情報統合型物質・材料開発イニシアティブ

革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)

Past event: World Polyolefin Congress 2015 (Nov. 23-27, 2015, Tokyo, Japan)

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2017.05.26 by Bulbul Mairaポリマーにナノ粒子を分散させたポリマーナノコンポジットは、ナノ粒子の添加による飛躍的な物性改質や機能性の付与の観点から注目を集めている材料です。高性能なナノコンポジットを開発するに当っての前提条件はナノ粒子の均一な分散ですが、元来凝集性の強いナノ粒子を疎水的なポリオレフィンに高い充填率で分散可能な技術は存在しませんでした。我々は、ポリオレフィンの重合粉末の細孔中に無機ナノ粒子前駆体を閉じ込め、これをナノ粒子にその場変換する技術を用いて、この問題を解決することに成功しました。得られたポリプロピレン/酸化物ナノコンポジットは、高充填率での均一分散によって、従来材料と比較して極めて優れた機械的特性、誘電特性、熱伝導率を示します。

2017.04.13 by 谷池 俊明 Toshiaki Taniikeハイスループット実験は、新しい材料の探索から複雑な材料の構造性能相関を研究するためのデータベース取得において極めて強力な手段です。本研究では、開発した並列合成装置を用いてZiegler-Natta触媒担体のハイスループット合成を世界で初めて実現しました。従来のガラス器具を用いた逐次実験と遜色ない合成精度と形態制御を兼ね備えたまま、24連の並列合成が可能です。種々の構造制御剤の探索を通して、多様な構造を有する重合触媒担体のライブラリ構築に成功しました。これは、今後の触媒ライブラリの構築や構造性能相関研究につながる重要な進展です。

2017.01.10 by Anh T.N. Dao規格外の靭性を有するクモ糸は、昨今、産業用構造材料として大きな注目を集めていますが、タンパク質の高温・高湿度環境への脆弱性が産業応用に向けた最大の障壁となっています。我々は、人工クモ糸の高温での劣化挙動を系統的に検討し、多面的な分析と相関係数に基づく解析によって、酸化を主体とする劣化機構を初めて明らかにしました。人工クモ糸の材料寿命の確保に当たって極めて有用な知見です。

2016.12.26 by 谷池 俊明 Toshiaki Taniike近年、酸化グラフェンシートを積層したラミネート膜が水のみを選択的に透過させるという報告がされました。私たちは、グラフェンラミネート膜の透過性における化学選択性が、マロン酸エステルなどによる少量の化学変性によって劇的に変化するという事実を初めて見出しました。グラフェンの修飾は化学選択性の自在設計に有効な手段です。

2015.12.08 by 谷池 俊明 Toshiaki Taniike独自に改良した多目的並列反応装置を用いて、オレフィン重合触媒の担体を24並列合成することに成功しました。良好な形態制御と高い再現性を具備したスクリーニング研究が可能です。