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設立の趣旨

日本の危機として、情報処理分野における人材問題が深刻化しています。

理論に対して造詣の深い実践力と応用力に富む骨太の人材

企業のソフトウェア開発現場における指導的人材には、問題発見・定義能力及び解決能力にすぐれ、デザイン力、分析力、論理的構築力、現実適応力、プロジェクト遂行力を有することが求められています。
このような認識の下で、国内では、ソフトウェア技術者育成プログラムが種々遂行されています。しかしながら、これまでのプログラムはいずれも学部、あるいは修士相当レベルです。

世界に伍して日本が勝ち残っていくためには、開発現場の有するソフトウェア開発の諸問題を解決するために、率先して最先端の研究成果を創意工夫を経て導入し、技術イノベーションを実現することのできる、博士相当レベルの人材が必要です。

この趣旨のもと、理論に対して造詣の深い、実践力と応用力に富む骨太の人材群を育成すべく、北陸先端科学技術大学院大学(学長・片山卓也、石川県能美市)と国立情報学研究所(所長・坂内正夫、東京都千代田区)が連携し、本コースを開設しました。