研究生での入学を希望する皆様へ
- 当研究室では研究生の受け入れを行っていません.We do not accept research students.
当研究室への配属を希望する皆様へ
- 西本の在職期間が残り3年を切ったため,博士後期課程学生の受入れは終了しました.
As Professor Nishimoto has less than three years remaining in his tenure, the acceptance of doctoral students has been terminated. - 当研究室では人工知能(AI)技術に関する研究は行っておりません.機械学習などの研究を行いたい方は,他研究室をご検討ください.
- 当研究室の研究対象は「人間」です.「計算機」ではありません.興味のある方は,まずはAbout Usのページを見て,研究テーマについて概要を知って下さい.
- さらに詳しく個々のテーマについて知りたい方は,PublicationsのページやResearchのページ(こちらはまだコンテンツが不十分ですが)を見て下さい.
- 研究室に入りたいなと思ったら,To Applicantsのページを見て,配属学生に求めることや,研究室の活動について知って下さい.
- その上で,西本宛にメールを送って,研究内容に関する面談のアポを取って下さい.
最近のできごと
過去のイベントなどについては,こちらをご覧ください.
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- 2025年5月23日(金):JAIST変人ラジオ シーズン2の配信が始まりました. JAIST変人ラジオとは「越前屋俵太氏をナビゲーターにお迎えし、正式名称がなんだか妙に長い「北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)」で研究する “変人”(※時代を変えていく人)たちの、研究や素の人柄などに触れる、たいへん真面目でライトでアカデミックなラジオ番組」です. 今回は西本も出演しております. 「創造性を“支援”ではなく“妨害”で引き出す異端の研究者である、西本先生は、知の限界を「遊び心」で突破し、常識を覆すインターフェースを次々に発明しています。天文学少年からLANの開拓者、そして創造支援の探究者へ-その足跡は、技術と人間の可能性を結ぶ架け橋となっています。」とか紹介されておりますが,う~ん,「LANの開拓」はした覚えがないのですけどね・・・.「開発」はしたことありますけど(笑).
- 2025年5月20日(火):IIAI (International Institute of Applied Informatics) という学会が主催するマルチカンファレンス18th International Congress on Advanced Applied Informatics (AAI 2025) に含まれる,意思決定に関する国際会議
6th International Conference on Decision Science, Theory and Management (DSTM 2025) に,後期課程学生の髙宗楓さんが投稿した以下の論文がFull Paper採録になりました.
- Kaede Takamune, and Kazushi Nishimoto: The attribute framing effects that influence decision making are altered by gestures, Proc. DSTM 2025, IIAI, Kitakyushu International Conference Center, Kitakyushu, Japan, 2025.
- 2025年5月9日(金):社会人ドクターの青木秀憲氏が投稿していた下記の国際会議論文が無事に採録となりました.この会議(KES2025)は,立命館大学の大阪いばらきキャンパスで9月10日~12日に開催されます.
- Hidenori Aoki, Homei Miyashita, and Kazushi Nishimoto: Exploring the Potential of Sound Leakage for Sharing Music, Proc. the 29th International Conference on Knowledge-Based and Intelligent Information & Engineering Systems (KES2025), Osaka, Japan, 10-12, September, 2025. (to appear)
- 2025年5月1日(木):本学図書館が運営している「JAIST学術研究成果リポジトリ」で,当研究室は学内1位の文献ダウンロード数を長らく継続しています.2025年4月分の文献ダウンロード数は,8982件でした.
それよりも注目すべきは文献別のダウンロード状況で,なんとTop 3を当研究室関係の文献が独占しました.これは初の快挙です.
第1位は,2023年3月修了の柴田有紀奈さんのインタラクション2023発表論文で,ここ数か月ずっとトップに君臨しています.
そして第2位と第3位には,2024年3月修了の野尻実玖さんのインタラクション2024発表論文と修士論文.なんだかすごいなと感心しております.
- 2025年4月18日(金):全学必修講義の「人間力イノベーション論」で,2025年4月入学の修士1年生と博士1年生があちこちの研究室を訪問し, 研究内容についての説明を受けるという講義が行われました.当研究室にも10名の新入生たちが訪れました. 紹介した内容は,「妨害による支援」に関する基本的な考え方と,いくつかの事例です. 通常,「支援」のためには「妨害的要因」は排除するものですが,逆にあえて妨害的要因を採り入れることで人間を支援するという考え方. 情報系やマテリアル系を志望している学生さんたちにも伝わったでしょうか・・・.
- 2025年4月16日(水):2月6日に京都大学で開催された第20回京大変人講座「ヒトのダメさでAIを超える!」のレポートが,
News Picks + d と
Yahoo! ニュース で公開されました(内容はどちらも同じです).
