JAIST Nishimoto Laboratory

研究生での入学を希望する皆様へ

  • 現在,当研究室では研究生の受け入れを行っていません.悪しからずご了承下さい.
  • 入試に合格し,正規学生として入学した学生の研究室配属は,言うまでもなく受入れております.

当研究室への配属を希望する皆様へ

  • 当研究室では人工知能(AI)技術に関する研究は行っておりません.機械学習などの研究を行いたい方は,他研究室をご検討ください.
  • 当研究室の研究対象は「人間」です.「計算機」ではありません.興味のある方は,まずはAbout Usのページを見て,研究テーマについて概要を知って下さい.
  • さらに詳しく個々のテーマについて知りたい方は,PublicationsのページやResearchのページ(こちらはまだコンテンツが不十分ですが)を見て下さい.
  • 研究室に入りたいなと思ったら,To Applicantsのページを見て,配属学生に求めることや,研究室の活動について知って下さい.
  • その上で,西本宛にメールを送って,研究内容に関する面談のアポを取って下さい.

最近のできごと

Accessed 164851 times since November 16, 2009.
  • 2024年11月29日(金):はこだて未来大学の角康之教授にお招きいただき,「人工知能とメディア」の講義の1コマで「人工知能の時代における人の知的活動支援」と題した講演を西本が行いました. 生成AIの性能が急速に向上し,分野によっては博士課程学生レベルの知識を有するようになっていると言われる現在,人はどのように人工知能と協生していくべきか, その中で重要となる創造活動をどのように支援していくべきかについて議論する内容でした. ちょっとややこしい内容を高速にしゃべりまくったので,どこまで伝わったかがちょっと不安ではあります. 要するに言いたかったことは「安易に支援技術の研究をやったらまずいことがおきますよ」ということです.

  • 2024年11月25日(月):岩手県立大学の小倉加奈代講師にお招きいただき,「応用心理学」の講義の1コマで「妨害要因や不便さなどを用いた知的活動支援」と題した講演を西本が行いました. 表向きの題目はこの通りだったのですが,実際の題目は「知的活動支援研究の非常識なアプローチ」というもので, 普通に考えるととんでもなく思えるようなテーマでも立派に研究になるし,その方が面白い研究ができるんだよ,というある種の洗脳活動のような講義内容です(笑). 小倉先生から送っていただいた受講生たちからの感想を見ていると,結構な数の学生さんがまんまと洗脳された様子が見て取れました. みなさん,ぜひユニークな研究をしてください.期待しています.

  • 2024年11月7日(木):毎週の定例ゼミ終了後に,研究室有志で軽い飲み会を開催しました.たわいもない話をしながら,リラックスしたひと時を楽しみました. この先,いよいよ実験が佳境に入っていきますし,インタラクションや研究会,修士論文などの論文〆切が押し寄せてきます. 今のうちに英気を養っておいてください.それにしても今のメンバーは,食べられる物のandをとるのが難しいなあ(笑).

  • 2024年11月5日(火):情報処理学会の論文誌に投稿していた以下の2件の論文が採録になりました.
    • 小林美咲,西本一志:スマートフォンの背面での控えめな意思表示によるファビング問題緩和手法,情報処理学会論文誌,Vol.66, No.2, 2025.(採録決定)
    • 堀江 歩,西本一志:カラオケの音楽的行為特性に基づく伴奏用楽器のデザイン,情報処理学会論文誌,Vol.66, No.2, 2025.(採録決定)
    2024年3月に博士前期課程を修了した小林さんと堀江君の修士論文研究をまとめ直した内容です.
  • 2024年11月1日(金):JAIST図書館が運営しているJAIST Repositoryからの10月中の論文ダウンロード数が7997件となり,飲酒ブレスト論文による瞬間最大風速を除いて過去最高となりました.8000件目前です. 個別に見ると,2023年3月修了の柴田有紀奈さんによるインタラクション発表論文がコンスタントに大量ダウンロードされ続けていて,全学的に最もダウンロードされている論文となっています. その他には,2024年3月修了の野尻実玖さんのChatGPTとの同棲体験論文も人気があります.
  • 2024年10月15日(火):当研究室の修了生で,2023年3月に博士(知識科学)の学位を取得した岩本拓也君が,この日の朝のNHKニュースに登場しました.近年,企業において博士号を持つ人材の採用が活発になりつつあるということで,博士号保有者が企業においてどのように活躍しているかの一例として岩本君の仕事が紹介されました.これから博士号取得者の採用がどんどん進むと良いなと思います.企業の皆さん,よろしくお願いいたします.

