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北陸発の産学官金連携マッチングイベント「Matching HUB Hokuriku 2021」を開催

 11月11日(木)、12日(金)の2日間、ANAクラウンプラザホテル金沢において「北陸発の産学官金連携マッチングイベント『Matching HUB Hokuriku 2021』」を開催し、2日間で参加者のべ1,191名、オンライン視聴も含めて約1,400名が参加されました。

 本イベントは、北陸地域全体の活性化を目的に産学官連携本部が主催するものです。
 今春、Matching HUBの産学官金連携プラットフォームやネットワークを活用した北陸地域の4国立大学、支援機関、金融機関など北陸全体で連携体を形成した取組みが、令和3年度経済産業省「J-NEXUS 産学融合先導モデル拠点創出プログラム」事業に採択されたことを受け、8回を迎えた今年度からは、名称を「Matching HUB Kanazawa」から「Matching HUB Hokuriku」に改め、公益財団法人北陸先端科学技術大学院大学支援財団、一般社団法人JAIST支援機構、国立研究開発法人産業技術総合研究所中部センター、一般財団法人北陸産業活性化センター、富山大学、金沢大学及び福井大学との共催で開催し、昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、各種プログラムを執り行いました。

 初日は、寺野学長による開会挨拶の後、特別講演として「DXとESGが創る新しい北陸」をテーマに、まず、北陸経済連合会 名誉会長 久和進氏からご講演いただき、次いで、株式会社NTTデータ北陸 代表取締役社長 池田佳子氏から、最後に、一般財団法人北陸産業活性化センター エグゼクティブフェロー RDX推進室長(J-NEXUS 北陸RDX 統括エリアコーディネーター) 井熊均氏からご講演いただきました。
 その後、引き続き同テーマのもとパネルディスカッションを実施しました。パネリストとして、特別講演の池田氏に加えて、株式会社Kanazawa Diamond 代表取締役 小林和樹氏、株式会社リフカム 代表取締役 清水巧氏、Team Energy株式会社 代表取締役 中村誠司氏及びジャフコ グループ株式会社 プリンシパル 沼田朋子氏の4名にご登壇いただき、企業の長期的成長に向けた環境(E)・社会(S)・カバナンス(G)の有効性やこれからのDX、ESG投資に対する期待について熱心な議論が展開されました。
 続いて、学生ビジネスアイデアコンテスト「M-BIP」の最終審査(プレゼンテーション形式)を行いました。モントリオール大学大学院(カナダ)からのオンラインによる参加の他、全国から集まったファイナリストの学生達のプレゼンテーション及び質疑応答に臨む熱気につつまれて、初日を終えることができました。
 2日目は、定期的な消毒やマスクの着用など、出展者や来場者に新型コロナウイルス感染症対策の徹底を呼び掛けて162ブースのパネル展示を開催し、会場内では、出展企業等を中心として様々な商談が繰り広げられました。また、「M-BIP」の入選者によるポスターセッションとして27ブースが設けられ、学生から詳しい説明を聞くため多数の来訪者がブースに集まりました。同時に、関係機関セミナーや出展企業によるプレゼンテーション、「M-BIP」最終審査の結果発表及び表彰式を行いました。

 本イベントは、大学が主体となった広域にまたがる産学連携・産産連携イベントであり、特色ある取組として文部科学省からも高い評価を得ています。北海道、四国、九州などの他地域での開催も含めて、「Matching HUB」の更なる価値の向上と発展にこれからも注力していきます。

 (Matching HUB Hokuriku 2021の様子)

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寺野学長による開会挨拶

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北陸経済連合会 名誉会長
久和 進氏
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株式会社NTTデータ北陸
代表取締役社長 池田 佳子氏
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一般財団法人北陸産業活性化センター
エグゼクティブフェロー RDX推進室長

井熊 均氏
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パネルディスカッションの様子


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M-BIPの様子


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パネル展示の様子

令和3年11月22日

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