか買いました.
Turn me roundは「上下逆さにすると…」という絵が16枚収録された小冊子.本の中の説明によると,
これは1890年代に出版されたOtto Bromberger氏のDreh' mich um, rund herum!という本を元に
彩色して発行しているそうな.発行元はTOBAR.
葉樹林さんの表紙の絵もこれを使っているそうです.
関西方面の人へのお土産に数冊購入.
店の人の話によると,Juniperは日本の桧と同じだそうな.確かにあの独特の香りがして,いい感じです.
コースターのデザインが再帰的にも見えるし,円板のパッキングにも見えるし,私にぴったり.
日本でいう地下にもいろいろと面白い店がありますが,特に玩具店がお勧め.最近の日本ではあまり見かけなくなった,
ちょっと怪しい玩具がいろいろと売っています.今回はいかにもなイカサマサイコロを購入.手にもった瞬間,
イカサマであることがわかっちゃう楽しいサイコロ :-)
だまし絵で有名なこの絵の本物が,
The National Galleryにありました.
せっかくなので本物をじっくりと堪能させてもらいました.意外と大きかったです.資料によると207cm×209.5cmだとか.
記念に絵はがきと,大判のプリントを購入.
一見するとイギリスのパスポートですが,よく見るとタイトルがPUZZPORTになってます.
そして中身を見ると,なんとパズルの小冊子になってます.これはすばらしい.
家族がロンドンのThe National Galleryの
ミュージアムショップで発見してくれました.日本土産にいくつか購入.関西方面のあの人たちが喜んでくれるかなぁ.
Fortnum & Masonと言えば,日本なら高級な紅茶か,
せいぜいジャムですが,ここ本場イギリスの店では,なぜか玩具や文具なども売っていて,なかなかお洒落です.
そこで偶然見つけた6角形ベースのタイリングのゲームHexago Continuo.ルールはUNOとタイリングを合わせたもので,
同じ色か同じ数字のタイル同士を並べていくというもの.これは私の研究にとても近いので,迷わず購入.
同業者の府立大のU氏も絶対に欲しがるだろうと確信して,
お土産にもう一つ購入.
私は知りませんでしたが,Liberty Londonと言えば,
高級デパートの老舗だそうです.エレベータや店の作りなど,とてもクラシックでゴージャスな店でした.
ここの台所用品売り場を眺めていたら,なんと「Geometry」と書かれたbone chinaを見つけました.
値段も高くないし,デザインもカラフルでお洒落!
製造元はMclaggan Smith Mugsだそうです.
「Geometry」以外にも周期表など,理系心をくすぐるカップがいくつかありました.
Camden Lockを越えたところにある仮装グッズの店で,ルービック・キューブの着ぐるみを見つけました.
しかもなんと純正品っていうところがポイントが高い!しかし購入は迷わず見送りました.さすがに着る機会がないだろうし….
これは今なお悩み中のテトリスのライト.一番下のブロックに電源がついていて,他のブロックを適当に積んでいくと,
順に光ります.ブロックのフレームが電極になっているみたい.
難点は「デカい」「高い」「電圧が日本と違う」というあたりでしょうか.
電圧については簡単に改造できると思うけど,ちとデカくて高いんだよなぁ….
イギリスのコインを眺めていたら,7角形のコインを発見.小さい方が20ペニーで,大きい方が50ペニー.完全に忘れてました.
ロンドンのパズルショップと言えば,Camden Townにある
Village Games.
このあたりで月に一回,パズル関係者のミーティングがあります.
日本で言えばパズル懇話会に相当します.
日程を合わせることができたので,これに参加しました.日本のパズル懇話会の
二次会みたいな感じで,とても楽しく過ごせました.参加者は15人弱ってところで,今回はやや少なめとのこと.
JAISTのPuzzle Galleryの宣伝をして,来年の夏の催し物の宣伝などをしました.
私が持っていったパズルの中では,
組釘「万華」が
一番評判が良かったように思います.
以下,備忘録を兼ねて.David Singmaster氏とは名刺交換をして,数学の話をいろいろと.
会のあと,Donald Bell氏は自宅によばれて,木工の話をいろいろと.
積み木インテリアギャラリーのいたち丸さんの
『多面体木工』の英語版を差し上げたところ,まさにドンピシャで,とても喜んでもらえました.
