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受賞

学生のDINGさんらのグループが国際会議Augmented Human 2021においてBest Short Paper Awardを受賞

 学生のDING, Zeyuさんらのグループが国際会議Augmented Human 2021においてBest Short Paper Awardを受賞しました。

 Augmented Human 2021は、人間拡張分野における世界初の国際会議であり、今年度は第12回となります。今回、Augmented Human 2021は5月27日にスイスのジュネーヴ大学で開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となりました。

*参考:Augmented Human International Conferencesホームページ

 今回の研究は、本学が実施しているグループ副テーマ研究(注)の一環として、謝 浩然講師鳥居 拓馬助教の指導のもと行われました。
 本プロジェクトには構成員として、学生のDING, Zeyuさん(博士前期課程2年、知能ロボティクス領域、チョン研究室)、中村 浩太さん(博士前期課程2年、環境・エネルギー領域、水田研究室)及び吉田 匠吾さん(博士後期課程2年、ヒューマンライフデザイン領域、宮田研究室)が参加しています。

注:本学では専攻分野に関する主テーマ研究のほか、関連分野の知識等を修得し、幅広い視点から研究を行う能力を身に付けるため、副テーマ研究を必須科目として実施しています。複数の研究テーマに取り組むことにより、多彩な課題に対する適応力や応用力を高めることができます。副テーマ研究は個人で実施する場合とグループで実施する場合があります。

■受賞年月日
 令和3年5月27日

■研究題目、論文タイトル等
xLimb: Wearable Robot Arm with Storable and Extendable Mechanisms

■研究者、著者
Zeyu Ding, Shogo Yoshida, Takuma Torii and Haoran Xie

■受賞対象となった研究の内容
 近年、身体能力の拡張を目的に、両手を使わず作業が可能なウエアラブルロボットアームの研究が進んでいる。しかし従来のデバイスは、 作業を行っていない時でもアームが常に伸びている状態になっているため、腕にかかる負荷が大きく、ほかの作業を行う際に支障をきたすという課題がある。 そこで本研究では、腕にかかる負担を最小限にして、アームを用いた快適な作業を可能にするためのロボットアームxLimbを提案する。 収納性と伸縮性を備えることで、長時間の使用でも快適に、かつアームを使用しない時でも省スペースでの作業が可能になる。 本研究の詳細については、 プロジェクトホームページをご参照ください。

■受賞にあたって一言
 この度は、AH2021において、Best Short Paper Awardという賞をいただきまして、大変光栄に存じます。指導教員である謝先生と鳥居先生のご指導、グループメンバーの吉田さん、中村さん、張さん及びアンケート調査に参加した皆様のご協力なしでは、賞をいただくことができませんでした。この場を借りて心より御礼を申し上げます。残りわずか1年間の学生生活ですが、より一層精進し、研究活動に取り組みたいと思います。

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オンライン発表の様子

令和3年5月31日

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