JAIST Nishimoto Laboratory

研究生での入学を希望する皆様へ

  • 現在,当研究室では研究生の受け入れを行っていません.悪しからずご了承下さい.
  • 入試に合格し,正規学生として入学した学生の研究室配属は,言うまでもなく受入れております.

当研究室への配属を希望する皆様へ

  • About Usのページを見て,研究テーマについて概要を知って下さい.
  • さらに詳しく個々のテーマについて知りたい方は,PublicationsのページやResearchのページ(こちらはまだコンテンツが不十分ですが)を見て下さい.
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  • その上で,西本宛にメールを送って,研究内容に関する面談のアポを取って下さい.

最近のできごと

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  • 2023年3月24日(金):Springerから,Systems Design Based on the Benefits of Inconvenience と題された不便益に関する英語の本が出版されました.西本が執筆した第5章 Supporting Human Activities by Obstruction も含まれています. 価格は2万円ちょっと・・・お高いですね(苦笑).
  • 2023年3月24日(金):白山市鶴来総合文化会館クレインで,20203年3月修了生の学位記授与式が挙行されました.西本・高島研では,1名の博士学生と,8名の修士学生が学位を授与されました. また,修士の村尾侑哉君は,優秀修了者賞を授賞されました.おめでとう!これからの新天地での皆さんのご活躍を,心より祈念いたします.

    修士総代の新井君

    博士学位を授与された岩本君

    優秀修了者賞を授賞された村尾君(右から2人目)

    修了生一同(マイナス2名)

  • 2023年3月23日(木)・24日(金):久しぶりで学内での研究室飲み会を開催しました.23日は,年末年始休にスコットランドに行ってきた澤田君からのお土産ウイスキー Ballantine's aged 7 years をいただきました.バランタインらしい,クセの無いまろやかな味わいで大変おいしかったです.人数がいたこともあり,2時間ほどでボトル1本空きました(笑).24日は,3月いっぱいでJAISTから転出される,高島健太郎講師の壮行会&M2の送別会その2を開催しました.大きくメンバーの入れ替わる春ですね.

  • 2023年3月15日(水):博士後期課程学生である魏建寧さんの下記論文が,情報処理学会の論文誌ジャーナル特選論文に選定されました!魏さんの論文は,修士論文をまとめたものも以前特選論文に選定されており,これで2冠です.おめでとう!
    • 魏建寧,西本一志,高島健太郎:文書を読む際に漢字字形再学習を促進する誤字形文字の生成・活用手法,情報処理学会論文誌,Vol.64,No.3,pp.788-797,2023.(情報処理学会論文誌ジャーナル特選論文)
  • 2023年3月13日(月)~15日(水):国士舘大学で,情報処理学会の第202回HCI研究会と第119回GN研究会が開催され,西本・高島研からは8名のM2学生が発表を行いました. この研究会は現地とオンラインのハイブリッド開催でしたが,当研究室はオンラインでの参加となりました. インタラクションでの発表を経て自信がついたか,みんな落ち着いてよい発表をしていたと思います. これにてM2の皆さんの研究室活動はすべて終了です.お疲れさまでした.

    村尾君@GN119</p>

    濱口君@GN119

    増田君@GN119

    澤田君@GN119

    吉松君@HCI202

    佐藤君@HCI202

    新井君@HCI202

    劉君@HCI202

    発表した論文のリストは以下の通りです.

