JAIST生活Tips

いただいた質問への回答

こちらでは,個別にいただいた質問とそれに対する回答を掲載しています。
質問してくださった方には個別に回答済みですが,加筆修正して再掲載しています。
マシュマロから匿名でいただいた質問については,個人的な質問以外はこちらで詳細に回答しています(マシュマロについてはTwitterの方で速報出してます)。
私ではわからないことは友人,先生等に聞いたりして,できるだけ回答できるよう努めます。

何か聞きたいことがある方は,メールtwitterマシュマロ(匿名投稿用),閲覧後アンケートでご連絡ください。
※個別にいただいた質問の中で,一般的な質問に関しては他の方にも需要がある可能性が高いので,質問者さんが特定ができない形で公開,回答させていただくことがあります。
※個別にいただいた質問の中で,個人が特定できるような質問やデリケートな質問に関しては,私の胸の中だけにしまっておくので安心してください。

これまで質問してくださったみなさまに感謝いたします。
また,回答作成に協力してくれた友人や先生方に感謝いたします。



(230308)自転車での行動について

Q.JAISTの寮に住む場合,自転車は必要でしょうか?

近場への移動手段はあった方が都合がよいとは思います。
車やバイクなどを持っていない人は,基本的にはシャトルバスや車持ちの人に乗せてもらって移動する(歩くというたくましい人もいる)といった感じです。
ちょっとした買い物のためにバス時間に合わせて動かなければいけない,友達にお願いしなければいけないといったことに煩わしさを感じそうであれば,自転車があった方が断然快適だと思います。
参考までに,JAISTの近場でJAIST生がよく行くであろう食品スーパー等への移動時間を記しますと,以下のような感じです(自転車での移動時間は距離から5min/kmとして算出しているため,坂道等は考慮していません)。

  • 大学⇔Let’sつるぎ(マルエー鶴来店):5kmくらい
    車で約10分,自転車20~30分くらい
  • 大学⇔ヤマキシ川北店:6kmくらい
    車で約10分,自転車25分~35分くらい

といった感じだと思います。遠いと感じるかどうかは人によると思いますが,留学生なんかはおそらく自転車移動してる人も多い気がします。
ただ,JAISTはぐるーっと山の周りを登っていった上の方にあるため,行きは下りで楽かもしれませんが,帰りは自転車だとずっと上り坂になるのできついと思います(体力や筋力に自信がなければ上記で記した時間よりおそらく長くかかります)。
また,雨の日も割と多かったりするので,そんな日はカッパを被って出かけるか,シャトルバスや友達の車に乗って出かけるかになると思います。冬は雪が積もる日や路面凍結する日もあるので,自転車での移動は危ないです。

**追記**
JAISTでは自転車(電動自転車もある)が借りられるようなので,こちらを利用するのもよいかもしれないです(詳しくは公式サイト)。

自転車を持ってくるかどうかは,これらの点を考慮して総合的に判断いただければと思います。


(230228)希望研究室の選択について

Q.配属希望の研究室選択時に領域をまたいでの志望はできますか?

領域をまたいでの研究室希望も可能です。また,各学系の中だけに限らず学系外の研究室も希望可能です。
先端科学技術研究科という一研究科であることの利点だと思いますが,研究科内であればどの研究室でも配属希望が出せます(融合科学系は別枠なので要確認)。
配属希望調査では,希望研究室の教員名,取得を目指す学位を記して提出することになります。領域名,学系名は記入する必要はありませんので,あくまでも研究室単位での希望になります。希望する学位によっては学系内という技術的な縛り(特にマテ系)があるかもしれませんが,基本的に研究室は自由に選べます。

領域内や学系内という範囲で探していても見つからなかったけど,範囲を広げて探してみたらより興味に近い研究室が見つかったというのはよく聞く話です。
ぜひ,領域や学系にとらわれずに研究室を探してみてください。


(230227)JAISTの校風について

Q.JAISTの校風はどんな感じですか?教員は優しいですか?アカハラとかありませんか?

JAISTの校風は比較的自由な感じではないかと思いますね。学生は結構自由になんでもできるという印象です。ただ,環境的には閉鎖感が強いので,人によってはその影響が出たりするかもしれません。
教員が優しいと感じるかどうかは人によるので,一概に優しい人ばかりですとは言い難いですが,個人的に知識科学系は優しい人が多いと思います(他学系はわかりません)。
JAISTに限らずどこの大学でもそうだと思いますが,アカハラについては全くないとは言い切れないですね。アカハラはその性質上,研究室という身内で起こりやすいと思うので,外の人間にはなかなか伺い知れないところがあります。
事前にアカハラをする教員を避けたいということだと思いますが,なかなかそれは難しいことだと思います。ですので,もしアカハラかもしれないと思ったら,第三者にすぐ相談するといったことが大事です。


(230224)気持ちの切り替え方について

Q.勉強や研究をしなければいけないのに鬱々として手に付かないときはどのように過ごしていますか?

私もたびたびそのようなことはありますし,それで悩むこともよくあります。
私は鬱々として手に付かないときは,意識的に勉強や研究から離れるようにしています。
鬱々とした状態で作業が手に付かないときは,「なぜ何もやっていないんだ」「さぼってないでやらないといけないのに」「今日も一日ぼんやり過ごしてしまった」といった自分を責めるような思考に陥りがちです。このような思考によって,鬱々とした状態にさらに追い打ちをかけるように鬱々としてくるので,一度その状態を止めることが大事かなと考えます。
本当はすぐにでも元気を取り戻して作業できる状態になりたいと思われるかもしれませんが,鬱々とした状態からいきなり元気な状態に変わることはほとんどの人ができないと思うので,一旦悪い流れを止めるといったことをした方がいいですね。すぐに作業ができる状態になりたいと思うのはそこに焦りも多分に含まれていると思いますので,とにかく一旦落ち着きましょう。
悪い流れを断ち切るためには,勉強や研究のことは一回完全に忘れてください
そんなことをしていいのかと思われるかもしれませんが,勉強や研究をしなければいけないという義務感があって,ずっと頭の片隅に勉強や研究のことが燻ぶっていると,それだけで実はかなりストレスになってしまいます。
なので,思い切って勉強や研究のことは忘れて,休息をとるなどしてみるとよいと思います。大学を離れてしばらく旅行に行くとかするといいかもしれませんね。

勉強や研究を離れて少し気持ちが落ち着いてきたら,なぜ自分は鬱々としていたのかという原因を考えてみてください
一時的に勉強や研究を離れてリフレッシュできても根本的な原因が解消されないとすぐにまた鬱々としてきてしまうと思います。
なんとなく原因に心当たりが見いだせたら,それを解消するような方向に動いてください。例えば人に相談するとか,現在の習慣を変えてみるとかです。
勉強や研究はそのような原因が取り除かれた後にやった方が捗ると思います。

あとは,研究室の先生と雑談したりしています。鬱々としていて研究が進まないといったことなどをその中で相談したりとか,まったく研究に関係ない雑談をしたりとかよくしてますね。
研究室の先生と話しづらいなどあったら,学生相談室で話してくるのもいいと思います。具体的に何が自分を鬱々とした気分にさせているのかなどを,先生との面談の中で探っていけると思います。


(230217)途中入寮について

Q.JAISTの寮は途中からでも入居できるのでしょうか?

結論から先に言うと,途中入寮は難しいとのことです。
JAISTの寮への入寮可能時期は基本的に入学時(4月もしくは10月)のみとなっているようです。
途中入寮できる可能性に関しては,全くないわけではないらしいですが,その時になってみないと全くわからないとのことです。
もし途中入寮できる状態となった場合は,事務の方からメールで募集のお知らせが来るそうです(ちなみに私は割りと長めにJAISTにいますが見たことないと思います)。
そういうわけですので,途中入寮は期待しない方がよいと思われます。


(230216)後期課程進学の不安感について

Q.博士後期課程に進学するのですが,将来が不安です。進学後も研究成果が出せるか等,今から不安になっています。

研究成果を出せるかどうかは自分次第なので,とにかくがんばってくださいとしか言いようがないですね…がんばってください!
特に日本で博士課程に進む人はよほど自信があるとか将来の行先は決まってるとかいった人でない限り,一寸先は闇だと思っている人が多いのではないかと思います。
そういう人たちは,それも覚悟で進学していると思うので,みなさん学生のうちにたくさん業績積むのに必死になっている感じかと思われます。

ひとつ気持ちを落ち着かせるアドバイスをするなら,自動車学校で喩えると,修士課程は車校内のコース,博士課程は仮免の路上なので,博士課程では先生が横にいる状態で研究のプロセスを一通り一人で回せるようになることを目標にするといいのではないかと思います。
博士課程の学生はまだ仮免なので困ったら横で先生が助けてくれます。
何もかも一人でやらないといけないと思って苦しくなるのであれば,それは思い込みです。困ったら先生に相談すればいいのです。
博士課程は一応研究者扱いを受けるとはいえ,まだ研究者見習いなので,見習いが思い上がっても仕方ないです。
学生であるうちに研究者の仕事を学ぶといった気持ちで,変に力んだりせず,肩の力を抜いていきましょう


(230130)入寮抽選について

Q.寮の抽選に応募しましたが,結果が出るのが2月下旬と遅いため,他の物件を探しに行くか悩んでいます。

私は寮住みでもアパート住みでもないのでなかなか答えにくいですが,私が同じ立場であれば,結果を待っている間に他の物件をいくつかピックアップしておいて,抽選に漏れたことがわかったら目を付けていた物件を即押さえるといったことをすると思います。

実際に入寮抽選を経験したみなさんによると,アパートの仮押さえは難しい場合が多いそうなので,抽選に漏れたことがわかったら,すぐにその物件を押さえた方がよいとのこと(抽選結果の発表直後であれば物件の空きが多少はあるそうです)。
抽選結果が出るまでの間は,他の物件を探しながら不安な気持ちのまま待つといった感じとのことです。


(230123)入学直後のことについて

Q.石川で社会人学生になります。オリエンテーションに関して,東京サテライトでは1日なのに対して,石川では5日間となっていましたが,必ず5日間参加しないといけないのでしょうか?

