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エルゼビア Youngsuk 'YS' Chi 会長との面談

 6月12日、科学情報と情報分析を牽引するグローバル企業であるエルゼビアのYoungsuk 'YS' Chi (ヨンスク・チ)会長ら4名の方々と品川の本学東京サテライトで面談を行いました。本学からは、上原研究科長と小泉副学長が同席しました。
 同社は、世界の3大ジャーナル出版社の一つであり、専門性の高い論文の投稿等を通じて本学の研究者にもなじみが深いのですが、同時に科学とヘルスケアのための高度な情報と意思決定支援のグローバルリーダーとしての活動を推進しています。
 今回は、本学との広範な連携を前提として、本学が進めるMatching HUBなどの地域社会の発展を目指した取組みやAIを活用した社会変革の取組みについての意見交換を行いました。特に近年、ヨーロッパを中心に広がりつつある「4th Generation University(第4世代大学、4GU)」という新たな大学像についての議論で盛り上がりました。4GUは、オランダのEindhoven University of Technologyが提唱した概念であり、従来の教育・研究・社会貢献にとどまらず、地域社会の持つ課題の解決や持続可能な社会作りに積極的かつ実践的に関与する大学像をイメージしています。これは、本学が10年以上前から進めてきたMatching HUB等の地方創生/地域活性化の取組みと、極めて高い類似性・整合性を有しています。エルゼビアもまた、このような方向からの活動を推進しており、今後の連携によりグローバルなレベルでの高度な社会貢献への展開が期待されます。
 さらに、本学が推進しようとしている「AI駆動による社会変革の推進」と「先端科学技術による人類知性科学の進化」への取組みについても広く深い議論を行うことが出来ました。
 今後、エルゼビアとは同社の開発した生成AIであるScopus AIの導入も含めて、連携・協力関係を発展させる予定にしており、教職員の皆様の積極的なご支援・ご協力を期待しています。

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令和7年6月25日

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