JAIST Nishimoto Laboratory

過去のできごと

2020年度

  • 2021年3月24日(水):2021年3月修了生の学位記授与式が挙行されました.会場は,鶴来のクレインです.コロナ禍での感染回避のために,来場者を絞り,プログラムを短縮しての実施となりました. 今回,当研究室からは5名の修了生が出たのですが,式に参列したのは李さんのみで,ちょっと寂しい学位記授与式となりました. ともあれ,修了生の皆さん,引き続きちょっと面倒な社会情勢が続く中での社会への巣立ちとなりますが,がんばって人生を切り拓いていってください.期待しています.

    事前に撮影しておいた修了生一同の集合写真

    M1の有志とともに

    学位記授与式後の李さんと西本

  • 2021年3月18日(木):2020年3月に前期課程を修了した下村賢人君(現在,パナソニック株式会社)が,第83回情報処理学会全国大会において「情報処理学会 山下記念研究賞」を受賞しました.おめでとう! 授賞対象は,2020年3月にグループウェアとネットワークサービス研究会で発表した以下の論文です.
    • 下村 賢人 , 高島 健太郎 , 西本 一志:飲酒による認知機能への影響を活用する発散的思考技法の検討,情処研報グループウェアとネットワークサービス(GN),2020-GN-110(9),pp.1-7 (2020).
    この論文は,2020年末にツイッターでバズり,2万件以上のダウンロードを記録した,あの伝説の(笑)論文です.

    オンライン表彰式の様子

    賞状とメダル

    JAISTウェブページでの受賞報告記事はこちらです.

  • 2021年3月18日(木):M2の山田大誠君がインタラクション2021においてインタラクティブ発表賞(PC推薦)を受賞した件に関する記事が,JAISTのウェブページで公開されました. 当該記事はこちらをご覧下さい
  • 2021年3月15日(月)・16日(火):修了生5名とM2の山田君(Mαコースなので,もう1年在学します)が,情報処理学会の第192回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会(HCI),第113回グループウェアとネットワーク研究会(GN), および電子情報通信学会の第5回コミック工学研究会(CC)で,以下の研究発表を行ないました:
    • 王 露茜,高島健太郎,西本一志:ロンバード効果を応用した第二言語学習者の会話支援手段,情処研報,Vol.2021-HCI-192,No.5,pp.1-5,2021.
    • 佐々木 航,高島健太郎,西本一志:カードゲームをモチーフにした結合アイデアの生成を支援するグループ発散思考技法,情処研報,Vol.2021-GN-113,No.4,pp.1-7,2021.
    • 堤 昂平,高島健太郎,西本一志:非線形的に変動する残り時間の提示による作業効率向上手法,情処研報,Vol.2021-HCI-192,No.21,pp.1-8,2021.
    • 山田大誠,高島健太郎,西本一志:試行錯誤的描画を支援する消し跡機能のデザインに関する基礎的検討,電子情報通信学会第5回コミック工学研究会予稿集,pp.1-8,2021.
    • 小川和也,高島健太郎,西本一志:Commidor:テレワーク状況におけるインフォーマルコミュニケーションを誘発する仮想廊下,情処研報,Vol.2021-GN-113,No.9,pp.1-7,2021.
    • 李 炳録,高島健太郎,西本一志:オンライン授業の参加意識向上に向けた視聴妨害を用いた受動発言促進手法の提案,情処研報,Vol.2021-HCI-192,No. 36,pp.1-6,2021.
    同時開催されている3つの研究会に散らばっての発表でしたが,すべてオンライン開催でしたので,堤君と山田君の発表がほんの少し重なりはしたものの,全部の発表を飛び回って聞くことができました. どの発表も,非常に上手で,印象的だったと思います.

    王さん@情処HCI研究会

    佐々木君@情処GN研究会

    堤君@情処HCI研究会

    山田君@信学会CC研究会

    小川君@情処GN研究会

    李さん@情処HCI研究会

    これにて,5名の2021年3月修了生による研究室活動はすべて完了です.お疲れ様でした.

  • 2021年3月12日(金):インタラクション2021の最終日に発表した山田大誠君の論文が,インタラクティブ発表賞(PC推薦)を受賞しました.おめでとう! 大会委員長の水野先生からも非常に高く評価していただいたようです.熱心に研究を推進した成果だと思います.今後ますます良い成果を挙げ,来年のインタラクション2022では登壇発表してベストペーパー賞を獲ることを期待しています.:)
    • 山田大誠,高島健太郎,西本一志:デジタル描画における消し跡の影響に関する基礎的考察 ~試行錯誤的描画の支援を目指して~,情報処理学会インタラクション2021論文集,pp.524-528,2021.(プレミアム採録)