パズルジャグのコレクターとして有名な人ですが,自宅のパズルのコレクションも相当なものでした.
『究極のパズル』にも写真が載っています.
(せっかくなので,同書に載っているジャグで同じポーズを取ってもらいました.なかなか珍しい写真が撮れました.でもWebには載せない.)
図々しくも数日家族で泊り込んで,パズル三昧で楽しく過ごさせていただきました.
さらに上原家3人にということで,貴重なジャグを三つもいただきました.これは上原家の家宝に決定!
また,ダブりパズルからめぼしいものを譲ってもらいました.
この中ではアレキサンダースターが特に珍しいのではないかと思います.
私は子供の頃,発売当時に買って,さんざん遊んで解法も分かっているので,
先日これをすごーく欲しがっていたS氏に自分のモノをあげてしまいました.
今回手にいれたこれは,当時のオリジナルで,しかも新品未開封です.
うーむ,これは開けちゃいけないかなぁ….
イギリスの西の超田舎にあるThe Puzzle Museumを
管理していることで有名な人です.とにかくパズルのコレクションは果てしなくあります.そしてそのデータベース化も着々と進めています.
以前はJAIST Galleryの設立に関して,いろいろと内密に相談に乗っていただきました.
今回は図々しくも数日家族で泊り込んで,パズル三昧で楽しく過ごさせていただきました.
パズル以外の変なものもたくさん持っていて,どれだけ話していても飽きません.
今回は本を数冊譲ってもらいました.
スペインのアーティストMiguel Berrocalのパズルと言えば,パズルではあるのですが,
もはやアート作品としての色彩が強く高価なので,そうそう触れる機会はありません.
せっかく著名な収集家のところにおじゃまするのだから,そのチャンスを逃す手はあるまいと思い,
図々しくもベロカルをバラして組ませてもらいました.今回はなんと3体が犠牲になりました :-)
どれも趣向が凝らしてあって,3体ともそれぞれに違った特徴があって,さすがだなぁと思いました.
それにしてもベロカルのパズルは重い!
折り紙ともパズルとも多面体ともほとんど関係ないですが,途中で念願のストーンヘンジに少し立ち寄ることができました.
素晴らしい.予想していたよりも,ずっと感動しました.これは多面体パズルか,あるいは不可能物体と言えなくもないかな?
0日目:ブリュッセルからバルセロナ経由でセビリアに気ました.空港からバスに乗って中央駅に出て,地図を見ながら,
たぶん地元のメインストリートと思しき辺りを歩きながらホテルを目指しました.
途中で見かけた,とてつもなくでかい建造物.Metroと書いてあったので地下鉄かと思ったら,
地下はミュージアム,一階はお店,二階は市民の憩の広場といった構造になっていて,とても素敵な所でした.
ホテルの人に後で聞いたら,新しい地元の名物だそうな.周囲にはものすごく古い建物やカフェがあり,
観光客というよりは地元の人がのんびりとすごすところです.途中で見かけたタイリングパターンと,
謎のプレート.謎のプレートは,車止めでした.しかしデザインが幾何っぽくて魅力的.
1日目:ガイドブックを眺めていたら,セビーリャのアルカサルは「アルハンブラの赤い城と並び称される白い城」だそうな.
これは何としても確かめてこないと!午前中早起きして,会議が始まる前の時間を利用して速攻で行ってみました.
天気にも恵まれて,素晴らしい所でした.もっと長時間いたかったなぁ.
アルハンブラは偶像崇拝禁止のイスラム教の城であるのに対して,
アルカサルはキリスト教の城なので,幾何模様はあくまで添え物って感じで,その違いがとても興味深かったです.
アルハンブラには17種類のタイリングが全部あるとのことだけど,アルカサルもかなりいろんな種類のタイリングがあり,
さらに具象的なタイリングも多くて,面白かったです.ここも写真をたくさんとったけど,全部省略.
お土産屋さんで,超割引価格の今年のカレンダーと,
神経衰弱用カードを購入.どちらもタイリング満載です.
さらに神経衰弱用カードはアルハンブラのカードと同じ大きさなので,混ぜてやると効果倍増に違いない!
最終日:午前中に会議が終わり,昼食を食べて解散.セビーリャの大聖堂は世界遺産ということなので,せっかくなので見学.
