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受賞

学生のZHANGさんがIEVC 2026においてBest Paper Awardを受賞

 学生のZHANG, Yongmingさん(博士後期課程3年、AI知性研究領域、謝研究室)が、The 9th IIEEJ International Conference on Image Electronics and Visual Computing (IEVC 2026) においてBest Paper Awardを受賞しました。

 IEVC 2026は、画像電子学会(IIEEJ)が主催し、令和8年3月16日~19日にかけて広島大学霞キャンパスにて開催された国際会議です。平成19年に第1回が開催され、今回で第9回を迎えました。同会議は、画像エレクトロニクスおよびビジュアルコンピューティング分野における最新の研究成果の発表と、国際的な学術交流の推進を目的としています。

※参考:IEVC 2026

■受賞年月日
 令和8年3月18日

■研究題目、論文タイトル等
Sketch-based Rust Texture Generation Using Diffusion Model

■研究者、著者
Yongming Zhang, Tianyu Zhang, Kazunori Miyata and Haoran Xie

■受賞対象となった研究の内容
 写実的で制御可能な錆のテクスチャ生成は、モデルのテクスチャリングや画像編集などの社会応用において重要であるが、コンピュータグラフィックスにおいて依然として困難な課題である。本研究では、ユーザのスケッチから写実的な錆のテクスチャを生成するための二段階のフレームワークを提案する。まず、条件付き敵対的生成ネットワークを用いて、入力スケッチを錆の成長プロセスを表現するマルチレベルの制御マップに変換する。次に、制御マップを用いて条件付き拡散モデルをガイドし、ユーザの意図を反映した高品質のテクスチャを生成する。また、アノテーションなしでモデルの学習を可能にするため、実際の錆画像が持つ色の彩度や局所的なテクスチャ特徴に基づき、制御マップを抽出する教師なしセグメンテーションアルゴリズムを導入した。定量・定性評価の結果から、提案手法は従来の手法と比較して写実性、構造の忠実度、制御性の面で優れており、実際の錆表面の複雑で多様な特徴を効果的に表現できることが示された。

■受賞にあたって一言
 この度、IEVC 2026にてBest Paper Awardという身に余る評価をいただき、大変光栄に存じます。本研究であるスケッチからの写実的なテクスチャ生成は、多くの試行錯誤を伴うものでしたが、謝浩然准教授の的確なご指導と、共同著者の皆様(Tianyu Zhang氏、宮田一乘教授)の多大なるサポートのおかげで、このような形に結実させることができました。また、活発な議論を通じて常に刺激を与えてくれた研究室の仲間たちにも深く御礼申し上げます。この受賞を新たな出発点とし、生成AIとコンピュータグラフィックスの融合領域でさらなる革新を目指し、真摯に研究に精進してまいります。

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令和8年6月1日

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