新年度のオリエンテーションの実施形態は定かではありませんが,基本的には5日間すべてに参加することになります。
東京サテでのオリエンテーションは,主にJAISTでの生活などについて説明を受けるだけのようですが,石川でのオリエンテーションは,対面開催の場合,さまざまな参加型イベントもオリエンテーションに含まれます(詳しくはこちら)。
そのため,石川ではオリエンテーションの期間が東京サテよりも長くなっているのだと思います。
一方で,実施形態によっては期間や拘束時間が短縮される可能性もあります。近年では,コロナ禍のためにオリエンテーションはオンライン開催となっており,新入生は各自資料やライブ配信または録画された動画を見るだけといった簡素な形で行われています。そのため,オリエンテーションの期間は5日間となっていますが,毎日2~3時間程度の拘束時間で済む感じだと思います。
新年度の実施形態は,その時の状況を鑑みて,対面開催かオンライン開催か判断されると思いますので,必ず大学からの最新情報を確認してください


(230119)入学前の勉強について

Q.研究室配属にはどの講義の成績が関係していますか?できれば事前に勉強しておきたいです。

まず一般的なことを言えば,研究室配属に成績が関係しているとしたら,1の1期(10月入学の場合2の1期)に開講される講義の成績のみが見られることになると思います(配属が決まるのは1の2期(2の2期)の半ばなので)。

ただ,詳しくはわかりませんけど,研究室配属に関しては研究室の先生自身が考えている基準で取る学生を決めると思います。
それが成績の良し悪しであるのかもしれないし,研究内容と研究室の相性や研究計画の出来であったりするかもしれないし,人間性であったりすると思います。成績に関しては,人によって履修している講義やその数はまちまちだと思いますし,成績だけで絶対的に配属が決められるということはありえない気がします。
特定の講義の成績が優秀だから取るといったことはあまりないとは思いますが,希望研究室の先生が担当している講義であれば成績や受講態度を見られる可能性は高いと思いますし,ほとんどの先生が配属希望の学生や配属学生に担当講義を受講してほしいとおっしゃると思います。
ですので,希望研究室の先生が担当する科目を中心に,履修した科目は全体的にがんばった方がいいと思います。得意な科目を選ぶといった戦略などはあると思いますが,絶対的にこれを履修した方がよいというのはないです。


(230110)入学前の勉強について

Q.文系から理転するのですが,入学前にやっておいた方がいい勉強などはありますか?

何を勉強しておいたらいいかは,希望する研究室の先生や先輩に聞くのが一番良いと思います。
研究室によって必要とされるスキルなどは違うと思いますので,ピンポイントでこれをやっておいた方がいいというのは簡単には言えないですね。

ただ,大学院に入学する人が知っておいた方がいいということはあると思います。たとえば,論文という媒体に関する知識について,どんな種類があるのか,どうやったら探せるのか,どんな構成で書かれているのか,などをあらかじめ勉強しておくのは有益だと思います(研究で躓く人はまずここで躓きます)。
また,何を研究したいのかがはっきり定まっていない人も多いと思います。なので,自分が何を知りたいのか/何を作りたいのか,なぜそれを知りたいのか/なぜ作りたいのかをできるだけはっきりさせておくと研究が始めやすいです(だいたいの人はここでかなり時間がかかります)。
個別の知識やスキルなどは,研究する中で必要に応じて勉強していくことがほとんどなので,目的もなく勉強するよりかは研究のスタートで挫けないための対策などをしておいた方がいいのではないかと個人的には思います。
知識やスキルをたくさん持っていることも実は良し悪しで,場合によっては研究を進めるうえで邪魔になることもあります。というのも,豊富な知識などは,思い込みの罠に嵌るリスクを高め,自由な発想を妨げてしまうという面もあるからです。

最後に,私の経験的に,数式は全く触らないガチ文系→知識科学系に進まれる場合(特にデータ収集・分析を含む研究(認知系や社会科学系)を予定している場合),統計分析の勉強だけは間違いなくしておいた方がいいです。学部で統計の授業があるのなら履修しておいた方がいいです。時間のゆとりがあるうちに履修しておいてください。全く手ぶらで来ると白目剥くことになります。


(221222)進級・留年について

Q.JAISTはどのような点で進級や卒業が難しいのでしょうか?

まず,1年次から2年次への進級はさして難しくはありません
指定された最低限の単位を取得し,研究計画書という書類を修了予定の1年前(4月入学の人が2年間で修了する予定であれば入学年度の3月末)までに提出できれば進級できますので,ほぼすべての人が2年次に進級できます。
研究計画書はそこそこヘビーな書類ですが,先生と相談しながら書いていくのでほとんどの人が提出できます(先生と何の相談もしない人は当然ながら提出は無理です)。
ですので,よほど特殊な理由がない限り,進級についてはさほど心配する必要はないと思います。

そして,JAISTの博士前期課程(修士課程)に関しては,約7~8割の人が標準修了年限の2年間で修了できますが,その一方で標準年限で修了できずに卒延という形で2年次に留まる人は少なからずいます
その理由は,研究が進まなかった,就活が終わらなかった,途中で研究室やテーマを変更したなどいろいろです。
JAISTの場合は,研究室の正式配属が遅く,途中で副テーマ研究や就活などを挟むことになるため,主テーマ研究に取り組める時間がよくて1.5年,時間がない人だと半年くらいになります。このように主テーマ研究にかけられる時間は,副テーマ研究と就活にかかる時間分だけ削られていくので,研究が最後まで終わらずに留年するといったケースも少なくないと思います(同時並行できる器用な人であれば問題はないでしょうが,多くの人にとって難しいです)。
「ほかのこと」留年する人はいる?

JAISTには主に入学後に専門分野を変更する修士課程の人向けに,2年間分の学費で最長3年間在籍することができるMαプログラムというのがあります
もし,留年の可能性に不安を覚えるということであれば,Mαも検討してみてもよいと思います。
(進捗等に問題がなさそうであれば,Mαを短縮して2年以内で修了することも可能です)


(221202)知識科学の学位について

Q.修士(知識科学)の英語表記は「Master of Knowledge Science」で,区分しては「Master of Science」になるのでしょうか?ScienceだけどArtsの要素も含むのでしょうか?

修士(知識科学)の英語表記は,「Master of Science in Knowledge Science」になるようです(学位記には,the degree of Master of Science in Knowledge Scienceと書かれています)。なので,区分としてはMaster of Scienceになるのではないでしょうか。
学位授与証明書には「Master's degree of Knowledge Science」と書かれていますが,どちらにせよMaster of Scienceということになっているのだと思います。
研究内容によってはArtsの領域に触れる場合も少なからずあると思いますが,学位の上ではすべてScienceの扱いになる感じみたいです(その辺は昔からいる先生の方が熱く語ってくれるのではないかと思うので,ぜひ聞いてみてください)。


(221016)就職について

Q.JAISTの希望領域に就職したい分野の企業が少ない(ない)場合はその分野への就職は難しいのでしょうか?

就職に関してはあまりよくわからないのですが,領域とかはあまり関係ないと思います。
学生でも「自分が○○領域にいる」とか気にしてる人はあんまりいない気がします(領域ではなく学系のくくりで考えている人がほとんどです)。
就職に関しては,研究室の先生が企業と強いコネとかもってるという場合はありますが,基本的には自分で行きたいところにエントリーするといった感じではないでしょうか。
なので,領域によって行ける企業と行けない企業があるといったことはあまりないのではないでしょうか。あくまでも自分がやっている研究内容や得意分野,持っているスキル次第で行き先が決まってくると思います。
領域自体も再編されたばかりで,就職のデータも前の領域や各研究室のデータに基づいていると思うので,そこまで気にしなくていいと思います。


(221010)研究室の移籍について

Q. 4月入学のM1ですが,自分の研究内容がよくわからなくなったり,身辺でトラブルがあったりで精神的に研究を続けていける状況ではありません。研究室移籍も考えていますがどうしたらいいかわかりません。アドバイスください。

とりあえずの提案としては,学生相談室で諸々のことを相談してみてください。一人で悩まずにカウンセラーの先生に相談するのが個人的には一番いいのではないかと思います。

M1の10月で研究内容がよくわからなくなる,迷子になっているというのは,まあありがちというか,割とみんなわかってないんじゃないかと思いますけどね。
先生と研究に対する意見が合わないとのことですが,どの程度話し合われたのでしょうか。「こういう理由があってこの方法でやりたい」ということはちゃんと伝えられていますか?ただ「この方法でやりたい」「この方法でしかやりたくない」と言うだけでは先生は納得しません。「こういう理由があって」という根拠がちゃんと示せていないとどんな先生でも同じことを言われると思います(※根拠というのは研究の文脈では先行研究などを指します)。
あと,方法だけにこだわってしまっていることはないでしょうか?研究は新しい何かを知る,明らかにするのが目的であり,方法というのは目的地にたどり着くためのルートみたいなものなので,いくらでも考えられると思います。なので,初めから方法ありきで考えるのを良しとしない先生も多いのではないかと思います。目的が達成できればどんな方法でもよいわけなので。
そういったことも含めてちゃんと根拠も示して何度も話し合ったけど,どうしても先生と方向性が合わないということであれば,今の研究室から移籍するのも手だと思います。

