「Matching HUB Hokuriku 2025」とTeSH DEMO DAY 2025の開催
11月13日(木)、14日(金)に、12回目となる「Matching HUB Hokuriku 2025」を金沢駅前のANAクラウンプラザホテル金沢で開催しました。
今回は、特別講演とパネルディスカッションのテーマを「地域の未来に挑戦、共創による持続的発展へのアプローチ」とし、地域発のスタートアップと能登半島の復興支援を念頭に北陸地域の活性化に貢献することを目的としました。
そのような趣旨から、1日目の13日には、特別講演者として、地域の未来を拓くスペシャリストである岡山県西粟倉村の上山隆浩副村長をお招きし、更に富山県のスタートアップをリードしている富山県商工労働部スタートアップ創業支援課の高木晶子課長にもご講演いただきました。また、パネルディスカッションには、上山副村長に加えて、富山、石川、福井の北陸3県から、それぞれを代表する起業家の皆様である、(株)就活ラジオの碓井一平CEO、能登アクアファーム(株)の平良香織CEO、北陸の空(株)の久森章裕社長、そして北陸経済連合会の宮原吏英子課長にもご登壇いただき、各氏の経験に基づく素晴らしいご意見を聞かせていただきました。
また、同日夕方には、未来に向けた新しいチャレンジャーである学生諸君のアイデアビジコン、M-BIPのファイナリスト12名によるプレゼンテーションが行われ、例年を上回る多くの皆様にご聴講いただきました。今回の最優秀賞は、千葉大学の池松悠希さんと小川広海さんによる「FOOTURE 食物経口負荷試験後のアレルゲンの継続摂取を美味しく楽に!」で、実用的な価値の高い素晴らしいご提案でした。
2日目の14日には、新製品・新事業などのイノベーションにつながる「種」を数多く創出することを目的とした、「Matching HUB」 のメインイベントであるシーズ・ニーズの展示を行いました。190ブースが出展され、約1,400名の方々が参加しました。1日目との合計では延べ1,898名となり、盛会であった昨年を150名近くも上回る過去最大の参加者数となりました。
同日には、「Matching HUB」と併催する形で、北陸先端大と金沢大学がリード役となり、北陸3県の合計13大学3高専が参加した大学発スタートアッププログラムであるTeSHのDEMO DAYを開催し、400名を大きく超える方々にご参加いただくことが出来ました。
今回は、日本ベンチャーキャピタル協会会長で(株)ジェネシア・ベンチャーズ代表取締役の田島聡一氏に特別講演をお願いし、また30名を超えるGAPファンド採択者の方々に事業内容と進捗状況をご報告いただきました。TeSHの推進により、北陸地域は大学発スタートアップの先進地域へと大きく変貌を遂げています。
今回も前回までと同様、多くの皆様のおかげで素晴らしい「Matching HUB」とすることが出来ました。ご出展・ご来場くださった皆様、ご支援・ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

パネルディスカッションの様子

ブース展示の様子
令和7年12月5日
