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日本総合研究所との間で北陸地域発のイノベーション創出・推進モデルに関する覚書を締結

日本総合研究所との間で
北陸地域発のイノベーション創出・推進モデルに関する覚書を締結

 北陸先端科学技術大学院大学(石川県能美市、学長: 寺野稔、以下「JAIST」)は、株式会社日本総合研究所(本社: 東京都品川区、代表取締役社長: 谷崎勝教、以下「日本総研」)と、2021年3月30日、「国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学と株式会社日本総合研究所との間における北陸地域発のイノベーション創出・推進モデルに関する覚書」(以下「本覚書」)を締結しました。
 両者は本覚書にもとづいて、それぞれの資源と強みを生かし、北陸地域発のイノベーションを継続的に創出し、推進する協働モデルの構築に向け、RDXプロジェクト(※)の立ち上げや事業の立ち上げ支援、人材育成等を実施します。

(※)RDXプロジェクト
 Regional Digital Transformationプロジェクト。北陸地域の研究機関や企業等が持つ事業・技術資源に、IoTやAI等の技術を付加して先端的な産業を創出することを目的とした、実証等を行うプロジェクト

【協働の背景と目的】

 JAISTは、先端的な基礎研究を数多く実施するほか、産学連携を促進するセンターを設置して技術資源を社会に実装・普及する取組も積極的に推進しています。一方、日本総研は、デジタル技術を活用して社会的課題解決を実現する「ソーシャル・デジタルトランスフォーメーション(SDX)」に注力しています。
 こうした取組を背景に、両者は、2019年11月に能美市とともに「農村デジタルトランスフォーメーションに関する覚書」を締結して農村全体をデジタル化し、農業の革新とともに住みやすい農村の実現に向けたサービスやプロジェクトの検討を行ってきました。
 本覚書は、こうしたこれまでの成果に基づいて、より幅広い領域でのイノベーションを継続的に創出し、推進するため、両者が協働する枠組みを構築することを目指すものです。

【実施内容】

 前述の目的の実現に向け、JAISTと日本総研の両者がそれぞれの資源と強みを生かし、以下の取組を実施していきます。

  • 北陸地域の研究機関や企業等が持つ技術資源にIoTやAI等の技術を付加した先端的なサービス、製品、事業の創出
  • 先端的なサービス、製品、事業の実証プロジェクトの立ち上げと実施
  • RDXを担う人材を育成するプログラムの開発・実施、産学が連携した人材交流

令和3年3月30日

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