研究室の移籍は10月でも問題ないと思います。むしろ,移籍するなら今ぐらいの時期までにした方が後々響かなくていいとは思います。移籍自体はいつでもできますが,移籍に伴って研究テーマを変更しなければいけない場合も多いと思うので,あまり遅いと標準年限内での修了に影響が出ます。
研究室の移籍に際しては,学系会議で承認されないといけないので,正式に移籍となるまでに時間がかかる可能性があります(学系会議は月一でしかやってない)。
移籍の方法としては,主指導教員の先生にOKをもらう,移籍希望先の先生に連絡してOKをもらうといったことをしないといけません。移籍希望先探しは当然研究室訪問からやり直しということになります。そして,おそらく多くの人が先に移籍希望先の先生にOKをもらってから,主指導教員の先生に移籍の話をするといったことをしているのではないかと思います(本当は主指導教員の先生に一番先に相談した方がいいとは思いますけど,もはや相談できない関係とかだったら仕方ないです)。
ここで一つ注意しておかなければいけないのは,移籍希望先の研究室が必ずしも受け入れてくれるとは限らないということです。展開配属の時点でフルに学生を取っている研究室では,第1希望が通らなかった人も当然いるでしょう。そんな研究室では,途中から急にやってきた人を取るといったことはおそらくしません(希望が通らなかった人に対して失礼ですしね)。この点も覚悟のうえで移籍希望先の先生に連絡する必要があると思います。
また,研究室を移籍すると,主指導教員だけでなく,副指導教員(場合によっては副テーマ教員)も変更しないといけないと思います。
移籍に際して,各所にお手数をおかけするということはちゃんと意識しておきましょう


(221009)気持ちの切り替え方について

Q. 研究等に身が入らないことが長期間続きそうなときはどのように気持ちを入れ替えていますか?M1ですが,授業は取り切ったので,インターン等に力を入れていくべきなのに,授業等で強制されることがなくなってから気が抜けて身が入らなくなってしまいました。

正直なことを言えば,私も気持ちの切り替えが大変苦手なので,すっきり切り替えられる方法があるならむしろ私が教えてほしいくらいです。
ただ,授業がなくなってからということなので,その点に関して考えられる要因はあって,その要因一つは強制力に頼り切っていることにあるのではないかと思います。
高校・大学(学部)までと大学院の大きな違いの一つは,誰かに自分の行動を指示してもらえるか否かという点にあると私は考えています。
雑に言うと,高校・学部までは多くの場合で,指定された授業さえ取っておけば卒業できる,先生に言われたことさえやっておけば何とかなる,といったことが多かったと思います。しかし,大学院では基本的に先生は何の指示もしませんし,他の誰もアレをやれコレをやれとは言いません良くも悪くも自由なのです。
自分がやるべきことを決めるのはほかでもなく自分自身でしかないのですが,自分でアレコレ決めて自分で進めるというのは実は結構な人ができなかったりします(高校や学部までに指示されることや強制されることに慣れきってしまっている)。
ですので,強制力がなくなってやる気が出なくなってしまった,行動できなくなってしまったというのは,言い方が悪いかもしれないですが,指示されたことはきちんとやれても,自分で考えて行動することができないためではないかと思います。
ただ,自分で考えて自分で実行するというのは,多くの人がトレーニングしないとできないことなので,まずは自分が指示待ち人間になっていないかどうかを考えてみてください。その点に心当たりがあるようであれば,しっかり自覚したうえで,誰かの指示や強制力を待つのではなく,自分で考えて行動してみるという方向に舵を切ってください。これは特に研究をしていく上で大事なスキルの一つです。(ただし,困ったときには自分で考えるだけにとどまらず,周囲の人に相談することも大事です)

気持ちの切り替え方については,思い切って休むというのが私の場合は一番よかった気がします。
常に研究のことを頭の片隅に置き続けて日々を過ごすと,やったようなやらなかったような気分が続いてダラダラしやすいと思います。
なので,私の場合は期限を決めて研究のことは一切忘れて子どものように遊ぶ,期限が来たらモードチェンジするといった感じでスイッチのオンオフを切り替えていました。
長期間(3か月くらい)休むことになってしまったので,休みに入る前は一応先生に「しばらく休憩します」と言ってから姿を消しましたが(ゼミなども休んでいた),完全に研究室に来ない感じだと復帰できなくなりそうだったので,週に1~2回は研究しないけど人と話すために研究室に来たりはしてました(生存報告と引きこもりや鬱防止のため)。
休んでいた3か月というのは,完全に研究のスイッチが切れるまでに1か月,遊ぶのに1か月,再起動に1か月で3か月といった感じです。
休めと言われたときに実はすぐに休めるわけではなく,徐々にスイッチを切っていく過程があり,再起動にあたっても徐々にスイッチを入れていくという過程があることをみんな忘れがちです(慣れた人なら素早くできるのかも)。
復帰にあたっては,学会の予稿の締め切りがあったので,先生に「そろそろ復帰しないと出せないよ?」と言われたのがきっかけで,ゆるゆると1か月くらいかけて大学に戻ってきたという感じですかね(先生にリマインダーをお願いするのは結構いいと思います)。
3か月はちょっと休みすぎかもしれないですが,思い切って休むというのは大事だと思います。スイッチが完全に切れるまでの期間と再起動の期間があることを念頭に置いて,一旦思い切って休んでみてはどうでしょうか。


(221006)リフレッシュルームについて

Q. リフレッシュルームを使用するのに申請や許可はいりますか?

各階のリフレッシュルームは誰でも自由に使用できるようになっているはずです(ただし,火気厳禁とか調理禁止とか私物放置禁止とか使用に関するルールはあります)。
基本的には鍵などはかかっておらず,出入りも自由だと思います(知識系のリフレッシュルームにはそもそも鍵がついていません)。
鍵がかかっているとのことですが,その部屋は本当にリフレッシュルームでしょうか?
もし鍵がかかっているとのことなら,研究室の先輩に使い方を聞いてみるとよいと思います。

【追記】
マテ系,情報系のリフレッシュルームは鍵がかかっていて使用申請がいるそうです。


(221002)JAISTのオンライン授業について

Q. JAISTのオンライン授業ってどんな感じですか?

JAISTのオンライン授業はWebexというオンライン会議システムを使用して行われます(使用感はZoomとほぼ同じ)。
Webexは大学が契約してくれているので,学生は大学のアカウントでログインすることでほぼ無制限にシステムを使用することができます。

講義は基本的に先生がWebexで生配信するといった形になります。
※ハイブリッド形式の場合は,先生が講義室から生配信するので,学生はオンラインとオンサイトのどちらでも選択できるようになっています。
配信URLや講義資料などはJAIST-LMSという学内限定システムで公開されており,学生はLMSをベースに講義関係の活動を行うことになります(課題の提出等もLMSを通して行う場合がほとんどです)。
講義によってはLMSに加えて,SlackやTeamsといったチャットツールを講義のサブツールとして使用している場合がありますので,LMSや初回講義で必ず確認しましょう。
また,知識系講義に多いグループワークはWebexのブレイクアウトセッションを使用して行われることが多いようです。ブレイクアウトセッションは,現在参加している講義URL内で参加者同士がさらに小部屋に分かれることができる機能になります。

講義にもよりますが,ライブ配信された講義内容をビデオアーカイブとして残してくれている場合があります(情報系,マテ系ではアーカイブを結構残してくれていると聞きます)。
講義アーカイブが残されている場合は,JAIST-LMSで閲覧することができます。


(220930)先生との関係について

Q. 先生との付き合い方にコツはありますか?

個人的に思う先生との付き合い方のコツは,相手は一人の人間であること,研究者という同僚であること,といった同じ土俵に乗っている人であることを意識することですかね。
先生だけではなくどんな立場の人であれ同じことが言えるとは思いますが,お互い上下関係などの立場を意識しすぎるとやりにくいことも多いです。
先生は目上の人という意識はもちろん大事ですが,目上というだけで必要以上に気を遣うのは,ちょっと考えなさすぎるかなと個人的には思っています。目上の人として気を遣ってしまうと,自分と相手との間には必然的に「立場の違い」といった距離や壁が生まれてしまいます
しかし,自分と同じ人間という生き物である,うまいヘタはあれど研究という名のことばが通じる人種であることを考えると,目線を合わせた話をしようと思うのではないでしょうか。
もちろん,他人との付き合いなので最低限相手を傷つけないとかそういったことは必要ですけど,「先生」だから気を遣うのではなく,「一人の人」に対して気を遣う程度にするのが,実は立場が異なる人とうまく付き合うコツなんじゃないかと思います。
もしかしたら中には「先生だから偉い」「先生として気を遣われるのは当然」と考える先生もいるかもしれませんが,少なくとも私は今のところ出会ってません。「気を遣ってほしい」という先生でも,「先生」として気を遣ってほしいのではなく,「一人の人」として気を遣ってほしいと考えている場合が多いのではないですかね(それが礼儀とかマナーとかというやつです)。

