松本名誉教授が電子情報通信学会教育功労賞を受賞
松本正名誉教授が一般社団法人電子情報通信学会の第10回(2025年度)教育功労賞を受賞しました。
教育功労賞は、同学会の教育に関わる組織活動において、特に大きな功労が認められた個人に授与されるものです。
松本名誉教授は、「無線通信システムの数理的設計手法の講師としての貢献」が評価され、このたびの受賞となりました。
※参考:電子情報通信学会
■受賞年月日
令和8年3月11日
■受賞題目
無線通信システムの数理的設計手法の講師としての貢献
■受賞対象となった活動の内容
JAIST現役時はもとより、退職後もIMT-Atlantic, Brest, FranceにおけるInternational Invited Professorとして2024年12月までProject Chairを勤め、その後も様々な国の学生や研究者達と、モバイルワイヤレス通信のための基礎技術の研究を継続してきました。帰国時には、その結果を電子情報通信学会におけるRadio Communication Systems (RCS)ソサエティーや、Smart Radio (SR) Society においてチュートリアル講演を提供してきました。そのことが評価されたのだと思います。ご支援いただいた関係各位にこの場を借りて感謝申しあげます。
■受賞にあたって一言
大学前期博士課程を修了してから約20年にわたるインダストリーの仕事では、実験や大規模なシミュレーションを必要とする実証研究が主でした。一方、アカデミアに移り、フィンランドオウル大学Center for Wireless Communications教授、JAIST 教授、及び退職後の活動を含めてのポリシーは「シミュレーションやAIでは、モデルを超える新しい事実は発見できない」「シミュレーションは理論の正しさを実証するためのツールにすぎない」としてきました。必然的に研究活動の中心として、確率論や数理統計学、情報理論を駆使する理論的な研究を行ってきました。この結果を、チュートリアル講演を通じて電子情報通信学会RCSやSRソサエティーのみなさまに伝えてきたので、受賞題目のような教育功労賞をいただけたのだと思います。よく言われる、「教育と研究は表裏一体」を具体化した事実なのかもしれません。支えていただいたJAIST時代の各位に感謝申しあげます。
令和8年6月4日