コロンブスのお墓とか,中に階段がないヒラルダの塔とか,面白いものがいくつもありましたが,
ここではそういうのは全部パスして,備忘録代わりに変なもの二つ.
一つはやっぱりタイリング.この大聖堂や,近くのスペイン広場にも,カラフルなタイリングが満載でした.
記念にマグネットを.カラフルなタイリングマグネット24種類.
もう一つは大聖堂のそばで空中浮遊の大道芸をやっているおっちゃん二人組.
小銭をあげて,近くでよ〜く観察すると,トリックはわかりましたが,
これはなかなか面白いなぁ.
最後の最後に空港に向かう途中,セビリアの中央駅のそばで,1ユーロショップが成長して何でも屋になったみたいな感じの,
いかにも怪しいショップを見かけました.こういういかがわしさは嫌いじゃないです.贋札判別機などの怪しいグッズもある中,
怪しいパズルをいくつか発見.今回はルービックスネークのパチモンを二つ.
一方は普通のスネークを丸くしたもので,名前は百変魔尺.
もう一方は普通のスネークを長くしたもので,名前は蛇型魔方.
普通の長さの蛇型魔方も売ってましたが,これは買わず.
どれも問題図が入っているのですが,蛇型魔方は不精してあって,長いのも短いのも,問題図が同じです.
そんなわけで私が買った長いスネークは,どれも解なし.はは.
正確な住所
Jaume I, 17, BarcelonaをGoogleMapに入れると,場所がわかります.
パズルとボードゲームが半々くらい.キューブ類が意外と充実しています.
相貫体に弱い私も誘惑に負けてSkewb Starの地の白いのを購入.
イギリスの大英博物館に,世界最古のすごろくみたいなボードゲームが展示されているんですが,
その模造品みたいなゲームが売っているのが気になります.美しいけど,ちと高いなぁ….
かなり雰囲気のある民芸品のお店で,パズル・コマ・機械式時計などが所狭しと並んでいます.
旧市街の路地の雰囲気にすごーく合ったお店で,一見するとかなりいかがわしいのですが,
アクセサリーや革の鞄の質も良く,家族も楽しんでいました.ある意味でスペインのバルセロナの
旧市街の雰囲気をすごく満喫できる店だと思います.
四角形の「ねじり折り」にされたコインケースです.とても安いけど,なかなか楽しい感じです.
アルハンブラ宮殿に向かう坂道の途中のお土産屋で購入.
アルハンブラ宮殿のタイリングを模した寄木細工の店がいくつもありました.自分でライセンスを取って作っている店も数件ありますが,
私達はArtesanias Gonzalezという店でいくつか買いました.
作っているところを見ると,日本の寄木と違っているところもあり,似ているところもあり.なかなか興味深かったです.
コースター,お皿,お盆,机といったが多いのですが,貯金箱やチェスボード,バックギャモン,サイコロケースなどもありました.
チェスは,駒が「キリスト教軍」対「イスラム教軍」になっているところが歴史を踏まえていて,とても面白かったです.
カップの周囲は鏡面仕上げで,皿の方に絵が描いてあって,カップに映るとちゃんとした絵になるというカップ.
以前,どこかの本で見かけたことがあったのですが,現物を見て迷わず購入.3種類くらいありましたが,
一番絵の凝ったものを.アルハンブラ宮殿のミュージアムショップで購入.
いわゆる神経衰弱は英語で"Memory game"と言いますが,これ専用のカードがときどき売っています.
なんとアルハンブラ宮殿のタイリングパターンのカードがあったので,購入.全20種類,各タイリング2枚ずつ合計40枚.
これは難しそうだー.どうやって覚えればいいのやら ;-)
アルハンブラ宮殿のミュージアムショップで購入.
アルハンブラ宮殿のDVDの日本語版.これはそのうちじっくりと見ようかと思います.
これもアルハンブラ宮殿のミュージアムショップで購入.
これはアルハンブラ宮殿のミュージアムショップで売っていたボードゲームです.
私はボードゲームは今のところ研究の対象外なので,購入は見送りました.店の人の説明によると,
アルハンブラ宮殿の建物を模した,チェスみたいな戦略型のボードゲームだそうです.
別に「キリスト教軍」対「イスラム教軍」みたいな構図になっているわけではないと思うとのこと.
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Last modified: Fri Dec 24 20:14:43 JST 2010
by Ryuhei Uehara (uehara@jaist.ac.jp) |