ニュース・イベント

プレスリリース

社会のデジタル化の鍵となる通信技術の推進団体を設立

社会のデジタル化の鍵となる通信技術の推進団体を設立

 北陸先端科学技術大学院大学(学長・寺野 稔、石川県能美市、以下「JAIST」)のデジタル化支援センターと、装置・デバイス・ケーブル・コネクタを取り扱う企業11社は、今後の社会のデジタル化に大きく寄与することが見込まれる通信・給電の融合技術、Single Pair Ethernet(SPE、シングルペアイーサネット)の普及を推進するコンソーシアム『Single Pair Ethernet Consortium (SPEC)』を、2022年3月に設立いたしました。

 本コンソーシアムは、JAISTデジタル化支援センターの丹 康雄センター長が2009年より議長として活動を進めてきました直流給電アライアンス(https://ggpah.org/)の成果を踏まえ、給電システムに関してより実用化に近い諸課題を解決し、普及を図るための団体として設立されたものです。
 ※SPEC参加企業・団体等については、こちらをご参照ください。

 JAISTは、SPEC参加団体で唯一の大学として、会の運営や意見のとりまとめを中立の立場で行うことに加え、スーパーシティ型国家戦略特区やデジタル田園都市国家構想推進など、国の動きとの橋渡し役を担う予定です。

 JAISTデジタル化支援センターでは、同大学が有するIoTなどの知的資源を活用し、企業におけるデジタル化推進、デジタル化に対応した製品開発を支援するとともに、スマートシティの実現に向けた自治体等の支援を、共同研究等により行っています。JAISTにおいては、今回設立されたSPECで扱う新技術も有効に活用しながら、地域の企業、自治体等のデジタル化の支援に努めてまいります。

令和4年3月29日

PAGETOP