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Systems Enginerring Kansei Systems Enginerring Creative Space

システム工学

[要旨]
「システム工学」,223ページ,コロナ社,2002年4月発行

book3
 「全体は部分のたんなる寄せ集めではなく,それ以上のものである」という文は,アリストテレス(B.C.384-302)のものであるとされている。システムについて言及するとき,しばしば引用されることばで,システムの創発特性(emergent property)を示すものである。このように,集まり方の重要性は人類史において古くから認識されてきた。
 要素間の関係に注目した集団の認識の仕方をシステム思考(systems thinking)という。集団が何の集まりであるかという実体的認識ではなく,いかに集まっているかという関係的認識である。システム思考法に基づいた体系的・組織的な問題への接近法をシステムズ・アプローチ(systems approach)という。
 本書はシステム工学のテキストとして書かれたもので,システム科学の方法論とシステム技法を修得し,対象をシステムとして認識する感覚を身につけること,さらには,工学,社会,経済,経営,自然,環境,あるいは知能・知識システムなど,それぞれの分野における各自の研究の進め方を探求することを支援することである。

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