先生と具体的に仲良くやっていくためのコツとしては,ちゃんと挨拶する,研究以外の雑談の時間を作るのがよいと思います。
挨拶というのは思いのほか効果があって,ちゃんと相手を見て「こんにちは」と言うだけで,相手は自分の状態を把握できてしまうことが多いです。「こんにちは」の言い方ひとつとってみても,元気がいい,元気がない,いいことがあった,といったニュアンスを伝えることができますし,挨拶に意識を置いている相手であればそのニュアンスを読み取ることが可能です(相手を全く見ず,棒読み的な言い方をするのは最悪。「あんたには全く興味ない」という意思表示になるので付き合う以前の問題です)。
その挨拶を受けて「今日も元気だね,その調子でがんばって」とか「元気ないですね,何かありました?」といった会話も生まれます。挨拶はちょっとした立ち話のきっかけには最適です
また,先生といえど一人の人間ですので,研究ばっかりやってるわけじゃないです。家庭でやってることもあるでしょうし,研究以外の趣味もあるでしょう。学生にだって研究以外の日常は当然あるはずです。
このような日常生活をネタにした雑談をお互いにすることで,研究をやっているとき以外のお互いの姿を知ることができ,「ああ,先生も人間臭いところあるんだなー」とか感じられて,先生がより身近な存在になると思います。
研究の話をするときは基本真面目モードで話しますが,根底にあるのはそうやって築き上げた信頼関係なので,お互いどんな人間かわかった上で,両者にとって一番やりやすいやり方で進められるというメリットがあります。

少なくとも私の経験では,先生方とは研究以外の雑談を通して仲良くなっているパターンが多いですかね(多くの先生方が実はかなりおしゃべり好きだと思ってます)。
研究の時だけお互い真面目モードで話しますが,それ以外の時はほぼフラットな感じで付き合ってます。


(220922)入試の面接について

Q. 入試の面接では先行研究について聞かれることがあると思いますが,論文の内容はどの程度理解できていればよいでしょうか?

ちゃんと理解できているに越したことはないでしょうね。特に,何をやって,どのような結果が得られて,そこから何が言えたのかという点はしっかり押さえておいた方がよいと思います。

ただ,入試の面接に関して言えば,先行研究の内容の理解度を直球で問われるというよりかは,「あなたの研究計画にはちゃんと根拠があるのですか?」という聞き方をされる可能性が高いのではないかと個人的には思います。
専門外の先生であっても,研究計画の説明で「怪しいことを言ってるな」と思われた場合に,「先行研究ではどのように言われているのですか?」と内容を聞いてくる可能性があります。
もちろん専門の先生が面接官としている場合もありますし,その時は先行研究をちゃんと理解しているかを問う質問をされる可能性も高いでしょう。

ちなみに,私が入試を受けたときはド専門の先生は幸い面接官にいなかったので,先行研究について聞かれなかったような気がします。別の質問の時に「先行研究では○○○ということがわかっていまして…」という感じに説明したような。


(220906)就職について

Q. JAISTの就職は内部生から見て実際にどのようなイメージですか?(特に情報系と知識系について)

先に断っておきますと,私は就活の経験がないので私の周囲の人を見た印象しかお答えすることはできません(情報提供してくれる人がいれば追記するかも)。
また,就職,内部生から見たイメージというのもかなりあいまいですので,こういう人は見たことありますという事例をあげることにします。
情報系と知識系はどこで線を引くかという問題もありますが(目指す学位か所属研究室が属する学系か),とりあえず知識系で見た人たちについて書きます(知識系研究室に所属で情報学位取得者もいますので)。

私が今までに見たJAIST生(修士/知識系研究室所属)の就職先は,

  • 誰もが知るような大手企業(けっこう多い)
  • ベンチャー企業(割と多い)
  • 出身地にある地元企業(少数派?)
  • 家族や親せきが営む会社など(少数派)

ほんの一部の人しか見ていないので何とも言い難いですが,大手の企業に就職していく人は結構いました。

続いて,就活の方法については,

  • 何十社もエントリーする(かなり多い,疲弊する人も多い)
  • 学校推薦を使う(狙ってる人はまあまあいる)
  • スキル採用(少数派?)
  • 家族や親せきのツテ(少数派)

本当にこれは人によるのですが,全体からみると少ないエントリー数であっさりと選考を通過,誰もが知る有名企業に複数内定!となる人もいれば,何十社もエントリーしているのに一向に選考を通過できず,どんどん疲弊して鬱々となってくる人も少なからずいます。
有名企業に内定した人でさえも,就活でかなり疲弊して鬱々としたりイライラしたりしていたと言っていたので,就活はなかなか過酷なようです
学校推薦を狙う人には条件が課されていて,大学が実施するSPI模擬試験を指定回数受験していないと推薦してもらえないようなので,面倒でも抜かりなくやっておくといいと思います。

おそらくですけど,就活を早めに終わらせなければいけない,研究も進めないと修了できないという二重のプレッシャーの中で就活を行わなければいけないので,プレッシャーに弱かったり,要領が悪かったり(就活と研究の両方に中途半端に手を付ける),早く終わらせたい一心でいい自分を作ってばかりの就活をしているとあっという間に詰み(留年や退学)という感じだと思います(そういう人を何人も見ました)。
なので,そういうこともあるんだなと思って就活に臨んでいただければと思います。


(220828)研究室事前内定制度について

Q. 研究室事前内定制度を利用する際はどのような流れになるのでしょうか?

研究室事前内定制度は,JAIST博士前期課程合格者を対象とし,入学前に配属希望研究室から配属内定を得るといった制度になります。
いちおう公式な流れはこちらに書かれていますが,実際の事情はおそらく少々異なっているのではないかと思います。
というのも,研究室事前内定制度はすべての研究室で利用できるわけではなく,受け入れる側の先生が事前内定制度の利用を認めている場合に限られるからです。
先生によっては,一つの研究室だけにこだわらず,他の研究室の雰囲気にも触れてみてほしいとの理由から,事前に内定を出さないということも少なからずあります。
ですので,実際の流れとしてはおそらく以下のような感じだと思います。

  1. 事前内定制度を利用できるかどうか希望先の先生にあらかじめ聞いておく
    ※入試前の研究室訪問時か合格発表後に聞く。この時に利用の流れについても先生に聞いておくとよいです
    ※場合によってはこの時点で内々定を出されることもある
    ※ここで利用不可と言われた場合,内定はあきらめてください
  2. 合格発表後,教務係に事前内定制度を利用することを連絡する
    ※先生に事前内定制度を利用してもよいと言われた場合に限る。利用不可の場合は連絡したところで結局断られると思います。
  3. 先生と面談日時を調整し,面談する
    ※ここで内定を出すかどうかについて話し合う(OKの場合は内々定)
  4. 内定について先生と学生間で合意が得られたら内定希望届を教務課に提出する
    ※面談によって採否は決められると思うので,書類はおそらく形式的なもの
  5. 後ほど先生から内定すると正式に連絡が来る

内定について先生とどのような話をするのかは,入試前の研究室訪問で実際に内定をもらった先輩に話を聞いてみるとよいでしょう。
入試のように緊張することはなく,先生と気楽に研究トークするといった心構えで大丈夫だと思います。自分が希望する研究テーマについての熱意を伝えましょう!


(220822)入学時の領域・研究室変更について

Q. 入試時に希望した領域や研究室を入学時に変更することは可能ですか?

全然問題なく変更することが可能です。
私自身,入試時に希望した研究室とは別の研究室に配属希望を出しました。
入試時に希望した研究室の先生とは入試以前からコンタクトを取っていましたが,より興味にあっていそうな研究室があるから話を聞いてみたらどうかと言われ,4-5月の研究室訪問期間に件の研究室を訪ね,結局希望研究室を変更するに至りました。

また,入試時に希望した学系とは異なる学系の研究室に配属希望を出したという人もいると思います。
入試時は情報系,マテ系を希望して受験したが,入学後に知識系研究室に希望を出したという人や,知識系で受験したが情報系研究室に希望を出したという人もいます。

ですので,入試時に出した希望領域や研究室を入学時に変更すること自体は全く珍しいことではありません
ただ,事前内定制度を使って内定を出してもらったのに変更するといった場合はもちろんですが,内定はもらっていないけど入試以前から先生とコンタクトを取っていたというような場合でも,礼儀として「希望研究室を変更しようと思います」と一言連絡しておいた方がいいとは思います。


(220721)ホームページ作成について

Q. JAISTのサーバ上に作成したホームページが検索エンジンに表示されるにはどうしたらいいですか?

まず,ご自身のホームページは/public_html/フォルダ内に作られているでしょうか?
このフォルダ内にウェブサイトのファイルが置かれていないと外部には公開されませんので一度確認してみてください。
もし,違う場所に置いていたということであれば,情報基盤センターのページを見ながら,ファイルを正しい場所に置きましょう。

検索エンジンでの表示について,私は専門ではないので詳しくはわかりませんが,他のサイトと全くリンクさせていないようなウェブサイトは,洋上に浮かぶ無人島のようなもので,クローラー(検索エンジンに載せるページを探すbot)が立ち寄ることもほぼなく発見されないことが多いです。
そのため,すでにクローラーが立ち寄るようなサイト(検索エンジンに表示されるサイト)とリンクされていれば,クローラーがそのリンクをたどって新しいページとして見つけてくれる可能性があるので,表示されやすくなると思います。

もし,他のページとリンクさせない,もっと手早く検索結果に表示させたいということであれば,クローラーが見つけてくれるようにページのURLを直接クローラーに知らせるといったことが必要です。
簡単な方法としては,Google Search Console→「URLプレフィックス」を使ってURLを登録する,もしくはサイトマップを送信すればよいはずです。
詳しくは,「google インデックス登録」「SEO対策 google」とかでググるといろいろ出てくると思うのでそれらを参考にしてやってみてください。


(220702)TA,RA,LAについて

Q. 博士後期課程で,TA,RA,LAは重複して受給可能ですか?

TAとRA,TAとLAは一緒に受給可能です。
ただし,複数の雇用型奨学制度を併用する場合には以下のような条件があるので注意が必要です。

  • それぞれの勤務時間は重複してはいけない
  • 1週間の合計勤務時間は29時間以内にする

勤務計画は学務システムで管理するのですが,これらの条件に合わないような勤務計画を立てようとすると,学務システムが注意してくれるので,それに従った計画を立てるようにしてください。

