朝日新聞に掲載|トキ保全×探求学習×震災復興―宮木客員教授が鹿西高校と連携
宮木幸一客員教授が推進する能登でのトキ保全プロジェクトが、2026年6月13日付の朝日新聞に掲載されました。
2026年5月、石川県羽咋市において本土初となるトキの放鳥が実施されました。これを機に、宮木客員教授は羽咋市に隣接する中能登町の石川県立鹿西高等学校の生徒たちと連携し、定点カメラとAIを活用したトキ飛来調査を開始しています。
この取組の特徴は、トキの観察にとどまらない点にあります。トキの採餌・定住に適した自然環境かどうかを「生きもの調査」によって継続的かつ定量的に評価し、その結果を高校生自身が地元農家に提供します。調査データは、石川県が推進する「トキ共生米」認証制度(トキめく能登の未来米づくり認証制度)にそのまま活用できる形で提供されるため、探究学習の成果が地域の農業振興に直接つながる仕組みになっています。
宮木客員教授は、生物多様性を定量評価するための指標の算出方法と、トキの飛来を検出するAIプログラムを開発・提供しています。このAIプログラムは、繁殖期と非繁殖期で異なるトキの羽色の特徴を判定基準に組み込むことで、高精度な識別を実現しています。
科学的手法と地域の力を組み合わせ、希少種の保全・探究学習・震災復興を一体的に推進するモデルとして、今後の広がりが期待されます。
【参考】
朝日新聞記事(2026年6月13日付):
https://digital.asahi.com/articles/ASV6C7WJSV6CPTIL001M.html?ptoken=01KV55K2BKX0F5A27JVN3B9GKK


定点カメラの映像

トキ判定AIプログラム画面
令和8年6月17日
