研究科・領域

領域の概要

すべての科学技術の発展の裏には、計算機システムとネットワーク、すなわちICT(Information and Communications Technology:情報通信技術)の大幅な進歩があります。また、ICT投資が企業業績と密接な関係があることも判明し、我が国の成長戦略の中心に位置づけられるようになってきました。こうした動きは、今後のIoT(Internet of Things)化により、日常生活の基盤が「スマート社会基盤」となりICTシステムへの依存度を増すにつれ、ますます進むものと思われます。本領域では、ICTシステムの根幹となる基盤技術の教育研究を推進しており、人材育成や学術的な成果はもとより、産業界への貢献、標準化活動、政府の政策決定に至るまで幅広く社会に貢献しています。

キーワード

スマートシティ、サイバーセキュリティ、IoT、インターネット、情報システム、組込みシステム、ソフトウェアエンジニアリング、形式手法、次世代ワイヤレス・センサー通信、超LSI設計法、AIプラットフォーム

教育研究の方針

私達の研究領域は計算機のハードウェアやソフトウェア、ネットワークおよびセキュリティといった情報工学の根幹となる分野を対象に教育研究を行っており、流行に左右されることのない確かな理論と技術、方法論を身につけた学生を育成しています。私達の研究領域の研究では幅広い知識が必要とされますが、いずれも時代を超えてその必要性が認められてきた理論や技術であり、今後の新たなICTシステムを開発していく上でも必要なものといえます。また、Project Based Learning等、演習にも力を入れており、実践力の育成も図っています。

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