    • 村尾侑哉,髙宗 楓,高島健太郎,西本一志:所属集団内の互尊的関係性を醸成する尊敬情報伝播システム,情緒研報,Vol.2023-GN-119,No.3, pp.1-8,2023.
    • 濵口泰成 , 高島健太郎 , 西本一志:複数議題並行会議が消極的な議論参加者の心理的安全性に与える影響,Vol.2023-GN-119,No.5,pp.1-8,2023.
    • 増田慶士郎 , 高島健太郎 , 西本一志:多様な視聴者ニーズに応えるための配信型音楽ライブのCGM化の検討,Vol.2023-GN-119,No.9,pp.1-8.2023.
    • 澤田健太郎 , 高島健太郎 , 西本一志:網羅性の高い現場メモ作成のためのフィールドワーク支援システム,Vol.2023-GN-119,No.12,pp.1-8.2023.
    • 吉松駿平 , 高島健太郎 , 西本一志:エージェント化プロトタイプとの対話を利用したユーザテスト手法の検討,Vol.2023-HCI-202.No.39, pp.1-8,2023.
    • 佐藤健登 , 高島健太郎 , 西本一志:文章の全体構成に配意するよう仕向ける文章作成ツール,Vol.2023-HCI-202.No.41,pp.1-8,2023.
    • 新井郷史 , 高島健太郎 , 西本一志:ピアノ伴奏つき独奏における伴奏ミスへの対処訓練支援システム,Vol.2023-HCI-202.No.42,pp.1-7,2023.
    • 劉 俊 , 高宗 楓 , 高島 健太郎 , 西本 一志:先延ばし行動改善への心理的リアクタンスの活用可能性に関する検討,Vol.2023-HCI-202.No.53,pp.1-6,2023.
  • 2023年3月8日(水)~10日(金):一橋講堂で2019年以来4年ぶりで現地対面開催された,情報処理学会インタラクション2023シンポジウムに参加し,9件の発表を行いました. 770名以上の参加があり,過去最多の参加者数となったようです.今年のインタラクティブ発表は4時間もあり,非常に長丁場の疲れる説明を余儀なくされました. しかし,多くの見学者の方々と熱いディスカッションができたので,心地よい疲れだったのではないかと思います.発表者のM2の皆さん,お疲れさまでした. 西本も十数年ぶりで発表し(代理ですが),疲労困憊しました(苦笑).

    村尾侑哉君

    オフィスわらし

    柴田有紀奈さん(西本代理発表)

    音の心理的影響と作業効率の相関

    吉松駿平君

    プロトタイプのエージェント化

    佐藤健登君

    ReConformation Editor

    澤田健太郎君

    Blurt Memo

    新井郷史君

    ArteMiss

    LIU, Jun君

    心理的リアクタンスによる先延ばし改善

    増田慶士郎君

    YouSubcon!

    濱口泰成君(西本代理発表)

    MessOnChat(高島・西本代理発表)

    今回のインタラクションでの発表は,以下の通りです:

    • 村尾侑哉,髙宗 楓,高島健太郎,西本一志:オフィスわらし:互尊的関係性を醸成するためのロボットを介した尊敬情報伝播システム,インタラクション2023論文集,1A-03,pp.117-122,2023.(プレミアム採択)
    • 柴田有紀奈,高島健太郎,西本一志:多様な音環境による心理的影響と作業パフォーマンスへの影響の関連性,インタラクション2023論文集,1P-59,pp.378-383,2023.
    • 吉松駿平,高島健太郎,西本一志:ユーザテストにおけるエージェント化プロトタイプとの対話を利用したユーザ体験調査手法の提案,インタラクション2023論文集,1P-64,pp.398-403,2023.
    • 佐藤健登,高島健太郎,西本一志:ReConformation Editor:部分と全体の視点の切り替えを促す文章作成ツールの提案及び実装,インタラクション2023論文集,2A-07,pp.482-485,2023.
    • 澤田健太郎,西本一志,高島健太郎:BlurtMemo:フィールドワークにおける 網羅性の高い現場メモの作成を支援するシステムの提案,インタラクション2023論文集,2B-30,pp.597-602,2023.
    • 新井郷史,高島健太郎,西本一志:ArteMiss:二重奏のリハーサルにおける非常事態訓練のためのミス伴奏生成システム,インタラクション2023論文集,2B-44,pp.652-655,2023.
    • LIU Jun,高宗 楓,高島健太郎,西本一志:心理的リアクタンスを活用した先延ばし行動改善手法の実現に向けた基礎的調査,インタラクション2023論文集,2P-68,pp.767-771,2023.
    • 増田慶士郎,高島健太郎,西本一志:YouSubcon!(ユーさぶこん!):配信型音楽ライブのCGM化に関する研究,インタラクション2023論文集,3B-31,pp.902-907,2023.
    • 濵口泰成,高島健太郎,西本一志:消極的な人の心理的安全性を担保するための複数議題並行会議システムMessOnChatの提案.3B-35,pp.917-920,2023.
  • 2023年2月28日(火):京都先端科学大学の川上浩司教授をお招きして,協生AI×デザインリサーチコアのセミナを開催しました.講演題目は「第二次ブームのAI研究から不便益に基づくデザイン研究へ」です. もともとバリバリのAI研究者だった川上先生が,なぜ,どのようにして「不便益」というAIの対極にあるような研究分野にはまっていったのかを赤裸々に語っていただきました. 人は何もしなくて良いという「自動化指向」から,人に多くのことをやらせる「手間ひま指向」へ.大変興味深いご講演でした.どうもありがとうございました.

