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大学独自の給付金 JAIST基金から困窮学生に5万円を給付

 北陸先端科学技術大学院大学(学長・寺野 稔、石川県能美市)は、新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に困窮している学生を救済するため、大学独自の基金(JAIST基金)から一人あたり5万円を給付することを決定しました。
 本学は、石川キャンパスの在学者の半数以上が外国籍、また約6割がキャンパス内の学生寄宿舎に居住しているという特徴を持ち、アルバイトにより生計を立てている学生も少なくありません。
 先般行ったアンケートでは、新型コロナウイルス感染症の影響で家計が急変したと回答した学生が、在学者の1割程度存在することが分かりました。
 他大学では学生の救済策として緊急貸付を行うことが多い中、本学においては、学内の教職員から寄附を募ることにより基金を充実させ、従来から行っている緊急貸付だけではなく給付も行うことを決定しました。
 今後、申請を受け付け、審査の後、7月中旬には学生に給付金が届く予定です。
 本学は、この給付金の他、授業料の納付期限を延長するなど、独自の学生サポートを実施しています。

〇JAIST基金による学生生活サポート

対象学生: 新型コロナウイルス感染症による直接的・間接的な影響を受け、経済的に困窮している本学正規生(申請時現在)。国籍不問
支援内容: 一人5万円給付 (1回限り)
原  資: JAIST基金「修学支援基金」

〇JAIST基金「修学支援基金」への寄附のご協力のお願い
 勉学意欲に溢れる優秀な学生が安心して学業に専念できる環境の実現に向けて、皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。
 JAIST基金のURL:
 https://www.jaist.ac.jp/kikin/order/index.html

令和2年6月1日

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