学生の大懸さんが消防庁の令和7年度消防防災科学技術賞優秀賞を受賞
学生の大懸崇一郎さん(博士後期課程1年、次世代デジタル社会基盤研究領域、丹研究室)が、消防庁の令和7年度消防防災科学技術賞において優秀賞を受賞しました。
消防防災科学技術賞は、消防防災科学技術の高度化と消防防災活動の活性化に資することを目的に、消防防災機器等の開発・改良、消防防災科学に関する論文及び原因調査に関する事例報告の分野において、優れた業績をあげた等の個人又は団体を消防庁長官が表彰する制度です。
今回、大懸さんは、白山野々市広域消防本部の松林大司さん、今村健太さん、島根大学の荒木宏哉さんと共に開発した「AR消火栓アプリ」が高く評価され、消防防災科学技術賞の消防職員・消防団員等の部/消防防災機器等の開発・改良部門において、優秀賞を受賞しました。
※参考:消防庁 消防大学校 消防研究センター
総務省消防庁
■受賞年月日
令和7年11月20日
■研究題目、論文タイトル等
AR消火栓アプリの開発
■研究者、著者
松林大司、今村健太(白山野々市広域消防本部)、大懸崇一郎、荒木宏哉(島根大学)
■受賞対象となった研究の内容
消防職員や団員がすべての消防水利を暗記することは困難であり、さらに、夜間帯の視認性の問題や、冬季には積雪で消火栓が隠れてしまう問題がある。この問題を解決する手法として、携帯電話の画面で消火栓を浮き上がらせるAR機能に着目し、消火栓を容易に発見するアプリを開発した。
■受賞にあたって一言
本取り組みは、旭川高専専攻科での研究テーマ「AR水道管アプリ」を発展させ、JAIST主催の学生ビジネスコンテストM-BIP2024にてビジネスアイデアとして発表した際、同じく参加していた松林さん(当時JAIST先端科学技術研究科)から「ARで消火栓を可視化できないだろうか」という提案をいただいたことがきっかけで始まりました。
取り組みを進める中で、丹研究室およびデジタル化支援センターで学んだ「DXによって社会課題を解決する」という視点が大いに役立ちました。
今後も、展示会などで寄せられた豪雪地域の消防関係者の意見を踏まえ、実用化に向けた取り組みをさらに推進していきます。
令和7年12月25日