LA/RAは,簡単には博士前期課程ではLA,博士後期課程ではRAという感じで,過程が変わるともに名前が変わるだけという印象があります(どういう分け方なのかはちょっとわかりません)。
なので,LAとRAは一緒に受給できないのではないかと思います。


(220624)JAISTでの人間関係について

Q. M1ですが,JAISTの人間関係に疲れてしまいました。

人間関係の問題はさまざまな活動に影響するので,できるだけ早いうちに解決法や対処法を考えておいた方がいいですね。
まず,自分を疲れさせている人から距離を置くことを考えましょう。一時的に距離を置いて,心を整えることでまたがんばれるならそれが一番簡単でよいです。
ただ,JAIST内での人間関係ということなので,自分と同期,先輩,後輩,先生などとの関係性に疲れていると推測されますが,自分とラボメンバーとの関係性となると距離を置き続けるのがなかなか難しいと思います(自分も何らかの形でラボメンバーと関わりながら研究を進めないといけないわけなので)。
また,人間関係に疲れてしまう要因として,ご自身の性格上の問題(例えば,人に気を遣いすぎてしまう,常に人目が気になってしまう,など)も考えられます。この場合は,一旦距離を置いたところで根本の問題は解決されません。
このような一時的に距離を置くことで解決できなさそうな問題であれば,自分の力だけで何とかするのはおそらく無理です。
ですので,まずは学生相談室に行って人間関係に疲れていることをお話ししてくるとよいのではないかと思います。学生相談室で先生とお話しする中で,客観的に自分を見つめなおし,自分がなぜ人間関係に疲れてしまっているのかを知ることが大事です。理由がわかれば解決策や対処策が考えられますので,過ごしやすさも変わってくるのではないかと思います。


(220622)不合格になった科目の再履修について

Q. 不合格になった科目を再履修して合格になった場合,不合格だった時の成績は更新されるのですか?

不合格になった科目は単位を取ったことにはならないので,成績は単位が認められるまで更新されることになると思います。
つまり単位を取った時点での成績がその科目の確定成績ということになります。
逆に言えば,すでに単位を取ってしまった科目に関しては再履修しても上書きはされないということになります。
そのため,場合によってはギリギリの成績で単位を取るより,いっそ不合格になってしまって再履修でより良い成績を取るという戦略の人もいるでしょう。
意図せず不合格になってしまった場合は,再履修するか,諦めるかのどちらかになると思います。

たとえ不合格でも,過程をまたいだ成績更新はできません。前期課程で不合格だった科目を後期課程になって取り直そうと思っても,前期課程の成績は前期課程修了時に確定されるので(不合格は不合格のまま残り続ける),後期課程では新規履修という扱いになります。

おそらくこんな感じだと予想しますが,大事なことなのでちゃんと先生や事務の人など,成績関係について確実にわかる人に確認を取ることを強くお勧めします


(220526)ホームページ作成について

Q. 自分のサイトを大学のサーバーに置きたいのですが,どうやってやればいいですか?申請などはいりますか?

大学のサーバーをお借りするのはとても簡単です。
一応申請制にはなっていますが,名前や学生番号等の基本情報を知らせてユーザー登録するだけで,すぐに自分の場所を作ってくれます。審査などはなく,ユーザー登録と同時に自動で自分用のフォルダが作られます。
情報基盤センターのページからも行けますが(サービス一覧を開くと出ます),こちらでユーザー登録したり,詳しいやり方などを見ることができます。

大学のサーバーをお借りする以上,大学が不利益を被るような内容のサイトは置かないでください。自動登録とはいえ,おそらく情報基盤センターの方で内容等さりげなくチェックされていると思いますので,変なサイトが出てきたと思われたら消される可能性があります。
特に外部に公開する場合は,そのような点を含めて責任をもったサイト運営を心がけてください。


(220525)学生相談室での相談内容について

Q. 精神的にしんどくなってきたので相談室に行こうか悩んでいます。相談室ではどのような話をするものなのでしょうか?

精神的にしんどくなってきたとのことなので,ぜひ学生相談室に行ってください。
相談室では何を話すのかというのは確かに行ったことがないとわからないし,不安になりますよね。
私は修士課程を終えるまでかれこれ3年ほど学生相談室にお世話になりましたので参考になれば幸いです。

まず,学生相談室は「話を聞いてもらう」場所だと思ってください。学生相談室にはカウンセラーの先生がいて,基本的には話を聞く側に徹してくれるので,自分がどんなにくだらない話だと思っていても聞いてもらえます。なので,遠慮せずにとにかく思っていることを話しましょう
私は毎週1回先生とお話ししていましたが,だいたいこの一週間はどうだったかとか,特に何も変わったことはなかったとか,某先生とお話ししたとか,どこどこに遊びに行ったとか,研究が全然進まなかったとか,そういう報告ばっかりしてました。そういった雑談の中から先生が気になるトピックを拾って話を広げてくれるといった感じでしょうか。
中には,話をまとめるのが苦手なのを理由に,学生相談室へ行くのを躊躇ってしまう人もいるかもしれませんが,話をまとめるのが苦手でも大丈夫です。話を聞いている先生の方で,適宜「こういうことですか?」という感じに話をまとめてくれるので,それを受けてまたお話を続けましょう(話題が途切れた時などは先生の方から雑談でもいいですよって言ってくれます)。

そして,学生相談室は自分で自分の現状を正しく把握し,自分ができることを考えるためのお手伝いしてくれる場所でもあります。
なので,話を聞いて「たいしたことないね」「あなたが悪いね」「~するべき」など,先生の方で何かを判断して言ってくるということはありませんので安心してください。
先生から「こうしたらうまくいくかもしれませんね」と提案されることはあるかもしれませんが,あくまでも自分でやってみるという気持ちが尊重されます
先生からの提案を受けてやってみると言ってみたものの,できなかった場合でも責められることはありません。その時は,なぜできなかったのかということを先生と一緒に振り返り,次はこうしたらうまくいくかもしれないということを先生と一緒に考えていきます。

このように,学生相談室ではあくまでも先生は聞き役,もしくは学生自身が見えていなかったことを気づかせたりするためのファシリテーターとしての役割しか基本的には担いませんので,自分や自分の話を否定するようなこと,怖いことを言われるなどということは絶対ないです(カウンセラーとしての立場を超えて先輩研究者として助言をする場合は,先生が事前にそのことを断ってからお話しされます)。
精神的にしんどくなってきているとのことなので,なぜしんどく感じているのかというのを素直に先生に話してみてください。なぜかはわからないけどとにかくしんどいという場合でも,最近起こったことなどを話しているうちにその理由がわかってくると思います。どうか怖がらずに学生相談室を利用してください。


(220513)研究室訪問レポートの提出方法について

Q. 研究室訪問レポートは希望する先生にメールで送ればいいですか?

研究室訪問レポートは先生と事務の両方に提出する必要があります。

提出の方法は,事務と先生で異なります。
先生には,基本的にメール添付という形で提出します(先生や事務から指示があればそれに従いましょう)。メールの件名は「研究室訪問レポートの提出」といった感じでよいと思います。
事務の方は,近年ではJ-Storage(JAISTのクラウドサービス)を通じてアップロードする形式のようです(以前は印刷したものを教務課の箱の中に投函する形でした)。

提出の方法は5月下旬に事務の方からメールで回ってくるので,詳細は必ずそちらで確認してください(メールの見落としにご注意ください)。


(220506)学生起業に関する情報の入手方法について

Q. 学生起業に興味があるのですが,研究とは別にしたいので,その系統の研究室には所属したくありません。JAISTや石川県によいコミュニティがあれば教えてください。

申し訳ないですが,私はその筋には詳しくはありません。ただ,詳しいかもしれない知り合いはいるので,仲介することはできるかもしれません。

私だったらどうするかを考えてみましたが,経営系やイノベーション系の研究室に所属しなくても,経営系の研究室を運営している先生とコンタクトを取って情報を得るというのが一番簡単かなという気がしました。
特に研究室訪問期間中でしたら他研究室にも行きやすいでしょうし,先生とのコネクションを作るチャンスだと思いますね。
ぜひうちにおいでよ!と勧誘されるかもしれませんが,そこは研究とは別にしたいとちゃんと説明できればわかってくれると思います。
もしくは,副テーマで経営系の研究室の先生にお世話になるとかもいいかもしれませんね。そこで起業準備するというのもありかも。
先生が自分の研究室に所属している学生しか相手にしないということはおそらくないんじゃないかと思います。先生にもよるとは思いますけど,いい意味でおもしろい学生はむしろかわいがってくれる感じがしますけどね。
せっかくJAISTにいるので,JAISTで使える物や人はとことん使うという考え方でよいのではないでしょうか。先生も利用させていただくくらいの勢いで突撃してみるといいかもですね(私はよくやってる)。


(220505)融合系での人とのつながりについて

Q. 融合科学系ですが,人とのつながりがほとんどありません。どうしたらいいでしょうか?

融合科学系のことはあまり深くは知らないのですが,人とのつながりが作りにくそうな要因はいくつか考えられますね。

  • そもそも融合系の学生数が少ない
    (融合系で縦横のつながりが作りにくい。)
  • 研究室があらかじめ決まっていて,それ以外の研究室に行く機会が少ない
    (研究室訪問期間に触れ合える先輩や同期との接触機会が少ない。)
  • JAIST⇔金沢大の移動で時間的余裕がない
    (空き時間に友達と会うとかが結構難しいのかも?)
  • 融合系以外の学生と比較すると,重複する講義が少ない
    (講義で何度も見かけるとかだと講義の話題とかで話もできそうだけどそれが少ない。しかもオンラインでなおさら少ない。)

