JAIST Nishimoto Laboratory

過去のできごと

2004年度

  • 2005年3月19日(土):一ツ橋にある学術情報センターで,恒例の知識科学シンポジウム(第6回)が開催されました.各研究室のポスター発表もあり,我々の研究室からは小倉さんが説明員として参加しました.

    小倉さんの隣で説明を聞いている大きな兄ちゃんは,2005年度JAIST入学予定の伊藤君.

  • 2005年3月17日(木):宮下君の論文が日本インテリア学会論文誌に採録になりました.
    • 宮下芳明:Planesphere-modelを用いた視覚的美しさ評価へのアプローチⅡ 画像構成要素におけるサイズの影響,日本インテリア学会論文報告集,Vol.15, 2005. (3月刊行予定)
  • 2005年3月8日(火):オンラインニュースのPC Watchに,小倉さんがインタラクション2005で発表した「指しChaTEL」の記事が掲載されました.
  • 2005年3月4日(金):人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SIG-SLUD)の第43回研究会で,小倉さんが「ChaTEL:マルチスレッド指向ボイスチャットシステム」と題して発表しました.
  • 2005年2月28日(月)~3月1日(火):インタラクション2005で小倉さんと宮下君がインタラクティブ発表を行いました.
    • 小倉,西本:指しChaTel:対面でのマルチスレッドを可能とするコミュニケーションツールの開発
    • 宮下,西本:音楽の条件:メディアアート・コンサートにおける観客の評価分析
    二人以外のメンバーもデモを手伝い,大盛況のうちに終わりました.みなさん,お疲れ様でした.それにしても参加者総数が600を越えたとか.インタラクションは化け物学会になってきましたねえ.
  • 2005年1月26日(水):D2の宮下君がVR学会論文誌に投稿していた論文が採録となりました.
    • 宮下芳明,西本一志:「音楽の条件」とは何か?,日本バーチャルリアリティ学会論文誌,「美と快」特集号,2005.
  • 2005年1月18日(火):最近,昨年度修了生がやった仕事に関する論文が学会論文誌に軒並採録となっています.
    • 大島千佳,西本一志,鈴木雅実:創造的演奏教育支援に向けた生徒の音楽的理解と技術習得の分析,日本創造学会論文誌,Vol.8, 2004.
    • 根本博明,西本一志,山下邦弘:広告主・閲覧者間コミュニケーションを促進するコミュニティ向け電子広告システムの提案,情報処理学会論文誌,「知の共有から知の協創へ」特集号,Vol.46, No.1, 2005.
    • 大島千佳,西本一志,鈴木雅実:家庭における子どもの練習意欲を高めるピアノ連弾支援システムの提案,情報処理学会論文誌,「知の共有から知の協創へ」特集号,Vol.46, No.1, 2005.
    • 藤田英徳,西本一志:親しい人同士のための温度を用いた非言語コミュニケーションメディアの提案,ヒューマンインタフェース学会誌,Vol.7,No.1,2005.
    まだまだこれからも続きます.
  • 2005年1月15日(金):今年も開催されるインタラクション2005のインタラクティブ発表に,D4の小倉さんとD2の宮下君が投稿し,見事採録となりました.今年も採録率6割の,非常に高い競争率でした.
    • 小倉加奈代,西本一志:指しChaTel:対面でのマルチスレッドを可能とするコミュニケーションツールの開発
    • 宮下芳明,西本一志:音楽の条件:メディアアート・コンサートにおける観客の評価分析
  • 2004年12月2日(木):和倉温泉で開催された,情報処理学会DPS研究会第12回ワークショップに於て,西本が「『思い』を伝えるメディア」と題して招待講演して参りました.
  • 2004年11月19日(金):オーストラリア・シドニー工科大学で開催された国際会議 INTERACTION: System, Practice and Theory で,D2の宮下芳明君が "Improvisation Support using Thermoscore-Display" と題して発表しました.非常に多くの建設的な質問やコメントをいただき,大成功の発表だったそうです.
  • 2004年10月22日(金):フランスにあるコンピュータ・ミュージック関係研究の殿堂 IRCAM で開催された International Conference "Sound and Music Computing 2004"で,D2の宮下芳明君が "Developing a non-Visual Output Device for Musical Performers" と題して発表しました.温度を変えられる鍵盤 Thermoscore に関する内容です.
  • 2004年10月16日(土):日本福祉大学(名古屋)で開催されたVR学会VR心理学研究会において,D3の小倉さんが「VR空間におけるコミュニケーション分析に向けて -チャットの会話構造と分析手法からの考察-」と題して発表しました.この発表は,京都大学の楠見先生からの依頼を受けて行ったものです.
  • 2004年10月13日(水):ニューヨークで開催されている国際会議 ACM Multimedia 2004で,大島(ATR),西本,鈴木(ATR)による論文「Family Ensemble: A Collaborative Musical Edutainment System for Children and Parents」が,Best Paper 賞を受賞しました! この会議は,フルペーパーの採録率が17%と超難関ということもあり,この受賞は快挙だと思います.論文の内容は,2003年度博士後期課程卒業生の大島さんがJAIST在学中から継続している,初心者の親子のための連弾システム(Family Ensemble)に関する研究についてです.
  • 2004年10月3日(火):NHKの朝のニュース「おはよう日本」の「まちかど情報室」で,D2の宮下君が研究開発しているThermoscore(下記9月29日記事を参照下さい)が紹介されました.こちらをご覧下さい
    同じ内容の英語版ニュースで10月9日(月)未明にBS1で放映されました.これは海外向けということです.
  • 2004年9月29日(水):D2の宮下芳明によるコンサート「音楽の条件」を,石川県立音楽堂交流ホールにて開催しました.当日は台風21号の接近による雨模様であったにもかかわらず,180名もの方々のご参加をいただくことができました.本当にありがとうございました.いただいた多くの実験データを,これからの音楽研究に活かしていきたいと思います.
    なお,このコンサートで演奏した10の曲目については,実験の都合上当日会場ではほとんどご説明できませんでした.このため,作品によっては何が何だかわからないというものもあったかと思います.今後各作品に関する詳細な説明を下記URLに掲載して参りますので,ご興味がおありの方はどうぞご参照下さい.
    宮下芳明 「音楽の条件」
    10曲目の「Thermoscoreのための小品」の演奏風景.大画面に表示しているのはサーモグラフィ(宮下君の顔のすぐ前にある,小型ビデオカメラのような形状の装置)によって得られたリアルタイムな温度分布.青や水色の部分は低温,赤や白の部分は高温であり,白の部分は70度(!)もある.演奏者はこの温度を指先で感じ,これに反応(反射?)しながら即興演奏(即興火傷?)している.

