お知らせ
学生の中野さんが「ベンチャー企業の持続的成長に向けた企業の歴史意識構造化手法の提案」に向けた共同プロジェクトを開始
学生の中野和久さん(博士後期課程1年、トランスフォーマティブ知識経営研究領域、西村拓一研究室)は、アド・ベンチャー奨学金※に採択され、「ベンチャー企業の持続的成長に向けた企業の歴史意識構造化手法の提案」をテーマとした共同プロジェクトを株式会社リバネスキャピタルと開始しました。
プロジェクトについての中野さんのコメント
歴史意識とは、企業が自らの歴史を「過去の出来事」としてではなく、「未来の成長を支える資源」として捉える意識を指します。自社の歩みを再解釈することで、企業は自らの価値観や理念を再確認し、目指す未来像をより明確に描くことができます。
このように歴史を再構築する視点は、社員や顧客、地域社会との共創を促し、新たな価値や物語を生み出す原動力となります。歴史意識を育むことは、企業が過去から学び、未来を創造するための重要な研究課題といえます。本プロジェクトでは、この一連のメカニズムの構造化手法を提案することで明らかにしていきます。
*アド・ベンチャー奨学金
株式会社リバネスが開催するアド・ベンチャーフォーラムのブースセッションで、企業と学生が「互いの強みを活かした共同研究・開発・実証実験」や「異分野の仲間を集める活動」「自身の知識を活かし、社会に貢献できること」を自由に語り合い、生まれたアイデアを実現するための活動費として設置されたもの。
令和7年10月27日