  • 2021年3月10日(水)~12日(金):インタラクション2021が,今年もフル・オンラインで開催されました.当研究室からは,以下の6件のインタラクティブ発表を行ないました:
    • 佐々木航,高島健太郎,西本一志:カードゲームをモチーフにした結合アイデアの生成を支援する発散技法の提案,情報処理学会インタラクション2021論文集,pp.600-603,2021.
    • 小川和也,高島健太郎,西本一志:CommThrough : 廊下の概念に基づくテレワーク環境のためのインフォーマルコミュニケーション支援,情報処理学会インタラクション2021論文集,pp.313-317,2021.
    • 堤昂平,高島健太郎,西本一志:タイムプレッシャーの制御による作業効率の向上を目指した非線形時間経過モデルの提案,情報処理学会インタラクション2021論文集,pp.709-713,2021.
    • 李炳録,高島健太郎,西本一志:ScreenedScreen:視聴妨害により受動的発言を促す オンライン授業の試み,情報処理学会インタラクション2021論文集,pp.490-494,2021.
    • 山田大誠,高島健太郎,西本一志:デジタル描画における消し跡の影響に関する基礎的考察 ~試行錯誤的描画の支援を目指して~,情報処理学会インタラクション2021論文集,pp.524-528,2021.(プレミアム採録)
    • 王露茜,高島健太郎,西本一志:ロンバード効果を応用した第二言語学習者のための会話支援手段実現に向けた基礎的検討,情報処理学会インタラクション2021論文集,pp.791-793,2021.
    オンライン開催も2回目ということで,さまざまな工夫がなされており,非常に楽しめるシンポジウムになっていたと思います.発表者の諸君も,良い発表ができたと思います.
  • 2021年2月9日(火):2021年3月修了予定者の最終審査会が実施され,西本研の修了予定者5名は無事に審査を終え,合格判定をいただくことができました. コロナ禍の影響で,発表者と審査員以外は全員オンラインでの遠隔視聴となり,発表者もマスクを装着したままでの発表となりました. おかげで,質疑が聞き取りにくい部分も若干有りましたが,全体としては滞りなく進行できました.みんな,良い発表であったと思います.

    WANG, Luxiさん

    小川和也君

    佐々木航君

    堤 昂平君

    LI, Bingluさん

  • 2021年2月3日(水):修士論文の提出締切り日でした.今年はわりと順調に準備が進んだことと,提出形態が電子ファイルのアップロードになったことでプリンタトラブルに見舞われることがなくなったことで, かつてのような直前のドタバタ騒ぎは一切無く,平穏無事に提出することができたようです.ちょっとつまらないですね(笑).
  • 2021年1月28日(木):情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会第191回研究会で,金井研究室の小野重遥君が以下の発表を行いました:
    • 小野重遥, 金井秀明, 西本一志(北陸先端科学技術大学院大学), 渥美亮祐(東京工業大学):スキー初学者のための荷重移動の提示によるスキー技能学習支援 :『内面化可能AI』の実現に向けた初期的試み,情処研報,Vol.2021-HCI-191, No.4, pp.1-8 (2021)
    協生AI×デザインリサーチコアで金井研と共同で行っているサブ研究プロジェクトである「内面化可能AI技術」に関する,最初の具体的研究です.西本が提唱する,説明可能AIや人間中心AI研究の次を目指す内面化可能AI(Internalizable AI)について,1章を割いて説明していますので,是非ご覧下さい.
  • 2021年1月15日(金):インタラクション2021のインタラクティブ発表の採否通知があり,投稿した6件すべて無事採録となりました.まあ,よほどの問題がない限り不採録にはならないのですが.なお,今年のプレミアム採録は,1件でした.
  • 2021年1月8日(金)・14日(木)・15日(金):富山県立大学,岩手県立大学,高知工科大学で相次いで特別講義を実施しました.依頼された講演内容がほぼ同じだったので,3回同じ講義をしました.題目は「妨害要因や不便さなどを 用いた知的活動支援」でした.
  • 2021年1月5日(火):明けましておめでとうございます.当研究室は,本日から始動となります.
  • 2020年12月21日(月):インタラクション2021のインタラクティブ発表論文投稿締切でした.今回は,全部で6本の論文を投稿しました.インタラクション2021は,3月10日(水)~12日(金)の開催で,今のところは学術総合センターでの現地開催とオンライン開催のハイブリッド形式での実施予定ですが,当研究室はすべてオンライン発表形式とすることにしました.さすがに今の状況で,研究室総出で東京に出向くのはリスクが高すぎます.なので,残念ですが,今回も研究室同窓会の開催は無しとなります.
  • 2020年12月1日(火):ツイッターでバズった,下村賢人君の情処GN研究会論文が11月中にJAIST Repositoryからダウンロードされた総数が判明しました.なんと,21,310ダウンロード.驚異的な数で,もちろん当研究室のこれまでの論文の中で圧倒的最多記録となりました.バズった大本のツイートに付いたいいねが現時点で4300ほどですから,その約5倍の人が興味を持ったってことですね.SNS,恐るべし.