他にもあるかもしれませんが,とりあえず思いつく限りはこんな感じでしょうか。

まず融合系同士のつながりを作るには融合系であることをご自身で発信するのが一番手っ取り早いかなと思います。
最近顕著なのがTwitterなどでJAISTの融合系ですと発信してつながりを作るといった方法ですかね。融合系の人も何人か見かけるのでそういう人を見つけて話しかけるとかするといいかもしれないです(そこは自分から積極的に!)。

研究室外でのつながりは研究室訪問期間を利用して他研究室を訪ねてみるのがよいかなと思います。「研究室は決まっていますが,興味があるので訪問したいです」と言えば断られることはあまりない気がします(むしろ積極的な学生だとしていろいろよくしてもらえる気がします)。
訪問時に所属学生と話したいとかゼミに参加したいとか言えば,先生が便宜を図ってくれることも多いと思うので,そういう機会を利用するといいかもしれないですね。特にM1でも早い人は4月の時点でゼミに参加し始めていますし,他研究室のゼミに顔を出す学生もいるので,そこで知り合いを作るというのも手かなと思います。

時間や科目選択の制約はどうしようもないと思うので受け入れるとして,より人と触れ合えそうな環境を見つけて積極的に参入する姿勢は大事かなと思います。
思いつきやすいところで言えば,サークルに参加するとかですかね。
個人的な経験では,語学科目を履修していた時に融合系の人がいて仲良くなった記憶があります。
あとは,グループワークのある知識科学系の講義を履修してみるとかもいいかもですね。特に講義時間外でグループワークをする科目は時間合わせが大変ですが,気軽にメンバーと会話が楽しめるのでおすすめですよ。

多少のめんどくささはあると思いますが,人とのつながりを作るためにはそれなりに能動的な姿勢を求められるので,自分に合ってそうな方法で人脈を作れるといいですね。


(220417)知識系で情報学位を取るための必要単位について

Q. 知識科学系研究室に所属希望ですが,情報科学の学位が取りたいです。情報系基幹科目で6単位とそれ以外で修了に必要な単位を取れば問題ないですか?

知識科学系研究室所属で情報科学の学位を目指す場合,修了に必要となる単位は情報科学系所属の学生と同じになります。ですので,情報系に準じた科目選択をしていれば問題ないと思います。
具体的には,情報科学系で基幹科目とされる科目で最低6単位修得し,その6単位を含む20単位以上を修得すれば大丈夫です。

情報科学の学位を目指す場合,そのほかの14単位は,

  • 情報系の導入科目(I1xx/4単位まで算入可)
  • 情報系の基幹科目(I2xx,I4xx/上限なし)
  • 情報系の展開科目(I4xx,I6xx/上限なし)
  • 広域科目(Lxxx,広域科目扱いの他学系科目(Kxxx, Mxxx)/4単位まで算入可)
  • 学術科目(Gxxx, Exxx, Jxxx/2単位まで算入可)

から選択することになります。

目指す学位によって科目の扱いは変わりますので,履修案内の「授業科目」のページ内にある「情報」の欄をよく確認して,算入可能上限などに気を付けて履修するようにしてください。

ちなみに,情報科学の学位を目指す人が知識科学系の科目を履修した場合は,すべて「広域科目」扱いになるのでご注意ください。また,マテ系の科目を履修した場合もほぼすべて「広域科目」扱いになるので(一部は情報系で基幹科目や展開科目となるようです),こちらも合わせてご注意ください。


(220416)入試の小論文添削について

Q. 先生に受験用の研究計画書の作成を手伝ってもらえるとしたら,出願の何か月前からアポを取ればいいですか?

まず,基本的なところですが,先生は研究計画書の添削はしてくれますが,(狭い意味での)作成を手伝ってくれるということはありません
先生がしてくれるのは,一応形になった計画書に赤ペンを入れたり,アドバイスをしたりといった程度だと思ってください。真っ白な状態から指導してもらえるということはおそらくありません。
なので,まずは自力で最後まで計画書を書いて形にする,それを先生に見てもらうという心構えで取り組んでください。書き方の基本はこちらを参考にしてください。

添削の相談やお願いは研究室訪問のタイミングで大丈夫だと思います。だいたいの人が研究室訪問の時に先生から「必要なら添削します」と声をかけられて添削してもらえることを知るといった感じです。
私の場合は5月に研究室訪問をしたときに先生に声をかけられたので,この時期でも7月入試に間に合う感じなのかもしれません(私は諸事情があって結局添削なしで1月入試を受けましたが)。
場合によっては,添削と修正が数回にわたる可能性もありますし,指摘部分の修正に時間がかかる場合もあります。そして,先生は基本的にみんな忙しいので,できるだけ早めにコンタクトを取った方がお互いのためにいいとは思います(1か月前はたぶんギリギリなのでやめたほうがいいです)。
ご自身の計画書作成の進捗にもよりますが,添削してもらって修正する期間を考えると,出願の2~4か月前くらいに添削のお願いをするとちょうどよさそうな感じでしょうか。
すでに研究室訪問済みという場合は,もう一度先生に連絡して添削の可否を聞いてみてください。


(220415)履修関係について

Q. 知識科学系で単位が取りやすい,高得点が取りやすい科目を教えてください。

新入生から落単が怖いので簡単な科目を教えてほしいという声をたくさんいただくので,ここで私の考えをまとめて書いておきます。

まず,知識科学系の科目は基本的にはどの科目でも真面目に取り組んでさえいれば単位は取れます。なので,単位の取りやすさを聞かれれば,ほぼ全部の科目で取りやすいとしか答えようがないですし,逆に言えば落単を気にせずに自分の興味で履修科目を選べる自由度があるということです。
特に知識科学系は学生のバックグラウンドが多様なので,どの科目でも基本的には素人からでも受講できるように導入的な内容から始まりますし,受講に関してあまり恐れることはないかなとは思います(明らかに自分の興味と合わなさそうとシラバスから判断できる科目は受講しないでしょうしね)。

そして,知識科学系の科目は真面目に受講していれば単位は確かに取れるのですが,真面目に受講するだけでは単位を取れる以上の評価が付きにくいという特徴があります。
つまり,真面目に先生の講義を聞いて,言われた課題をやって,無難に学期の終わりまで過ごしきるというだけでは,高得点が取りにくいということです。
高得点を取るには,論理的思考ができるとか,説得力のある文章が書けるとか,積極的に発言できるとか,グループワークをうまく回せるとかいった別のスキルが必要です。

知識科学系に限った話ではないと思いますが,何もせずにラクして単位も高得点も取れるといったことはありません
単位が取れる人は取れるだけの努力(最低でも真面目に受講する)をしていますし,高得点が取れる人はそれに加えて別のスキルを活かすなどして高得点を取っているのです。
履修科目の選択は確かに迷うと思いますが,落単するかどうかではなく,ぜひ自分の興味に基づいて選択し,選択した科目は真面目に受講してください。それで単位はほぼ確実に取れます。

なお,私に高得点が取れるおすすめ科目を聞いても,私がこれまでに履修した知識系科目は,自分で言うのもなんですがすべて高得点(優)なので,落単するかどうかというレベルで考えられている方には参考にならないと思います。
全部高得点なら簡単な科目だったのでは?と思う人もいるかもしれませんが,そんなことは全くないです。レポートに追われ続ける科目もあれば,講義外の時間を使ってグループワークをしないといけない科目もありました。
私が高得点を取れた科目を教えたところで,私にとっては相性などの問題から高得点が取りやすかったというだけであって,すべての人が同じように高得点を取れるというわけでもないです(例えば,私はレポート,GW,発表などやること盛りだくさんの科目で87点という比較的高得点を取りましたが,それをおすすめとして教えてほしいか?という話です)。
なので,私としては単位がほしければ真面目に講義を受ける,高得点が取りたければ単位を取れる以上の努力をすることをおすすめするしかありません。

履修相談に関しては,こういうバックグラウンドの人だと,この科目を履修するのはつらいですかというような相談には乗れますが,確実に単位が取れる科目を教えてほしい,簡単な科目だけ教えてほしい,選べないので選んでほしいという相談には上記の理由から乗れませんのであしからず。
繰り返しになりますが,知識科学系の科目はほぼすべての科目で真面目に受講していれば単位は取れます。その中でも簡単な科目を知りたい,選べないというのは,自分で選択するのを放棄してるのかな?という印象を受けますので,そういう聞き方はしない方が無難なような気がします(意地悪してあえて大変な科目を教えたくなります)。

Q. 講義情報はどこで仕入れられますか?

講義情報は先輩との交流があるような場所で仕入れることができると思います。
サークルなどは先輩との交流ができる場所の代表格ですね。
それ以外では,導入配属先の先輩に聞いてみるのも一つです。また,新入生であれば研究室訪問に行かれると思いますが,配属希望研究室の先輩であれば自身の興味や専門に近い可能性が高いと思うので,研究室の先生にお願いして先輩と話す時間を作ってもらうとよいでしょう。
研究室に先輩がいなくて話が聞けないという場合には,なんでも相談室を利用するとよいと思います。こちらは各学系の博士後期課程の先輩が日替わりで話を聞いてくれるので,希望学系の講義情報を聞くこともできると思います。
履修科目が全く決められないという人は,そういった先輩に講義情報を聞いて参考にするといいと思います。


