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輪島の新たな漆器開発に向けた共同研究を開始

 本学は、株式会社The Three Arrows(石川県輪島市)と、輪島の新たな価値創出に向けた共同研究を開始しました。9月30日に共同研究契約を締結し、10月から研究を開始しています。
 本共同研究では、漆の焼付塗装方法の検討と、漆と木粉を原料とする成形素材「URCYL」の評価・改良に取り組みます。含水率、耐酸性、耐紫外線性、熱安定性、表面硬度などを評価し、食器洗浄機での使用に耐える性能や耐擦傷性の向上に向けて、素材構成や加工条件の検討を進めます。

能登復興支援を通じた産学連携
 本学は、令和6年能登半島地震を受けて復興支援タスクフォース(TF)を立ち上げ、産学官金連携イベント「Matching HUB」で培った地域活性化のノウハウや、産業界、行政機関、支援機関、金融機関等とのネットワークを活用し、能登地域の企業等の復興支援に取り組んできました。
 これまでの支援活動では、輪島市の重蔵神社が復興に向けて立ち上げた「輪島ファーストペンギン」との連携や、Matching HUBを通じた企業間のマッチングを進めてきました。その中で、植物資源を原料とする成形素材「URCYL」を開発した合同会社ELEMUSと田谷漆器店との連携が生まれました。
 今回の共同研究は、こうした産学連携の経緯を背景に、大学の研究知見を生かして素材の評価・改良や加工技術の検討を進め、新たな漆器の開発を目指すものです。
 本学では、能登復興に向けた産学官金連携の取組をさらに展開するため、2027年3月に七尾市で「Matching HUB Noto 2027」の開催を予定しています。能登地域の具体的なニーズを起点に、企業や大学等の技術・知見をつなぐ場を創出し、地域課題の解決と新たな事業の創出を目指します。
本学は、今後も産学連携のネットワークと大学の研究力を生かし、地域企業との連携を通じて、能登の復興と地域産業の発展に取り組んでいきます。

関連情報
株式会社The Three Arrowsによる共同研究開始のプレスリリース
https://www.wajimanuri.co.jp/2026/11/05/post-3462/

令和8年11月6日

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