    なお,このコンサートに関する記事が,9月30日(木)付の北國新聞朝刊に掲載されました.

  • 2004年9月18日(土)~19日(日):輪島で2004年度研究室合宿を開催しました.OBは,昨年度卒業の天野君が横浜から参加してくれました.天候にも恵まれ,なかなか盛り上がりました.

    輪島の朝市通りにある「イナチュウ美術館」1階にて記念撮影.

  • 2004年9月14日(火):修士2年生の中間審査が実施され,大月敬史君が審査に臨みました.今後の一層のがんばりを期待します.
  • 2004年9月13日(月):2003年度修士卒業生の根本博明君が実施した研究に基づく論文「広告主・閲覧者間コミュニケーションを促進するコミュニティ向け電子広告システムの提案」が,情報処理学会論文誌に採録決定しました.2005年1月号に掲載予定です.
  • 2004年9月10日(金):情報処理学会第110回ヒューマンインタフェース研究会がATRで開催されました.D2の宮下君が「温度で制約を緩やかに提示するシステムThermoscoreを用いた即興演奏支援」と題して発表を行いました.非常にわかりやすい,良い発表だったと思います.会場では「音楽のことは良く知らないけど,とても分かりやすい発表だった」という声も聞かれました.
  • 2004年8月9日(月):ニュージーランドのオークランドで開催されたPRICAI2004 (The 8th Pacific Rim Int'l. Conf. on Artificial Intelligence)併設ワークショップ Language Sence on Computer において,D3の小倉さんが Is a Face-to-Face Conversation Model Applicable to Chat Conversations ? と題して発表を行いました.
  • 2004年8月2日(月):情報処理学会音楽情報科学第56回例会の「特別企画 若手デモセッション」で,D2の宮下君がThermoscoreのデモを行いました.
  • 2004年7月31日(土):日本認知科学会第21回大会において,D3の小倉さんが「チャット対話分析に基づく発言方略に関する考察」と題してポスター発表しました.

