本学は、10月27日（月）に国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）と相互協力の覚書を締結しました。
　NEDOは、エネルギー・地球環境問題の解決や日本の産業技術力の強化のため、委託事業や補助金などにより大学や研究機関、企業などの技術開発を支援する政府の機関であり、2024年度の執行額は1兆4631億円と日本の独立行政法人の中で最大の予算規模を有しています。近年では、産学連携やスタートアップに向けた大学支援にも重点的に取り組まれており、これまで多くの大学と覚書を締結しています。
　本学は、地域の活性化を目指した「Matching HUB」や大学発スタートアップの創出・育成を目的とする「TeSH」などにより、地域と連携したオープンイノベーションの推進とスタートアップの創出に積極的に取り組んできました。
　今回の覚書の締結を通じて、NEDOと本学は協力して下記の事業を行います。
・研究者と企業などとのマッチング支援
・NEDO事業に係るセミナーの実施
・大学発スタートアップ創出に向けた支援

　今後、各事業の具体的な内容の検討を進め、本学の教育・研究や産学連携等の活動がより有効な形で進展するよう取り組んでいきます。

NEDO吉田理事（左）

令和7年11月10日