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目指す人材像

企業の開発現場からの要請をみたす指導的人材を育成するためには、「理論に対して造詣の深い、実践力と応用力に富む、骨太の人材」を育成する必要があります。以下のような知識と能力が必要です。

ソフトウェア工学に関する理論を熟知し、
かつその理論を実現する技術現状をよく理解していること

北陸先端大や国立情報学研究所の充実したカリキュラムと教育スタッフを有する組織によりこれを実施します。

開発現場における問題を抽象し、関連する適切な理論や技術に照合する
ことにより、適切なソリューションを定義できる能力を有すること
また、そのソリューションを生産の場で実現する計画力を有すること

理論と実践をスパイラル状に組み合わせることにより、体得させます。企業と協力して設計した実問題をPBLやシステム製作を通じて実施することにより、この課題に対応します。

技術イノベーションへの対応力を有すること

新しい技術の展開は、新しい理論の出現によってなされる場合が多くあります。ある理論の新しい応用分野への適用、新しい原理や原則の発見による技術革新などの源泉は情報科学の理論体系にあります。

技術イノベーション(変革力)を自ら実施できること

知識が豊富であることと、新しい技術に迅速に対応できるだけでは世界に伍して競争しうる指導的人材にいたりません。新しい理論の構築力こそ技術イノベーションの源泉です。

修了生の活躍するイメージ

各企業の各部署に一人ずつ上記のような人材が存在し、また、その人の活動を経営層が支援できる体制が整えば、日本の技術力は格段に飛躍するものと思われます。