学生の中村さんが情報処理学会DCC研究会の第43回研究発表会においてDCC優秀賞を受賞
学生の中村隆之さん(博士後期課程3年、AI知性研究領域、宮田研究室)が、一般社団法人情報処理学会デジタルコンテンツクリエーション(DCC)研究会の第43回研究発表会においてDCC優秀賞を受賞しました。
第43回DCC研究発表会は、令和8年5月28日・29日に石川県政記念しいのき迎賓館(石川県金沢市)にて開催され、CG・3Dコンテンツ、ゲーム、メディアアート、コンテンツ教育など、デジタルコンテンツに関する研究や制作成果の発表が行われました。
DCC優秀賞は、同研究会の研究発表会で発表された研究・制作のうち、研究内容、制作内容および発表技術が総合的に評価され、特に優れていると認められたものに授与される賞です。
※参考:DCC研究会
■受賞年月日
令和8年6月11日
■研究題目、論文タイトル等
ゲームデザイン教育のための独自ビデオゲーム「Hand Heads」開発とゲームデザイン研修の実践
■研究者、著者
中村隆之、宮田一乘
■受賞対象となった研究の内容
ゲームデザイン教育では、ルールやカメラ等のパラメータ変更がプレイヤ体験に与える影響を、実際にプレイして初めて理解できる場合が多い。しかし、こうしたパラメータ変更とプレイの試行錯誤を短時間で実践的に学ばせる手法は限られている。本研究では、ルール・カメラ・移動速度等のパラメータをプログラミング無しに変更し即プレイできる独自ビデオゲーム「Hand Heads」を開発し、2つの異なるプレイ体験の設計をゴールとする2.5時間のプロ向けゲームデザイン研修を設計・実践した。2社3セッション計64名への研修の結果、高い満足度(5段階平均4.75-4.80)が得られた。同時に、同じ体験ゴールを目指したにも関わらずチーム間でゲームのパラメータ設定は収束せず、また全体の設定傾向と高評価チームの設定に乖離が見られ、プレイを通じた検証なしには有効な設計判断に到達しにくいことが示唆された。
■受賞にあたって一言
ゲームデザイン教育研究者として、集大成ともいえる教育研究の成果と感じていたので、受賞は本当に嬉しいです。ご指導いただいた宮田一乘教授、ゲームを一緒に開発した学生諸氏にも大変感謝します。ありがとうございました。
令和8年9月24日
