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三谷産業と北陸先端科学技術大学院大学、ベトナム人留学生を対象に奨学金制度を新設
~ベトナムの優秀な若者に日本での修学と就職の機会を提供~

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三谷産業と北陸先端科学技術大学院大学、 ベトナム人留学生を対象に奨学金制度を新設
~ベトナムの優秀な若者に日本での修学と就職の機会を提供~

 三谷産業株式会社(本社:石川県金沢市/代表取締役社長:三谷忠照、以下 三谷産業)と国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学(石川県能美市/学長:浅野哲夫、以下 JAIST)は、2019年10月入学のベトナム人留学生を対象に、新たに貸与型奨学金制度を開始します。
 本制度では三谷産業とJAISTが面接によって決定した博士前期課程に入学するベトナム人留学生に対して三谷産業より、博士前期課程の2年間および入学前の日本語教育を受ける3ヶ月間の学費・生活費、渡航費などを貸与し、対象学生が修了後に三谷産業に就職して4年間以上勤務することで返済を免除します。
 これにより、日本の大学院での学問・研究を望む優秀なベトナム人学生の修学ならびに修了後の就職を支援します。
 また三谷産業にとっては、主にものづくりの中心拠点として2,200人超のベトナム人社員を有するベトナム事業をさらに成長させていくため、将来のリーダーとなる優秀なベトナム人人材を採用することを期待しています。
 初年度となる今回は10月2日に入学したグエン・ヴー・レーさん1名が対象となります。レーさんはベトナム国家大学ハノイ校理科大学を卒業し、7月に来日して3か月間の日本語教育後、10月よりJAISTの博士前期課程(先端科学技術専攻)に入学しました。

pr20191003-2.jpg入学式後の記念撮影
左 :JAIST学長 浅野哲夫
中央:ベトナム人留学生 グエン・ヴー・レーさん
右 :三谷産業取締役 梶谷忠博

 入学にあたってレーさんは「これまでベトナムだけでなく海外の様々な研究所や企業、大学で、 勤務、修学、インターンシップを経験してきましたが、その中でもJAISTと三谷産業は、私の将来的なキャリアを拡げ、且つ深めてくれる最も一流でプロフェッショナルな進学先であり勤務先であると強く信じています。」と意気込みを語りました。
 JAIST学長の浅野哲夫は次のようにコメントしました。
「真にグローバルな企業を目指すには、現地法人のトップも現地の人とする必要があるが、できれば日本の文化も理解できる人を望みたいという、三谷産業の三谷社長の言葉に感動して、本学もお手伝いをさせて頂いています。優秀な学生が来てくれれば、大学にとっても嬉しい限りです。」
 三谷産業の取締役・梶谷忠博は次のようにコメントしました。
「JAISTでの学修を通して知的研鑽を積むとともに文化理解に努めていただき、当社グループにとって無くてはならないベトナムの事業を強くけん引する優秀な人材として成長してくれることを期待しています。」

<背景と目的>
 今日、多くの日本企業が日本の大学・大学院を修了する優秀な留学生を採用したいと希望しており、留学生の比率が約40%と非常に高く国際化の進んだJAISTにおいても、そうした企業からの要望は多く寄せられています。
 そこで、三谷産業とJAISTが共同で、新しい奨学金制度を始めることとしました。本制度は、優秀なベトナム人学生にJAISTの博士前期課程で学修し、修了後、三谷産業に就職する機会を提供するものです。三谷産業は、この制度を利用した学生が将来ベトナムにおけるリーダーとして活躍することを期待しています。

<制度概要>

  • 三谷産業が、ベトナムの大学学部卒業予定者のうちJAIST博士前期課程に入学し修了後、同社への就職を希望する者について、あらかじめ博士前期課程入学前に、博士前期課程修了時(2年後)に採用する予定の学生を面接等により決定します。JAISTも面接等に加わります(JAISTの博士前期課程入学のための入試は別途実施)。
  • 三谷産業が博士前期課程在学中(2年間)の授業料、基本的な生活費及び日本への渡航費を負担(貸与)します。
  • 学生の日本語能力を高めるため、ベトナムの大学学部を卒業し、JAIST博士前期課程入学前の約3か月程度、JAISTが日本語教育を受ける機会を提供します(身分:研究生)。三谷産業が、この期間の学費及び基本的な生活費を負担(貸与)します。

<対象学生の募集候補大学>

  • ベトナム国家大学ハノイ校理科大学
  • ベトナム国家大学ハノイ校工科大学

※2019年10月JAIST博士前期課程入学者の場合。

<三谷産業株式会社の費用負担額(貸与)・学生の返済免除>

  • 三谷産業株式会社が、博士前期課程の標準修業年限(2年間)及び日本語教育期間(3か月)の学生の学費・生活費等を負担(貸与)します。
    [一人当たりの標準的な金額]
    博士前期課程学費 1,383,600円 (入学検定料、入学料、2年間の授業料)
    日本語教育(研究生) 183,500円 (入学検定料、入学料、3か月の授業料)
    保険料 3,770円 (2年3か月)
    生活費 2,700,000円 (2年3か月)
    渡航費 100,000円
    合計 4,370,870円
  • 学生が同社に就職後、一定期間(4年間)以上の勤務により返済を免除します。

<留学生受け入れスケジュール>

<その他>

  • 対象学生とは、三谷産業において一ヶ月毎に学修や生活の状況を共有したり、三谷産業の企業文化や近況を理解してもらうための対話の場を持つほか、一定期間毎に研究の詳細を報告したり、キャリアパスに関する相談をしたりできる機会を設けます。
(補足情報)

【三谷産業グループについて】
三谷産業グループは、化学品、樹脂・エレクトロニクス、情報システム、空調設備工事、住宅設備機器、エネルギーの6つの事業を持つ複合商社です。1928年に金沢で創業して以来、現在は、金沢と東京の二本社体制を持つ三谷産業株式会社を中心に、子会社27社(日本17社、海外10社)で事業展開しています。商社でありながらも、製造・物流などの機能をあわせ持ち、さらに技術部門とも連携した提案型営業を推進しています。
また特にベトナムにおいては、1994年にベトナム・ホーチミン市において事業を開始し、2019年9月現在ではベトナム国内において、現地子会社7社およびハノイ・ホーチミン駐在事務所合わせて15拠点、現地社員数は2,200人超の規模になっています。事業内容は、化学品・健康食品原料の製造・販売、建築設備のCAD設計、情報システムのオフショア開発・システムインテグレーション、自動車部品向け樹脂成形品の製造など多岐にわたり展開しています。

【北陸先端科学技術大学院大学について】
北陸先端科学技術大学院大学は、先端科学技術分野における国際的水準の研究を行い、それを背景として、大学院教育を実施するため、学部を置くことなく、独自のキャンパスと教育研究組織を持つ、我が国で最初の国立大学院大学として1990年10月に創設されました。
「大学院大学としての特色を生かし、社会のあらゆる方面から多様な経歴を有する者を幅広く受け入れ、世界や産業界で活躍するグローバル人材を育成するとともに、社会的課題を解決する研究を統合的に展開し、イノベーション創出や地域社会の発展に貢献する」ことをミッションに、世界最高水準の教育・研究を通して「知的にたくましい」人材の養成を目指しています。

令和元年10月3日

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