学生の近藤さんとLIUさんが映像表現・芸術科学フォーラム2026において優秀発表賞を受賞/近藤さんはCG-ARTS賞とのダブル受賞
学生の近藤耀さん(令和8年3月博士前期課程修了、宮田研究室)とLIU Xiangyuさん(令和8年3月博士前期課程修了、宮田研究室)が、映像表現・芸術科学フォーラム2026において、優秀発表賞を受賞しました。さらに、近藤さんはCG-ARTSの審査員によって選出される「CG-ARTS賞」も併せて受賞し、ダブル受賞となりました。
映像表現・芸術科学フォーラムは、映像情報メディア学会(映像表現&コンピュータグラフィックス研究会)、画像電子学会、芸術科学会、CG-ARTS(公益財団法人 画像情報教育振興協会)の4団体が主催し、映像技術・CG・芸術科学分野における最新の研究成果や作品を発表・展示する年次学術会議です。
令和8年3月2日に東京工芸大学にて開催されました。
※参考:映像表現・芸術科学フォーラム2026
■受賞年月日
令和8年3月2日
【優秀発表賞・CG-ARTS賞】
■研究題目、論文タイトル等
手描きアニメーション手法「オバケ」の3DCGによる表現
■研究者、著者
近藤耀、宮田一乘
■受賞対象となった研究の内容
本研究では、3DCGにおいて手描きアニメーション特有の「オバケ(残像)」表現を自動生成する手法を提案し、制作現場のアニメーターを対象に実用性の観点から評価を行った。
■受賞にあたって一言
この度、映像表現・芸術科学フォーラム2026におきまして、CG-ARTS賞、優秀発表賞という名誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。日頃より熱心にご指導いただいた宮田一乘教授をはじめ、ヒアリングや評価にご協力いただいた関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
【優秀発表賞】
■研究題目、論文タイトル等
キャッツアイ効果およびスター効果を持つ宝石のレンダリング手法の開発
■研究者、著者
劉翔宇(Liu Xiangyu)、宮田一乘
■受賞対象となった研究の内容
本研究は宝石の特殊光学効果であるキャッツアイ効果およびスター効果を対象に、高精度なレンダリング手法を開発した。まず、BlenderのGeometry Nodesを用いたプロシージャルモデリングにより、宝石内部の細長い針状包有物を制御可能な内部微細構造モデルとして構築し、実験を通じて宝石形状・屈折率・包有物条件やレンダリング設定が見え方に与える影響を整理した。さらに、既存の解析モデルに基づき光の筋位置を予測する「キャッツアイ効果の光の筋計算器」をPythonを用いて、Blender上で実装し、リアルタイムレンダリングへの応用可能性を検討した。以上の二つのアプローチをBlenderアドオンとして統合し、キャッツアイ効果およびスター効果を持つ宝石のレンダリングに向けて、内部構造のモデリング、光の筋位置の予測、および光の筋の外観をリアルタイムに調整可能なシェーダー表現を一体化した制作支援ツールを実現した。
■受賞にあたって一言
この度、映像表現・芸術科学フォーラム2026に参加し、多くの優秀な研究者に出会い、交流を通じて視野を広げると共に、大変有意義な経験を積むことができました。そのような中で優秀発表賞をいただき、本当に嬉しく、また光栄だと思っております。ご指導くださった宮田一乘教授、研究室の皆さま、そして学会関係者の先生方に、心より感謝を申し上げます。


令和8年4月17日