(220408)履修関係について

Q. 研究室が決まっている場合,履修科目は研究室の先輩の履修例を参考にするか,自分の興味を優先するか,どちらがおすすめですか?

基本的には自分の興味に基づいて履修科目を選択するとよいと思います。
しかし,研究室によっては指導教員の先生に「この科目を履修してほしい」と言われることも少なからずありますので(特に指導教員の先生が担当する科目で多い),その場合はできる限りその指示に従うとよいでしょう。
あとは,自分の研究に必要そうなスキルを養えそうな科目を選ぶというのも科目選択の目安の一つだと思います。

Q. 履修登録するほどでもないけど,興味がある科目を見てみるということはできますか?

講義によっては録画を残してくれていることがありますので,JAISTのLMSに自己登録することで視聴できる場合があります。
LMSの自己登録は履修登録とは異なるので,LMSで登録したからといって履修登録したことにはなりません(履修登録は学務システムからのみ行えます)。


(220408)JAISTの休日について

Q. 連休中に帰省したいのですが,JAISTに祝日はありますか?

大学の講義がなかったり,先生が出勤していなかったり,事務などが閉まっているという意味では祝日はもちろんあります。
ただ,研究が切羽詰まっている人にとっては,連休も何も関係なくとにかく研究を進めるしかないので,祝日など関係ないと言うかもしれません。
ですので,(別に脅すわけじゃないですけど)帰省できるかどうかは,自分の研究進捗等々を見極めて判断していただければと思います。
念のために言っておくと,連休のたびに帰省している人ももちろんいますので,帰省してリフレッシュできるならそれもよいかなと思います。


(220407)周りの人とかかわる不安感について

Q. 新入生ですが,周りの人が質問しているのを見るとみんな頭がよさそうで今後かかわっていくうえで不安を感じます

よくある不安だと思います。とにかく心を強く持って,そういう空気に飲まれないことが一番大事かなと思います。
私も自信をもって入学してきたものの,周りの高学歴の人や鋭い質問を連発する人を見て,劣等感や無能感に苛まれました。私は高偏差値校の出身ではないし,特に初めのうちは自分が来るところじゃなかった,自惚れていたと何度も何度も思いました(博士課程に進学した今でもよく思います)。
でも,しばらく過ごしてみるとわかると思いますが,周りの学生や先生方は自分が思っているほど自分のことを気にしていません。周りの人たちはJAISTでの自分のふるまいを見て自分のことを評価していて,自分は周りよりも劣っているという勝手な強い思い込みに支配されていたということにだんだん気が付いていくと思います。
実際にできる人もちょっと不出来な人もみんな割と仲良くやってますよ。

そうは言っても,特に初めのうちは,全く質問しない人からしたら質問しているだけで割とすごい人ですし,自分はすでに出遅れているのかもしれないと思いがちです。
しかし,実際のところ,質問している当人は本当にただ自分の中のモヤモヤを解消したいだけという人がほとんどだったりします。
講義中に鋭い質問をしなければいけないとなどということは全くありませんし,質問する人はほとんどの場合で「ここわからないなぁ」「なんだか違和感があるなぁ」「自分の持ってる知識と違うなぁ」と思ったら遠慮なく手を挙げているというだけです。

なので,繰り返しますが,周りを見て委縮しないよう心がけましょう
質問できる人になりたいのであれば,初めの一歩として,まずは自分の中のモヤモヤに気づく,次に質問する勇気を出すことを目標にしてみてください。「1コマ中1回以上質問する」を目標に質問を繰り返すと,質問力が上がって「いい質問だ」と言われることも増えてくるので,結構自信がつきますよ!質問がなければ意見や感想でもいいので,発言したい/しようという気持ちが大事です(「これは感想なんですが~」と断って感想を言う人もいますよ)。
何もできないなどと言わずに,できる自分を1つずつ積み上げていきましょう。


(220404)進学前の研究室訪問について

Q. 新B4ですが,4月に研究室訪問するのでは遅いですか?

遅くはないと思いますよ。ぜひ研究室訪問してみてください。
JAISTには入学後に導入配属(仮配属)期間があり,その期間中にいろいろな研究室を見て回って希望研究室を決める人も多いですが,すでに興味のある研究室にいくつか目星がついているなら,研究室の先生にコンタクトをとっていろいろと情報を仕入れておくに越したことはありません。
ただ,4~5月は4月入学の新入生の研究室訪問期間となっています。先生方は新入生の研究室訪問の対応もしないといけないのでアポが取りづらいということはあるかもしれません。
新入生が本格的に研究室訪問を始めるのは4月中旬からと思われるので,4月~5月中に訪問または面談したいのであれば,4月上旬のうちにアポだけでも取ることをお勧めします。その時期を過ぎるとアポが絶対取れないということはないと思いますが,先生の空き時間にも限りがあるので取りづらくはなると思います。

Q.小論文を添削してもらうには,第一希望の研究室だけにコンタクトするべきですか?

そんなことはありません。自分に一番合った研究室を見つけるうえで,より多くの研究室を見て回るのは大切なことです。
研究室の雰囲気は本当にさまざまなので,一つの研究室だけではなく複数の研究室を見てほしいと言う先生がほとんどではないでしょうか。
小論文の添削はおそらくメールでの対応が主となると思います。ですので,いくつかの研究室を訪問した後で,訪問のお礼と一緒に改めてメールで先生にお願いしてみるというのがよいのではないでしょうか。
第一希望の先生に添削をお願いしたい場合は,研究室訪問の時に添削をお願いしたい旨を伝えておくとスムーズに進むと思いますよ。


(220401)入寮後の不安感について

Q. 入寮したものの,話し相手がいなかったり環境の変化でメンタルが不安定になってしまいます。どうしたらいいですか?

天気がいい日はとりあえず外に出て太陽の光を浴びましょう。日光浴は不安感軽減ためにも大事です。
気晴らしにJAIST周辺を散歩するなどしてリフレッシュしてみてください。

話し相手は,最近ではTwitterで新入生同士つながって交流するという例が多いようですよ。「JAIST」や「#春からJAIST」でサーチするとJAISTの新入生や先輩,先生などが見つかると思うので,そちらで話し相手を見つけるなどするとよいかもしれません。
「#JAIST」でサーチするより「JAIST」でサーチした方がいろいろ見つかると思うので,情報収集もかねてお友達作りなどしてみてください。


(220331)在学中のバイトについて

Q. 知識科学系の人のバイト時間・バイト代はどんな感じですか?

人にもよりますが,学外でバイトしてる人は週当たり3~15時間といった感じだと思います。
気分転換する程度の人は週あたり3~5時間くらいで済みますし,生活のためにがっつり稼がないといけない人は週当たり10時間前後,もしくはそれ以上している人もいるかもしれません。
時給1000円だとすると,月あたり12,000円~60,000円くらいになるので,目的に応じてかなり差があると思います。
ただ,学業優先なので,くれぐれもバイトに一生懸命になりすぎないよう注意してください。
がっつり稼がなければいけない人も,できるだけ学業を優先させてくれる優しいバイト先を探しましょう。忙しいときには本当に忙しいので,そういったときに休ませてくれるような場所で働けるといいですね。

私の場合は,シフトにもよりますけど週あたり10~15時間勤務で,時給1000円なので月あたり50,000円前後もらっていると思います。
一週間の勤務日時は,水(19:00~21:30),土日(14:00~21:30)という感じです。土日はフルで入る日もあれば3,4時間だけというときもあります。
これに加えて,時期によっては学内でTAやったりLAやったりしてました。


(220330)異性との交流について

Q. 寮に異性を連れてきても大丈夫ですか?美男美女はいますか?

私の記憶が確かなら,学生寄宿舎は男子寮には女性は入れなかった気がします(逆もしかりで,女子寮に男性は入れないと思います)。JAIST HOUSEの方はちょっとわからないです。
いずれにしろ寮なので,壁薄なのはほぼ間違いないですし,イチャつきたいなら気を付けた方がいいでしょうね。

男性はやはり母数が多いので,好みの美男子が見つけやすいかもしれないです。
女性は母数が少ないので,その中から好みの美女を見つけるとなると難しい可能性がありますね。
日本人学生の女性は少なめですが,留学生の女性はまあまあいるので,好みの人がもしかしたら見つかるかもしれません。
よい出会いがあるといいですね。


(220318)寮の虫対策について

Q. 寮に虫が出るそうですが,入寮後すぐに噴霧系殺虫剤等を使用するべきですか?

噴霧系殺虫剤を寮で使用してよいかどうかはわかりませんが(寮の先輩や学生生活課に確認してみてください),そのような殺虫剤を使えるのは家具を入れる前の1回きりらしいです。使うと床や家具がべたつくそうなので,いろいろ入れた後だと無理とのことです。
そしてもし使えるということであれば,家具や電化製品の防御と,やはり臭いがかなりするそうなのでご近所迷惑にならないよう十分注意して使うようにしてください。

しかし,噴霧系殺虫剤を使ったとしても一時的な効果しか期待できませんので(増えすぎた場合の一斉駆除には効果あるかもですが,噴霧後は虫の死骸で床が大変なことになるらしい),定期的に出現する虫対策をするなら冷凍系スプレーを常備しておく方がよほどおすすめかと。
冷凍系スプレーは至近距離から数秒かけるだけでみるみるうちに虫が白く凍り付いていって動かなくなるので,そのまま寮の外に捨てるかゴミと一緒に捨てれば処理完了です(殺虫成分が入っていない場合は生きてる可能性があるのでゴミにする場合は注意)。
姿かたちが残ったまま凍り付くので苦手な人はツラいかもしれませんが,臭いはほぼないですし,叩いていろいろ飛び散らせるよりよほどマシです。
山の中なので定期的に虫と遭遇するのは仕方ないです(大学の建物内にもよく蛾とか羽虫とかの死骸が落ちてますし)。虫とは出会うたびに追い出すかヤってしまうかしか方法はないでしょう。
虫が苦手なみなさんはがんばって乗り越えてください。


