lab meeting :大学院生が研究発表、論文紹介をおこないました。
都市部では緊急事態宣言が出されています。慣れてしまう(habituation)ことなく、引き続き、気を付けましょう。
360度
meeting
大学院生が研究発表、論文紹介を行いました。蛍光蛋白質の溶液・金属界面おける電圧変調のメカニズムを解明した論文がAppliedPhysicsExpress誌に受理されました。in press
autumn leaves
lab meeting
2名の大学院生が論文紹介、進展報告を行いました。隔週の木曜日に持ち回りで行っています。
Sync
(すこし前のことですが!)航空機による移動、コロナで乗客が少ないせいか、ボンバルティアのプロペラ機でした(普段はジェット機)。ちょうどエンジンの真横だったので、スマホでビデオを撮ってみると・・巡航中のプロペラが止まって見えます。つまり、完全に同期していました。スマホのcmosカメラの撮像レートはおそらく30fps. プロペラ回転と整数倍の関係にあるようです。画素のスキャン方向とプロペラの角度や反り具合から計算できそうですが(もともとは60度おきの6枚翼でした!)・・・とりあえす宿題にしておきます。synchronization (同期)と言えば、ニューロン活動電位の同期発火も、神経機能の発現機序に深く関わっていると考えられています。
解説
膜興奮性や興奮伝導に関する解説を載せました。
更新
長い間・・サイト更新を怠っていました。すこし手を入るとともに、今後、効率的に更新できるように体制を考えたいです。振り返ればいろいろありました。まず、新型コロナ感染症ですが、第1波のときには、2週間程度のラボクローズを経て、その後、時間割り当て制にし、同時に実験や作業する人数が増えないようにしていました。6月以降はほぼ通常どおり、マスクや手洗いを徹底し、十分に気を付けながらラボ活動を行っています。第2波ピークが7月末とされていますが、9月に入ってからは減衰傾向が弱まっているようです。良くも悪くも、状況に慣れてしまうのが人の常ですが、コロナに対しては慣れることなく、気を付けながら、活動を続けたいです。研究室活動で使うLinkページを追加しました。
御入学、進学おめでとうございます
修論発表会
修論発表審査会が先週行われました。ラボからは3名の学生が発表に臨みました。頂いたコメントを参考にして今後の研究に役立てて欲しいです。筒井もいくつかの発表に参加して勉強になりました。マテリアルサイエンス系の発表は、もちろん白黒はっきりできる類ではありませんが、何かを調べてこう考えたというものと、ある目的に対して何かつくったというスタイルに大別できます。前者のスタイルではどうしても論理が抜けている、あるいは説明しきれていないものが目立ちました。いくつかの仮設のもとに実験を行うと考察もその仮説の枠内に限られがちです。本当に他の可能性はないのか、自分も含めて慎重によく考える習慣をつけたいです。こう考えると本当のことに迫ることが如何に難しいかよくわかります。科学にはまずひっくり返らないのではと感じられるsolidな概念が沢山ありますが、紆余曲折を経てそれらに至る過程は純粋に凄いことだと思います。
巷では新型肺炎のニュースで持ち切りです。ちょっと気になるのが、本当のことはなかなか分からないはずなのに、どうも経済や社会の安定を目的にしていそうな根拠に乏しい報道が多いことです。WHOからのリリースでさえそう感じます。ニュースも論理的に読み解く習慣をつけたいです。