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本学教員がEurekAlert! Feature Storyに掲載されました

 AAAS(アメリカ科学振興協会)が運営する世界最大規模のオンラインニュースサービス「EurekAlert!」ウェブサイト内の「Feature Story」に、上原教授、岡田教授、栗澤教授および谷池教授が紹介されました。この「Feature Story」は、世界中の大学や研究機関の研究成果について、研究の背景や意義、研究者の視点や社会への影響などを深堀して、わかりやすくまとめた内容となっています。
 それぞれの記事は、以下からご覧ください。

  1. 上原隆平教授(コンピューティング科学研究領域)
    "Unfolding patterns: The computer science behind origami, puzzles, and games"
    折り紙・パズル・ゲームに潜む計算複雑性を理論コンピューターサイエンスの視点から解析。最適な折り手順を導くアルゴリズムの開発が、太陽電池の設計やドラッグベクター(薬物輸送体)などへの応用にも期待されています。
    https://www.eurekalert.org/news-releases/1093788
  1. 岡田将吾教授(人間情報学研究領域)
    "Bridging the emotional gap in human-AI communication"
    視線・身振り・声の抑揚などのマルチモーダル情報から感情を認識し、より人間に寄り添うAIの実現を目指すアフェクティブ・コンピューティング(※)研究。教育や精神医療への応用にも期待が広がります。
    ※Affective Computing:人間の感情や情動を計算論的に理解・指定・活用する学際的研究領域
    https://www.eurekalert.org/news-releases/1093782
  1. 栗澤元一教授(物質化学フロンティア研究領域)
    "Toward multitasking drug carriers that do more than just deliver"
    緑茶成分「EGCG」を活用し、ドラッグキャリアそのものに治療効果を持たせたナノ粒子を開発。高い薬物搭載率と長寿命を両立し、がんや白血病の治療効果向上に貢献する革新的DDS(Drug Delivery System:薬物送達システム)が注目されています。
    https://www.eurekalert.org/news-releases/1093781
  1. 谷池俊明教授(物質化学フロンティア研究領域)
    "Accelerating materials design with high-throughput experiments and data science"
    機械学習とハイスループット実験(※)を組み合わせ、材料探索を飛躍的に加速。未知の反応や触媒の発見が可能となり、資源循環・化学プロセスの革新、持続可能な社会づくりに貢献する研究基盤を構築しています。
    ※ハイスループット実験:多数のサンプルや条件を同時に、または短時間で処理する実験手法
    https://www.eurekalert.org/news-releases/1093790

令和7年8月19日

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