「共同専攻」とは、複数の大学が共同して一つの教育課程（カリキュラム）を編成し実施する専攻のことです。この「融合科学共同専攻」では、北陸先端科学技術大学院大学、金沢大学のそれぞれの研究科に、同じ教育課程をもつ専攻を置きます。

融合科学共同専攻では、入学手続を行った大学が本籍大学となります。
北陸先端科学技術大学院大学が実施する入学者選抜試験に合格し、入学手続を行った場合は、北陸先端科学技術大学院大学が本籍大学となります。なお、金沢大学の教育・研究施設（図書館や研究スペースなど）やサービスについても利用することができますが、一部の施設・設備・サービスの利用に制限がある場合があります。

博士前期課程は、北陸先端科学技術大学院大学が10名、金沢大学が14名です。
博士後期課程は、北陸先端科学技術大学院大学が5名、金沢大学が14名です。

授与される学位は、博士前期課程では「修士（融合科学）」、博士後期課程では「博士（融合科学）」、「博士（理学）」又は「博士（工学）」です。なお、学位記は両大学学長の連名により授与されます。

可能ですが、入学手続ができるのはどちらか一方の大学となります。
なお、詳細な受験資格等については、教育支援課入試係にご確認ください。

可能です。
ただし、日本語のみで開講する科目があるため、一定程度の日本語の能力が必要です。
なお、詳細な受験資格等については、教育支援課入試係にご確認ください。

各大学で異なります。試験の詳細については、北陸先端科学技術大学院大学の受験を希望する場合は、教育支援課入試係にご確認ください。

入学後に本籍大学を変更する制度は設けていません。

北陸先端科学技術大学院大学を本籍大学とする学生は、基本的に北陸先端科学技術大学院大学において開講する科目を履修することになります。ただし、修了要件として、金沢大学の科目も履修する必要がありますので、必要に応じて金沢大学のキャンパスに通学することもあります。 なお、複数キャンパスに通学することの負担を軽減するため、別途履修場所の変更や、メディアを利用した遠隔講義配信システムの利用、集中講義形式での開講等を導入しますので、各科目に関する案内にご留意ください。

可能です。融合科学共同専攻では、１人の学生に対し、主任研究指導教員１名を本籍大学から、副主任研究指導教員１名を相手大学から選び、研究指導にあたります。また、それ以外にも、必要に応じて、両大学の教員から、教育研究・学生生活等の指導助言を受けることができます。