いい感じで講演内容をまとめていただいています.それにしても早いもので,もう2か月以上も前のことになってしまいました.
- 2025年4月9日(水):数年ぶり(たぶん6年ぶりくらい)で,知識科学系伝統の新入生歓迎会「さくら祭」を開催しました.
このイベントは,知識科学研究科の1期生たちが,2期生の入学時に自主的に立ち上げたイベントで,その後ずっと学生主導で継続されていました.
しかし,その後コロナ禍でオンライン化されたのちに立ち消えとなっていたので,久しぶりで再起動してみました.
長いブランクがあったため,学生主導の伝統が失われていましたので,やむなく今回は西本が旗振り役となり,学生8名に手伝ってもらってなんとか開催にこぎつけました.
蓋を開けてみれば,めでたく150人ほどの参加がある大盛況のイベントとなりました.来年からはなんとか学生主導に戻したいのですが,果たしてうまくいくか.
M1の皆さん,ぜひがんばって継続してください.
- 2025年4月1日(火):東京社会人コースの博士後期課程学生である青木 秀憲氏が研究室メンバーに加わりました.西本研が受け入れる,最後の後期課程学生です. 社会人学生は業務と学業・研究の両立が非常に難しく,3年間ですべてを完了できるケースは稀ですが,西本の在職期間があと3年しか無いので,なんとか3年での修了を目指してください. ご活躍に期待しています.
- 2025年4月1日(火):2025年度が始まりました.学振の特別研究員(RPD)として当研究室に所属している魏建寧(WEI, Jianning)博士が,今日から当研究室所属の特任助教となります.
これは,本学が登録している学振の「研究環境向上のための若手研究者雇用支援事業 」に基づく措置であり,
「令和7年度以降、日本学術振興会の特別研究員に採用される特別研究員を本学が直接雇用すること」になっているのだとか.
若手研究者の不安定な身分が問題となっている昨今,この制度はたいへんありがたいですね.
ということで,今日から魏さんには助教として頑張っていただきたいと思います.
- 2025年3月27日(木):2月6日に開催された「第20回京大変人講座」で西本が講師として登壇した「ヒトのダメさでAIを超える!」に関するレポートが,「ほとんど0円大学」に掲載されました. この講座の内容について比較的詳細に書かれた記事ですので,ぜひご覧ください.
- 2025年3月26日(水):今月前半に4名のM2学生がインタラクションや情報処理学会の研究会で発表した論文などが, JAIST Repositoryに早くも登録されました. 論文はダウンロード可能ですので,当サイトの Publications のページをご覧ください.
- 2025年3月26日(水):3名のM1学生による研究計画提案書の発表会を行いました.今月に入ってから,それぞれに苦戦しながら研究計画提案書を執筆してきました.なんとか形になってきたようです. 〆切は3月31日.提出が遅れると留年確定ですので,期限までに必ず提出してください.
- 2025年3月21日(金):2025年3月修了生に対する学位記授与式が鶴来のクレインで挙行されました.当研究室からは,佐々木颯太,藤澤萌乃香,森順平,山口雄史の4名に修士(知識科学)の学位が授与されました.
一時はどうなることかと思う場面も何度かありましたけれど,全員無事にこの佳き日を迎えられたことを嬉しく思います.
これからそれぞれにそれぞれの世界で活躍されることを,心から祈念いたします.がんばってください!
藤澤さんは残念ながら花粉症が酷くて欠席でした
- 2025年3月17日(月):北陸鉄道石川線額住宅前駅のすぐそばにある人気の焼肉屋「たかちゃん」で,4名のM2学生の送別会を開催しました.
それぞれにどんな道を歩んでいこうとしているのか,というような話をするうち,次第に私や魏さんが「人生,予想だにしない道を歩むことになるもんだ」という回顧にひたり始めたり(笑).
ともあれ,修了する皆さんの未来が幸多からんことを願います.
それにしても,飲酒者が少ない.10人中,酒を飲んだのは4人だけだったような.これも時代ですかね.
- 2025年3月13日(木):京都新聞の朝刊に,2月6日に開催された「京大変人講座」に関する記事が掲載されました.私の顔もでかでかと載っていたりします(苦笑). しかし,もう1か月以上も経つのに,なぜ今頃この記事が掲載されることになったのでしょうね?まあ,紹介していただけることはとてもありがたいです. 記事はこちら(ただし,購読には会員登録が必要です).
- 2025年3月5日(水)~7日(金):芝浦工業大学豊洲キャンパスにて,情報処理学会の第212回ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)研究会と第125回コラボレーションとネットワークサービス(CN)研究会が開催され,
3名のM2学生が以下の発表を行いました.
