創造社会デザイン研究領域のクサリ准教授らの研究に関する記事がNature本誌に掲載
創造社会デザイン研究領域のクサリ モハマドジャバッド准教授の研究に関するCorrespondenceタイプの記事「Make cities more walkable, in the real world and in virtual reality」がNature本誌に掲載されました。
掲載誌:Nature
題目:Make cities more walkable, in the real world and in virtual reality
著者:Mohammad Javad Koohsari, Andrew T. Kaczynski
掲載日:2025年9月30日
DOI:10.1038/d41586-025-03188-0
URL: https://www.nature.com/articles/d41586-025-03188-0
■概要
現在、多くの都市は高速道路や歩行に適さない環境に支配されており、住民の健康やウェルビーイングを促進する環境とは言い難い状況にあります。こうした問題は世界的な課題として広く認識されつつあり、特に高齢化が進む社会では、歩行可能性を高め、より健康的なライフスタイルを支える都市への再設計が喫緊の課題となっています。本寄稿では、クサリ・モハマドジャバッド(KOOHSARI MohammadJavad)准教授(北陸先端科学技術大学院大学)と、サウスカロライナ大学(米国)のAndrew T. Kaczynski准教授 ― いずれもスタンフォード大学およびエルゼビアが選出する世界上位2%の影響力ある科学者 ― が、健康で歩きやすい都市の実現に向けて、この学際的研究分野をさらに発展させるための将来の方向性を提示しました。また、物理的環境に加えて仮想環境の重要性を強調するとともに、人工知能(AI)が健康的な都市デザイン科学を支援する有力なツールとして果たし得る役割にも言及しています。
令和7年10月8日