先月は九州で行われる予定だった学会は紙上開催となったりと、いろいろと慌ただしい日々でした。ご卒業された方、遅ればせながらおめでとうございます。そして4月、入学、進学おめでとうございます。コロナで切迫した状況が続きますが、大難なく乗り越えられるようにと節に思ってます。今月から、lab meetingもオンライン化です。
4月以降の気温がそれほど高くないからでしょうか。キャンパスはまだまだ桜がきれいです。
修論発表審査会が先週行われました。ラボからは3名の学生が発表に臨みました。頂いたコメントを参考にして今後の研究に役立てて欲しいです。筒井もいくつかの発表に参加して勉強になりました。マテリアルサイエンス系の発表は、もちろん白黒はっきりできる類ではありませんが、何かを調べてこう考えたというものと、ある目的に対して何かつくったというスタイルに大別できます。前者のスタイルではどうしても論理が抜けている、あるいは説明しきれていないものが目立ちました。いくつかの仮設のもとに実験を行うと考察もその仮説の枠内に限られがちです。本当に他の可能性はないのか、自分も含めて慎重によく考える習慣をつけたいです。こう考えると本当のことに迫ることが如何に難しいかよくわかります。科学にはまずひっくり返らないのではと感じられるsolidな概念が沢山ありますが、紆余曲折を経てそれらに至る過程は純粋に凄いことだと思います。
巷では新型肺炎のニュースで持ち切りです。ちょっと気になるのが、本当のことはなかなか分からないはずなのに、どうも経済や社会の安定を目的にしていそうな根拠に乏しい報道が多いことです。WHOからのリリースでさえそう感じます。ニュースも論理的に読み解く習慣をつけたいです。
それから新年あけた休日には他のラボと合同で日帰りスキーなどにも行きました。修論は追い込みの時期に入りました。そして昨日は大手光学機器メーカーに就職した卒業生が訪問してくれました。いろいろと楽しい話を有難う。ますますのご活躍を!
10月から二人のメンバーが加わりました。WELCOME!
修士学生3名が中間発表をおこないました。お疲れさまでした。いただいたコメントをよく考えて、今後に活かしましょう。