- 佐々木颯太,西本一志:誤情報や偽情報を話題として提示する非属人的な初対面会話支援,情処研報,Vol.2025-CN-125,No.5,pp.1-8,2025.
- 藤澤萌乃香,西本一志:応援上映による「にわか同担化」が協調作業に与える影響,情処研報,Vol.2025-CN-125,No.11,pp.1-8,2025.
- 山口雄史,西本一志:非流暢性要因としての同音誤字が文章理解に及ぼす効果,情処研報,Vol.2025-HCI-212,No.40,pp.1-8,2025.
佐々木颯太君@CN125
藤澤萌乃香さん@CN125
山口雄史君@HCI212
これにて4名のM2のJAISTにおける研究活動はすべて終了しました. この経験を今後どう活かせるかはそれぞれ違うと思いますが,ぜひ有益な経験であったと思える未来になって欲しいと思います.みなさん,お疲れさまでした.
- 2025年3月2日(日)~4日(火):情報処理学会インタラクション2025シンポジウムが学術情報センター一橋講堂で例年通り開催され,当研究室からは4名のM2学生が以下の発表を行いました.
- 藤澤萌乃香,西本一志:CoFAVoration:「応援上映」の心理効果を活用した協調作業支援のための人間関係構築支援手法の提案,情報処理学会インタラクション2025論文集,1P-93,pp.605-609,2025.(プレミアム採録)
- 森 順平,西本一志:回顧的思考発話の中で誤情報を提示する mRTA 法の効果,情報処理学会インタラクション2025論文集,2P-78,pp.926-931,2025.
- 佐々木颯太,西本一志:FakedTopic: 誤情報・偽情報の活用による初対面コミュニケーション支援の試み,情報処理学会インタラクション2025論文集,3A-14,pp.1063-1067,2025.
- 山口雄史,西本一志:同音誤字は文章の内容把握にどう影響するのか,情報処理学会インタラクション2025論文集,3P-79,pp.1359-1362,2025.
藤澤萌乃香さん
森 順平君
佐々木颯太君
山口雄史君
全員集合
初日の夜には,有志メンバー8人で街に繰り出し,ワインを愉しみました. - 2025年2月17日(月):2月6日に開催され,西本が登壇した「第20回京大変人講座」に関するニュース(?)が,越前屋俵太さんが(おそらく)プロデュースしておられる「ヒョータイムズ」というサイトで公開されています. 京大変人講座は「いまだけ,ここだけ,あなただけ」を標榜するイベントのため,実際の講座の中身は見られませんが,ちょっとだけその雰囲気を味わうことはできます. 興味のある方はこちらをご覧ください.
- 2025年2月17日(月):2024年3月に博士前期課程を修了した小林美咲さんと堀江歩君の修士論文研究をまとめ直した論文が情報処理学会論文誌に掲載されました.
- 小林美咲,西本一志:スマートフォンの背面での控えめな意思表示によるファビング問題緩和手法,情報処理学会論文誌,Vol.66, No.2, pp.297-307, 2025.
- 堀江 歩,西本一志:カラオケの音楽的行為特性に基づく伴奏用楽器のデザイン,情報処理学会論文誌,Vol.66, No.2, pp.308-320, 2025.
- 2025年2月14日(金):4名のM2学生に対する修士論文の最終審査が行われ,全員無事に合格となりました.どれもなかなか一筋縄にはいかず,紆余曲折の末に苦労しながらなんとかゴールに到達できました.
が,結果的にはどの研究も良い研究になったと思います.お疲れさまでした.あとはインタラクションとHCI/CN研究会での発表を残すのみです.もうひと踏ん張り,がんばってください.
佐々木颯太君
藤澤萌乃香さん
森順平君
山口雄史君
- 2025年2月6日(木):京都大学の国際科学イノベーション棟5階シンポジウムホールで開催された「第20回京大変人講座」に西本が登壇し,「ヒトのダメさでAIを超える!」と題した公開講座を
ナビゲーターの越前屋俵太氏とともに行いました.定員250人が完売(無料だけど)となり,実際会場には聴衆が満杯.このような大人数の前で話すのは久しぶりで,テンション爆上がりしました(笑).
また,講座終了後に行われた「変人バー」にも定員いっぱいの50名が参加してくださり,ビールを飲みながらずっといろいろな方たちと議論を交わすことができました.
非常に楽しく,実りあるイベントでした.変人講座発起人の酒井先生,主催の京大オリジナルの皆さん,そしてナビゲータとして私の話を分かりやすく皆さんに伝えてくださった越前屋俵太さん,
本当にありがとうございました.