  • 2024年10月12日(土)~14日(月):東京大学本郷キャンパスで開催された「日本認知科学会第41回大会」に,D3の高宗楓さんとM2の森順平君が参加し,以下の通り髙宗さんは登壇発表を,森君はポスター発表を行いました.
    • 高宗 楓,西本一志:ジェスチャの追加提示による属性フレーミング効果への影響,日本認知科学会第41回大会発表論文集,O-5-3A,pp.67-70, 2024.
    • 森 順平,髙宗 楓,西本一志:誤情報の活用によるRetrospective Think Aloud法改良の試み,日本認知科学会第41回大会発表論文集,P-3-5,pp.639-642, 2024.

    髙宗さん登壇発表

    森君ポスター発表

  • 2024年10月7日(月):2024年10月入学生を対象としたオリエンテーションの企画のひとつとして,恒例のストロータワー実習を実施しました.入学したばかりであまり面識の無い新入生たちがグループを組み,共同でストローを使った塔を構築し,その高さを競い合うというイベントです.共同作業実習を通じて,コミュニケーションの重要さを学び,互いに親睦を深め仲間を作ることを目的としています.今年もなかなかの力わざ作品が誕生しました(笑).
  • 2024年10月2日(水):昨年の9月に博士(知識科学)の学位を取得して卒業した魏建寧さんが,学振の特別研究員(RPD)として当研究室に復帰しました.これから3年間の予定で妨害要素や不便さなどを活用した再学習の支援技術研究に取り組む予定です. 魏さんは2010年10月入学ですので,かれこれ14年のお付き合いとなります.
  • 2024年9月27日(金):コロナ前に実施していた研究室合宿の代わりに,昨年からは日帰りの研究室遠足を実施しています.今年の遠足は,JAISTからすぐ近くにあるアドベンチャーガーデン能美に出かけ,バーベキューとフィールドアスレチックを楽しみました.バーベキューでは学生が2チームに分かれて炭火の着火スピードを競いましたが,1時間経ってもどちらのチームも火がつかず,このままでは焼肉にありつけないのでやむなく西本が手を出して着火. なんとか時間内に食事することができました.バーベキューのあとは,フィールドアスレチック.2つのレベルがあるうちの上級レベルを選択しました.上級と言っても,10歳以上という設定なので楽勝だろうと高をくくっていたら,これが大甘の想定. めっちゃくちゃにハードなコースで,9人中3人(西本を含む)が途中でリタイア.運動不足の人間がいきなり挑むものではありませんでした.開始前は「アスレチックの後にバーベキューが良かったなあ」とかうそぶいておりましたが, 先にアスレチックをやっていたら食欲ゼロになっていたと思います.ここまで本格的とは想像もしませんでした.でも,かなり楽しかったです.引率してくださった指導員のホリホリさん,どうもありがとうございました. 今後挑戦される方,事前に体力づくりしてから臨みましょう.

    到着直後の元気なメンバー

    火起こしチーム1:火が着かない

    火起こしチーム2:焚きつけだけが炎上

    バーベキューにありつけた

    アスレチックをなめ切っている挑戦前

    ねじれた縄梯子の上はバランスがとれない

    吊り輪に順に足を通すのが至難の業

    腕力が無い状態でのボルダリングは地獄

    17mの高所からジャンプして降下

    挑戦後の疲労困憊状態 with 指導員のホリホリさん

  • 2024年9月19日(木):この日のゼミで,病気のため欠席していたM1下田君の夏季課題発表を行いました.アポロ11号のアームストロング船長の名言のような研究になるか.

    下田君

  • 2024年9月10日(火):恒例となっている,M1の夏季課題(研究計画書第0版作成&関連文献10本の調査)発表会を開催しました.本当は5人の発表を予定していたのですが,事情で2人が欠席し,3人の発表となりました. 欠席の2名は,後日改めて発表の予定です.さて,これでようやく修士論文研究のスタート地点に立ったということになります.これからの1年半で,面白い成果を挙げることを期待していますよ.

    嶋田君

    宮本さん

    小平君

  • 2024年9月5日(木):2023年4月入学の修士課程学生を対象とした修士論文の中間発表会が開催され,当研究室の4名のM2学生が発表に臨みました. 直前に発表練習を重ねた甲斐もあって,まずまず良い発表になったのではないかと思います. 発表者の皆さん,お疲れ様でした. で,毎年同じことを言っていますが,この発表会が終わると一時的に気が抜けた状態になり,気がついたら10月半ばになっていて何も進捗していないという状況にしばしば陥ります. ぜひ今年こそはそうならないようにしてほしいと思います.

    佐々木君

    藤澤さん

    森君

    山口君