(220316)入学直後の行事について

Q. 入学直後の行事について教えてください

入学直後には全学オリエンテーションがあります。
ここで,履修関係や学生生活のことについての説明を受けます。また,大学から貸与PCを受け取ったりします
対面で実施される場合は,大きめの教室やホールでみんな一斉に説明を聞いたりしますし,小グループに分かれて各学系の出し物(作業系グループワーク)や英会話を楽しむなどといったこともありました。また,オリエンテーションの一環で新入生歓迎パーティなんかもあったことがありました。
※新型コロナ対策のため,現在は各自配布資料を見たり,配信動画を見たりする感じです。また,配布物は指定された時間に指定場所に各自取りに行ったりします。新年度がどうなるかはわからないので公式アナウンスを必ず確認してください。
オリエンテーションの一環として先生方による研究室紹介なんかもありますね。これは事前にどの研究室がどの時間に紹介されるというタイムテーブルが決められているので,気になる研究室の時間帯に指定教室に行って聞くといった感じです(オンラインではどうやってるのか不明です)。
あとは,確かTOEIC IPも受けないといけなかった気がします。実地開催でない場合はWBTのTOEIC IPを各自のPCで受験します(1時間くらいで終わる)。
その他には健康診断などもあります。身体計測のほかにカウンセラーの先生による不安ごとの聞き取りなどがあります。


(220316)入学時の引っ越しについて

Q. 入学時の引っ越しはいつ頃した方がいいですか?

私自身は実家からの通学で,寮事情はほぼわからないので,実際に寮に住んでいる友人の話をそのまま掲載させていただきます。

(例1 2020年4月入学)
入寮開始日の付近で最低限の荷物を持ってJAISTまで来て入寮。あとで実家から少しずつ荷物を送ってもらう。

(例2 2020年4月入学)
4/3に学生証と鍵を取りに来て、引っ越し自体は入学式が無かったので健康診断前(4/15あたり)にしてました(オリエンテーション等がオンライン開催だったからわりかし自由だった)
入学式やネット環境の設定がいつできるかで考えたほうが良いかもですね
寮は荷物をそんなに置けないので、引っ越しはゆうパックや宅急便を使うと安上がりで済みますよ


(220316)履修登録について

Q. 履修登録の日程について教えてください

履修登録期間は授業開始日から概ね2週間程度です。この期間中に学務システムを使ってオンラインで履修登録を行います。履修登録期間外の登録変更はできないので注意してください。
今年度の授業開始日については時間割に掲載されているので,そちらで確認してください(公式ページ)。
履修登録期間中にも講義は回を重ねていきますので(2週間で4回分進む),講義選択は一回受講してしまったら実質出続けるか辞めるかの選択しかできないような感じです。
夏季集中講義,冬季集中講義については,その時期になると別途メールで案内が来ますので,それに従って登録してください。
このほかに,特別な履修申請が必要な科目もたまにあったりするので,案内メールをよく確認してください。


(220316)入学直後の行事について

Q. 入学直後に参加するべき行事はありますか?

いつまでオンラインベースの行事が続くかはわかりませんが,オンラインばかりでは縦横のつながりが作りにくいという人も多いと思います。
入学直後には新入生向けにオンライン懇親会などが企画されていたりしますので,そちらに参加してみると友達作りなどもできてよいのではないかと思います(知識系では少なくともありました。他学系は不明です)。
知識科学系では過去にSpatial Chatというウェブツールで行われていまして,近くの人同士は会話が聞こえる,離れると聞こえなくなるというような実際の立ち話に近い感じでおしゃべりを楽しむことができます。今年はあるのかどうかわからないですが,あるとしたら担当の先生がメールで入口を流してくれると思うので,のぞいてみるといいかもしれません。

入学すると導入配属(仮配属)の研究室が発表されると思いますが,導入配属先にもぜひ顔を出しておくとよいと思います(コロナ禍なので無理にとは言いませんが)。
導入配属先には先輩方がいると思うので,ここで仲良くなっておくと,入学直後のトラブルとかに対処しやすくなりますし,講義情報や生活情報なども聞けたりします
研究室によっては,導入配属であろうと新入生歓迎会を開いてくれたりもします。
あと,研究室の先生方も導入配属の学生の状況を事務から聞かれたりすることがあるそうなので,めんどくさくても一度くらいはコンタクトを取っておくとよいですね。

あとは,研究室によっては説明会などが開かれたりすると思うので,開催情報をキャッチしてそちらもぜひのぞいてみてください。


(220304)入学までにやった方がいいことについて

Q. 学部4年のうちにやっておくべきこと,入学までにやっておいた方がいいことはありますか?

まずは,なんとなくでもいいので研究テーマを考えておくことと,それをもとに訪問する研究室を3つ以上考えておくことだと思います。
研究室訪問では先生との面談でやりたい研究テーマについて話すことになるので,その準備をしておくということです。
自分がやりたいことを初対面の人に伝えるというのは結構難しいと思うので,時間をかけてまとめておくといいと思います。
もし,やりたいテーマはすでに決まっている,研究室も決まっているということであれば,日本語の論文や本でもいいのでいろいろと情報収集を始めておいてもいいのではないかと思います。


(220226)履修関係について

Q. 科学技術研究論文,科学技術課題研究とはどのような科目ですか?

科学技術研究論文/科学技術課題研究/科学技術博士研究計画調査とは,簡単に言えば修士研究をすることで単位を得られる科目のことです。学部までのことばで言い換えると,卒業研究とかゼミナールなどに相当する科目と言えばイメージしやすいでしょうか。
これらは選択必修科目となっていて,どれか一つを選んでやるということになります。
科学技術研究論文というのは修士論文のことになります。博士前期課程の学生はほとんどが修士論文研究を選択しますし,多くの先生方もそのつもりで基本的には指導されます。
修士論文では新規性が重視されるため,既存研究を調べ上げたうえで新しいことを言わないといけないという大変さがあります。
科学技術課題研究は論文まではいかずに,特定課題のレビューなど中心にするのだと思います(やっている人が少ないので詳細はわからないです,すみません)。
課題研究は修士論文に比べて負荷が少ない(?)ためか,授業で単位を多めに取らないといけないという違いがあります。
科学技術博士研究計画調査は博士課程に進学する予定の人が修士のうちから博士研究の準備をしていくというものだと思います(こちらもやっている人が少ないので詳細はわからないです)。


(220226)履修関係について

Q. 知識科学系でおススメの科目はありますか?

人によって何を講義に求めるかは違うと思うのでこれがお勧めとはなかなか言いにくいですが,単位が取りやすいお勧め科目ということであれば,知識系の講義はちゃんと出席して出された課題に対して真面目に取り組んでいれば落とされることはほぼないです。
稀に落とされている人もいますが,たいていは真面目に出席していないとか,フリーライダーやってるとか,不正をやったとかだと思います(それ以外で落とされている人もいるかもしれないので,絶対落ちないとは言えませんが)。
ただ,知識科学系の授業形式(もっぱら参加型)と相性が悪い人は落とされはしなくても高得点が取りづらいということはあるようです。
高得点でクリアしたい人は,講義中に積極的に質問するなどするとよいと思います(講義によっては質問者名と質問回数を控えられています)。


(220226)履修関係について

Q. 1学期あたりにどれくらい単位を修得したらいいですか?

できれば1年次のうちに修了に必要な講義で得られる単位は全部拾っておくのがお勧めなので,1学期あたり2~4科目あたりが理想だと思います。
私は1の1期,1の2期,夏季集中,2の2期(2の1期は履修なし)でそれぞれ2~4科目履修して取り終えました。
特に日本人学生の場合は,1の1期,1の2期に比較的履修しやすい(簡単という意味ではない)科目が集中していると思うので,夏までが講義で忙しいみたいな感じになるのではないでしょうか。


(220226)講義について

Q. 発表で評価が決まる科目はどのような形で行われていますか?

発表も含めて評価を決める科目は,持ち時間3分とかでお題に対して自分がどのように考えたかなどを受講生と先生の前で一人ずつ発表します
グループワークの最終発表であればグループの代表者数名で発表の場合もあります。
パワーポイントなどの視覚資料を使ってもいい場合もあれば,口頭のみで発表する場合もあります。
発表原稿は事前に提出を求められる場合があり,発表に関する評価は提出された発表原稿と実際の発表をもとにつけられます(つまり,発表内容だけでなく発表態度なども評価の対象ということ)。


(220226)履修関係について

Q. 履修関係で気を付けた方がいいことはありますか?

進級や修了には指定単位数が必要なので,それを考えたうえで履修計画を立てないといけないことが一つですね。
研究計画書の提出(M1→M2の進級時),学位申請書の提出(修了の2~3か月前)には,指定された数の単位を修得済みであることが条件となっています。必ず履修案内等で確認しておきましょう。
もしゆっくりめに単位を集める計画であっても2年次の2-1期までには単位をすべてそろえていないと卒延が確定するので,取りこぼしがないかだけはちゃんと確認しておきましょう。
また,修了単位に数えることのできる単位には下限と上限があります。特に基幹科目は下限(最低〇単位必要)があり,基幹科目,展開科目を除く科目には上限(最高〇単位まで算入可)があります。つまり,簡単に取れそうだからといって導入科目ばかり取っていても修了できないということです。


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