先端大で学びたい皆さんへ

自分にイノベーションを


  基本的な研究室運営方針は、『フラットandオープン』です

 研究室では、「考える力」を研究を通して伸ばします。また学生が自律的に学び、新しいアイディアや提案を意欲的にできるように積極的な発表や表現を推奨します。
 そして「On the shoulder of the giant」を忘れず、一方でダイナミックなリープを勧めます。修士論文や博士論文は山登りやマラソンと同じで時間がかかる学びです。教員は学生と併走しますので、頑張って走りたい学生は、安心して完走できます。
 なお研究を支えるテクニックも十分指導します(例えば、
こちら)。


【受験希望の皆さん】
 研究室訪問は随時受け付けています。「興味があるけどちょっとその先が不安」とか「webや印刷物からは環境や研究室の雰囲気が解らない」ということも多いので、気軽に訪問して教員や学生と懇談してみませんか。
 訪問希望者の方は、事前に下記のメールから連絡して、訪問日などを相談して下さい。その際には、
  名前と所属、大学で学んできたこと、訪問希望日、JAISTで研究したいこと、などをメールして下さい。
 また、大学への来訪は、このWEbサイトの「アクセス」(下記)から調べて下さい。
 
一般向け:興味があるが、まずぶらりと来てみたいという希望のかた】
 北陸先端大敷田研究室は、研究や教育をする場所でもありますが、それを相談するにはちょっと敷居が高いという方には、1度気軽に遊びに来ることをお勧めします。
 敷田研究室はオープンな環境ですので、お越しいただき、交流していただくことは歓迎です。冷暖房も効いており環境は快適です。本もいっぱいで、図書館なみの充実度です。私と学生が話し相手になれます(あいていればですが)。そこから思わぬ研究のヒントや、さらなる交流や協働が生まれれば楽しいと思います。ただ、交流抜きの施設見学はちょっと困りますが・・・。
 また、大学への来訪は、このWEbサイトの「アクセス」(下記)から調べて下さい。

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 ★研究室WEBサイト(学生と研究室メンバー中心のwebサイトです)

 ★研究環境(研究室の様子) 

 ★楽しい研究室(メンバーの様子) 

 ★研究室の1年

 ★オープンゼミへのお誘い(社会人・他大学学生の参加も自由です)

 ★研究計画書の書き方指南(これから大学院を受験する皆さんへ特別アドバイス)

 敷田研究室の研究で身につく能力は何でしょうか?


  
  敷田研究室では、       
     「研究の中で個人の興味や関心を社会化し、地域社会の課題解決を試みる」
     「研究で創造した知識に評価や共感を得る」
           「研究の中で自らの可能性と将来の活動ドメイン(分野)を見つける」
                               を目指しています。

 

 自分が面白いと思ったことを研究課題にして、調査や先行研究から得た知識・情報・データを活用し、根拠立てて考える習慣が身につきます。また単に研究するだけではなく、「自分の研究が価値を生む」ように意識づけていくので、成果、アウトプットを意識した仕事を進める能力が身につきます。なお、アウトプットは「説得ではなく共感を得ること」と考えていますので、自らの仕事や研究をマーケティングする方法がしっかり身につきます。 また、研究対象となる地域や組織、人といっしょに研究します。参与観察やアクションリサーチと呼ばれるものですが、チームで仕事をすることや協働、活動のファシリテーションを学ぶことができます。

敷田研究室では何を研究をしているのでしょうか?

   敷田研究室では、次の3分野を研究しています       
     1 地域資源戦略のためのイノベーション
     2 効果的な人材育成と働き方
     3 観光による地域再生のための中間システム

 

 1は、地域や地域社会、経済を維持するための地域資源の有効活用手法とそのイノベーションを研究しています。地域にある資源をどう活用するかが、地域の維持のために重要です。そこで、資源の特性に応じた資源利用方法やそのメカニズムを解明することで、イノベーティブな資源利用方法のプロトタイプを提案していきます。

 2は、地域活性化のための地域人材の育成や成長について研究します。産官学協働や地域づくりなど地域での人材ニーズは高いのですが、十分な専門家が育っていません。そこで、人材育成方法やノマドや起業などの新しい働き方を研究することで、地域社会維持に貢献します。

 3は、地域再生を支える支援組織などの「中間システム」を研究します。生産と消費、サービスの提供と受益を結びつける中間組織である中間システムはこれからの社会にとって重要な組織です。このシステムを分析することで、近未来の地域社会を充実させます。なお、自治体もサービスを提供する主体と考え、産学連携として研究対象とします。

研究は楽しいですか?

 教員はとても楽しく研究しています。そのそばで学ぶことは楽しい体験だと思います。学生の皆さんも、新しい提案やアイディアを生み出すことが研究の延長線上にあるのでとても楽しく研究できます。
 そして研究では、地域の人との関わりが生まれ、皆さんの研究成果が社会を変えることを実感できます。また、地道な研究でも研究成果が社会的価値を生み出すことを体験できるので、とても楽しいと思います。

これから何を目指していますか?

 研究では常に新しいアイディアや考え、いわゆる新たな知識創造を目指します。今までのモデルの当てはめや解釈などより、稚拙でもいいので、自ら考えて提案することを推奨しています。

 特に現在は、地域資源戦略や観光による地域再生を重点的に研究しています。そこから新しい地域再生モデルを提案したいと考えています。

 そして、グローバル化の中でも地域が地域社会を維持してゆくことができるように、研究と教育で地域社会に貢献したいと思っています。また、私は社会人学生として学んでき経験を持っていますので、社会人として学びたい学生に入学してもらい、伸びてもらいたいと思っています。そのための労は惜しみません。

 研究を始めるのに必要な知識・能力は?

 特別な能力は求めませんが、自分の能力を常に更新していく意欲と研究室や専攻の仲間とチームで学ぶことを期待します。また研究をアウトプットすること、価値に変えることを意識しながら研究してもらいたいと思っています。実際の研究では、「ロジカル」に考えることを習慣づけてもらいたいと考えています。

研究における指導方針

 どこまでも考える力を伸ばします。また学生が自律的に学び、新しいアイディアや提案を意欲的にできるように積極的な発表や表現を推奨します。「On the shoulder of the giant」を忘れず、一方でダイナミックなリープを勧めます。修士論文や博士論文は山登りやマラソンと同じで時間がかかる学びです。教員は学生と併走しますので、安心して完走できます。なお研究を支えるテクニックも十分指導します(例えば、こちら)。
 なお、あたり前のことですが、修士論文や博士論文は、それを書くための研究や活動を通して自らが学ぶためにあります。論文を書くのは、そこで議論してよりレベルの高い学びを得るためです。書き上げるゴールだけを狙うのではなく、書くプロセスを重視し、教員や研究室のメンバーとの議論を重ねていってもらいます。

メールアドレス:
asami_webmail@yahoo.co.jp
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