筒井研究室では、分子生物学・電気生理学・微細加工・光学計測を駆使した、神経細胞(ニューロン)活動の計測技術の研究に取り組んでいます。ニューロンの回路では、振幅0.1ボルト、時間幅はミリ秒程度の膜電位変化が回路網を高速に流れ、情報の表現や処理を司っています。生き物の仕組み(logic of life)を垣間見たい、というのが主たる動機ですが、こうした過程を詳細に観察することが出来るようになれば、将来、疾患の理解や生物の仕組みに倣った情報処理様式の利用などに発展しえることも期待の一つです。
困難な障壁が、予想外の方向から解決されることも研究の歴史を振り返ればよくあることです。慎重さ・几帳面さとともに遊び心も大切に、研究テーマは広く設定しています。例えば、蛍光蛋白質の物性などの研究も行っています。面白いアイディアを実現したい方、是非一緒に探求しましょう。修士課程学生、博士課程学生、研究員からなるアットホームな研究室です。その様子はこちらをどうぞ。ラボ内の言語使用率は日本語と英語、約50%づつです。
Office: MI-50 (マテリアルM1棟 5F) 晴れた日は日本海がよく見え、夕日も綺麗です。
Voice: 0761-51-1520
Email: tsutsui+jaist.ac.jp (“+”→”@”)