北陸経済連合会の政府に対する要望活動への参加と文部科学省訪問
8月6日に、北陸経済連合会(以下、北経連)の政府要望活動にアカデミア側のリーダーとして参加してきました。一昨年に続いて2回目となりますが、今回も与党幹事長や官房長官、政調会長など大臣クラスの政府要人にお会いし、北経連の取組みや地域経済界、学術界からの要望書をお渡ししてご説明してきました。また、その後、経産省・国土交通省と文部科学省との二手に分かれ、私は文部科学省を担当し、局長・課長クラスの方々数名とお会いして要望について説明しました。また、本学の様々な取組みについても簡単に紹介しました。
今回の政府要望は能登の震災復興支援と北陸新幹線の大阪延伸を中心に、北陸地域の抱える幾つもの課題に対して政府からの支援をお願いするものですが、このような機会に参加することもJAISTのプレゼンスの向上に繋がると考えています。
また、これに先立ち、7月30日にも文部科学省を訪問しました。文部科学省へは本年3月以来の訪問でしたが、できるだけ多くの機会に直接本学の取組みや方針を伝え、ご理解を深めていただくことが大切であると考えています。
今回は、新たに就任された増子事務次官や柿田文部科学審議官など多くの方々を訪問し、本学における教育・研究への取組みについて、特に、博士人材の育成と社会人教育に関する新年度の施策について、概算要求に向けた大学機能強化の取組みを踏まえて詳しく説明しました。
また、昨年からスタートしたTech Startup HOKURIKU (TeSH) について、予想を大きく上回る成果を上げていることについてデータにより解説し、北陸地域の大学発スタートアップのポテンシャルの高さをご理解いただきました。さらに、Matching HUBについても、金沢をはじめ長岡、長野、大分、岡山における開催状況をご説明しました。
本学の地域振興活動が文部科学省の次期プロジェクトに反映されることを期待しています。
今後共、北経連の活動等も生かして、文部科学省はもちろん経済産業省や総務省、内閣府など中央省庁の方々に本学の取組みについての理解を深めていただけるよう活動を進めていきたいと考えています。

小野寺五典 自由民主党政務調査会長

西田実仁 公明党幹事長他
令和7年8月20日