    右にいるのはATR MISの馬田一郎氏

  • 2004年7月23日(金):新M1歓迎会を,鶴来「鶴の家」で開催しました.
  • 2004年7月20日(火):このところ,国際会議投稿が連戦連勝です.小倉さんのKES2004とPRICAI2004併設ワークショップ,宮下君のSMC04が無事採録となりました.卒業生の大島さんのACM Multimedia2004も無事採録となっています.夏から秋にかけて,海外出張者続出です.
  • 2004年7月13日(火):本年度のM1学生の配属が決まりました.当研究室への配属は5名でした.この結果,研究室規模は発足以来最大規模となりました.にぎやかになりそうで楽しみです.
  • 2004年7月8日(木):久々に「酒ゼミ」を開催しました.お題は,9月29日開催予定のコンサートでの演し物でした.
  • 2004年7月1日(木):宮下芳明君の論文「ウェブアニメーションソフトウェアを利用したテレビアニメーションのフルオンライン制作」が,映像情報メディア学会論文誌に採録決定しました.2004年9月号に掲載予定です.
  • 2004年6月18日(金):人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会第41回例会(於 情報通信研究機構けいはんな情報通信融合研究センター)にて,D3の小倉加奈代さんが「チャット対話の発言者交替メカニズムの解明にむけた発言開始・完了タイミングの分析」と題して発表しました.とある方から,「強い信念を持って研究している様子がうかがえて,好感を持ちました」という評価をいただきました.
  • 2004年6月15日(火):北國新聞に宮下君の Thermoscore の記事が掲載されました.
  • 2004年6月4日(金):浜松の静岡文化芸術大学で開催された国際会議 NIME04 (Int'l Conf. on New Interfaces for Musical Expression) で,D2の宮下芳明君が,"Thermoscore: A New-type Musical Score with Temperature Sensation" と題してポスター発表を行いました.今年のNIMEは投稿数が増え,採録率6割程度とかなり難関になってしまいましたが,無事採録・発表となりました.
  • 2004年6月3日(木):石川厚生年金会館において開催された人工知能学会全国大会で,D3の小倉加奈代さんが「チャット対話における発言生成過程の分析」と題して発表しました.これは従来対面対話と類似したモデルで研究されてきたチャット対話のモデルを見直し,新たな対話モデルと理論を構築しようとする野心的試みに関する発表の第一段です.
  • 2004年6月1日(火):研究室紹介を行いました.当日の紹介資料は,ここからご覧になれます.なぜかhtml形式で保存することができないので,パワーポイントの生形式で置いてあります.ご了承下さい.
  • 2004年5月22日(土):神戸の商工貿易センターで13:30から大学院説明会を開催し,知識科学研究科については西本が説明を担当しましました.
  • 2004年5月11日(火),オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ大学でメディア・アートの講師をしておられる,Brigid Costelloさんが我々の研究室を訪問されました.6月4日までご滞在になり,"SPRUNG!"というインスタレーションを制作する予定になっています.
  • 2004年4月22日(木),2004年度科科研究費補助金が交付されました.領域は基盤研究(C),研究題目は「音楽演奏学習促進を目的とする初心者用合奏支援システムの研究」です.2006年度までの3年計画になっています.
  • 2004年4月2日(金),日本経済新聞朝刊のテクノロジー面に,Family Ensemble の記事が掲載されました.