  • 2023年2月22日(水):社会人ドクター学生である岩本拓也君が感性工学会に投稿し採録となった論文が,早期公開制度でオンライン公開されました. こちらのサイトからアクセス可能です.
    • 岩本拓也,西本一志:商品販促を目的とする自己推薦ロボットの感情表現を構成する各要素情報が感情認識に与える影響,日本感性工学会論文誌,Vol. 22, No. 2, 2023.(早期公開)
    商品をロボット化して自分自身を来客に売り込む「自己推薦ロボット」において,話す内容と声色,動きのどの要素が人の感情認識に一番影響を与えるのかを検証した論文です. いわば,自己推薦ロボットにおけるメラービアンの法則の研究です.興味があればぜひご一読を.
  • 2023年2月20日(月):M2の送別会を,井口にある居酒屋「おびし」さんで開催しました.こちらのお店は,社会人ドクターである岩本拓也君の実家でもあり,これまでにも多くのJAIST学生がお世話になってきたお店です. とても美味しい盛りだくさんのお料理を,驚くべき低価格でご提供いただきました.本当にありがとうございました.おかげで,3年ぶりの宴会を心から楽しむことができました. それにしても学生の皆さん,お酒を飲まないねえ・・・(苦笑).

  • 2023年2月17日(金)・21日(火)・22日(水):2023年3月修了生の卒業記念写真撮影会を行いました.M2が全員集合できる日が無かったので, 3回に分けて撮影会を行いました.それでもまだ一人足りないので,あと1回撮影を行う予定です(笑).

  • 2023年2月13日(月):高島研・西本研のM2学生8名の最終審査が行われ,全員無事合格の判定をいただきました.これでまずは一安心です. が,この後まだインタラクションと研究会での発表が控えています.まだまだ力を脱かないように.

    増田君@高島研

    吉松君@高島研

    新井君

    佐藤君

    柴田さん

    濱口君

    村尾君

    劉君

  • 2023年2月4日(土):立春のこの日,社会人ドクター学生である岩本拓也君の公聴会が東京サテライトで開催されました. この博士論文は,岩本君が修士時代に推進した近距離恋愛支援システムや,現在の職場であるサイバーエージェントで行ったロボット婚活支援と自己推薦ロボットによる販促支援の取り組みを統合して, 互恵的関係性を築くための対面での情緒的コミュニケーションを支援するメディアに関する研究としてまとめたものです. 質疑応答もそつなくこなし,「立春大吉」の結果となりました.長い時間がかかりましたが,無事に成果を出すことができてよかったです.お疲れさまでした.

  • 2023年1月17日(火):ここ数年恒例となっている,富山県立大学での出張講義を行いました.講義のタイトルは,「創造的活動の支援技術 ~知的活動支援への非常識的なアプローチ~」です. まだ卒業研究に着手していない学部2年生を対象に邪道な研究アプローチをお勧めする,不埒な講義を行いました.何人か,たぶらかされてくれないかとひそかに期待しています.

    富山県立大から見える剣岳と立山連峰

    帰宅途上で偶然見かけた幻日現象

  • 2023年1月16日(月):石垣島会場とオンライン会場とでハイブリッド開催された,情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会第201回研究会で,D4の魏さんが以下の発表を行いました.
    • 魏建寧,高島健太郎,西本一志:漢字再学習を支援する誤字形文字生成・活用手法SwaPSの日本語話者における有用性の検証,情処研報,Vol.2023-HCI-201, No. 1, pp.1-7, 2023.
    内容は,文書を読むだけで漢字健忘問題を解決できるSwaPS手法が,日本人にも有用であることを実証した研究です.
  • 2023年1月13日(金):西本研と高島研のM2学生全員,9名が投稿していた,インタラクション2023のインタラクティブ発表の採否通知が届き,無事全員の論文が採択となりました. 公序良俗に反するような論文は無かったということですね.良かった.なお,9件中,プレミアム採択は1件でした.
  • 2023年1月8日(日):新年早々の朗報です.社会人ドクターの岩本拓也君が感性工学会に投稿していた以下の論文がめでたく採録となりました.
    • 岩本拓也,西本一志:商品販促を目的とする自己推薦ロボットの感情表現を構成する各要素情報が感情認識に与える影響,日本感性工学会論文誌,Vol. 22, No. 2, 2023.(採録決定)
    商品に単純な駆動系を付加してロボット化することで自分自身を来客に売り込む「自己推薦ロボット」の動作・発話内容・声色のそれぞれが,客による感情認識にどの程度の影響を与えるかを評価検証した結果を報告しています. これで岩本君は学位取得のための要件を十二分に満たしました.万全の態勢で2月4日の公聴会に臨みます.