第8回知識科学シンポジウム

「知識を数理する」

主催
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科
日時
平成18年3月18日(土)9:30-16:30
場所
学術総合センター (東京都千代田区一ツ橋 2 ー1ー2)
参加費
無料(但し、定員になり次第締め切り)

趣旨

知識科学研究科は「知識」をテーマとして設立された世界で初めての研究・教育機関です。社会科学的観点から組織における知識の形成と伝達過程を研究したり、 認知科学的視点からグループでの意思決定を調べてグループウェアなど知識創造を支援する情報システムを構築したり、 複雑系や遺伝子情報の研究を通して知の本質を解明しようとしています。

知識科学の一つの重要な使命は、知識の形成と伝達という主観的・直感的なプロセスを、 客観的・合理的にモデル化することです。知識科学研究科では、社会科学、認知科学、情報科学など、多様な方向からこの重要な課題に取り組んでいます。 今後はさらに数理科学的アプローチを取り入れ、知識創造という非論理的なことがらを論理的に取り扱うことにより、知識科学を豊かにしていきたいと考えています。

「知識を数理する」と題した本シンポジウムでは、科学と社会における数理的思考力の重要性について、有識者をお招きして議論を深めたいと考えています。 多くの理数系学生の皆様の参加を期待しています。

知識科学研究科長・教授 中森義輝

プログラム

9:15-9:30    受付  
9:30-9:35   開会の挨拶 中森義輝 ( 北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科教授)
9:35-10:35

講演1

 数理思考をどう育て伸ばすか?
〜科学技術と人材〜 >>概要

甘利俊一 (理化学研究所 脳科学総合研究センター センター長)


10:35-11:35

講演2

 数理リテラシーは何故必要か?
〜日本の現状とアメリカ産業界の取り組み〜  >>概要

西村和雄 (京都大学経済研究所 教授)


11:35-13:30


昼食

ポスターセッション  
知識科学研究科研究室紹介 (別室)

13:30-14:30

講演3

 なぜ科学リテラシーか?
〜メディアから見た科学と社会の接点〜 >>概要

辻 篤子 (朝日新聞論説委員、 科学ジャーナリスト)


14:30-14:40


休憩

   
14:40-15:20

講演4

 生命と数理 〜暗黙知と形式知のはざま〜 >>概要
小長谷 明彦 (理化学研究所 ゲノム科学総合研究センター  ゲノム情報先端技術研究グループ プロジェクトディレクター)


15:20-16:30

パネル討論・ まとめ
知識を数理する
〜理工系学生へのメッセージ〜

モデレータ: 本多卓也 (北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科 教授)

パネリスト: 中森義輝, 辻篤子, 小長谷明彦

参加申し込み

第8回知識科学シンポジウムは無事終了いたしました。多数のご参加まことにありがとうございます。

問い合わせ

第8回知識シンポジウムに関するお問い合わせは以下までお願いします。

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