  • 2020年11月21日(土):2020年3月に修了した下村君が情報処理学会GN研で発表した論文を,たまたま本学東京社会人コースに所属するとあるお方が見つけられたらしく,「ヤバい論文」としてツイッターで紹介してくださったところ, このツイートが思い切りバズり,11月26日(木)時点で4221いいね,2082リツイートされるに至りました.引用リツイートの中身を見ていると,全体として好意的に受け止められていたようです. 中には,シャーマニズムとの類似性を指摘している引用リツイートもあり,なるほどなと思った次第.今後,シャーマニズム方向にも研究を進めていきたいと思います(半分マジ).
  • 2020年10月30日(金):2020年度「日本海イノベーション会議 北陸先端科学技術大学院大学プログラム」創立30周年記念講演会が北國新聞20階ホールで開催されました. 今回のメインスピーカは,ナレッジ・マネジメントの生みの親である,一橋大学名誉教授の野中郁次郎先生と,九州大学経済学研究院産業マネジメント部門教授の永田晃也先生です. お二人とも,本学知識科学研究科の立ち上げメンバーであり,野中先生は初代研究科長でした. 本学からは,神田教授と敷田教授,それに西本が講師として参加しました. 西本の講演題目は,「AI時代における知的活動支援技術」です. 広い会場には,予想外に多くの聴衆が集まり,久しぶりで大勢の人々の前で話す機会となりました.

    野中郁次郎先生

    永田晃也先生

    場違い感満載の西本

  • 2020年10月1日(木):高島健太郎助教が,10月1日(木)付けで講師に昇任となりました.おめでとうございます!これで,修士論文研究の主指導を担当できるようになります.高島先生の研究指導を受けたいという方は,是非ご検討下さい.
  • 2020年9月25日(金):M1の夏期課題&研究計画発表会ゼミを開催しました.今年度に入ってから,ゼミはすべてオンライン開催としてきましたが,石川での感染拡大状況が落ち着いてきたこともあり,今回から同室対面状況での開催に戻すことにしました.もちろん,換気と三密回避,飛沫拡散防止には注意しつつ.ようやくM1諸君の顔をしっかりと見ることができました.ゼミの内容自体はオンラインでもほぼ問題無いことがわかったのですが,やはり顔をつきあわせない関係性というのは,どこか「遠い人」感をぬぐい去れませんね.M1の皆さんにも研究室への帰属意識を持ってもらえるようになることを期待しています.各M1学生の研究の方向性は,以下の通りです:
    • 菊池宗一郎君:不便益な何か
    • 高宗楓さん:GUIのダイアログデザイン
    • DI, Chong 君:文書の読解支援
    • ZHOU, Zhengchao 君:聴覚による視覚弱者支援
    • 竹内慎吾君:mini-cによるQoL向上
    どれも面白い研究に発展しそうな予感がします:)期待しています.

    感染防止対策を徹底したゼミ会場

    菊池 宗一郎 君

    DI, Chong 君

    ZHOU, Zhengchao 君

    高宗 楓 さん

    竹内 慎吾 君

  • 2020年9月20日(日):大阪の有名な大通りである「御堂筋」の名前の由来のひとつである「北御堂(西本願寺津村別院)」さんが発行する月刊誌「御堂さん 10月号」に「気がつけば幸せ!不便の益」という記事が掲載され, 当研究室で研究開発した「不便なワープロ」こと Gestalt Imprinting Method が紹介されました.不便益の教祖・京大 川上浩司教授へのインタビュー記事です.興味があれば,ご覧下さい(って,なかなか入手できない気もしますが).

    「御堂さん」のウェブサイトをリンクしています

  • 2020年9月9日(水):本日開催された「第22回感性工学会大会・総会」において,西本が著者の一人として執筆している下記の書籍に対し, 出版賞が授賞されました
    書名:不便益―手間をかけるシステムのデザイン―
    出版社:近代科学社
    出版年:2017年11月
    執筆者:川上浩司,平岡敏洋,小北麻記子,半田久志,谷口忠大,塩瀬隆之,岡田美智男,泉朋子,仲谷善雄,西本一志,須藤秀紹,白川智弘

    西本が担当したのは,「第9章 妨害による支援」です.当研究室で推進している「妨害による支援」の研究に関する基本的な考えをまとめたものです. Amazonでも販売されておりますので,是非ご購入下さい(笑).

  • 2020年9月3日(木):2021年3月修了予定博士前期課程学生を対象とした中間発表会が開催され,西本研からは6名のM2学生が発表しました.本来,中間発表会は全学のイベントで,小講堂でポスターセッション形式で毎年開催し, 学外からインダストリアルアドバイザーの方もお招きして実施しているのですが,今年はコロナウイルス問題の影響で全学での発表会が中止となりました.しかし,何もしないのもいかがなものかということで, 知識科学系では独自に発表会を企画し,オンラインでの口頭発表形式で実施しました.当研究室の6人は,それぞれによく頑張ってまとまった発表をしていたと思います.

    WANG, Luxiさん

    小川和也君

    佐々木航君

    堤昂平君

    山田大誠君

    LI, Bingluさん

  • 2020年8月31日(月):特にここに書くべきできごとの無い8月でした.しかし,8月は教授会等も無く,時間的余裕があるはずの月なのですが,振り返ってみるとめちゃくちゃ会議だらけの,忙しい1ヶ月でした.正直なところ,ちょっとゲンナリしています.
  • 2020年7月27日(月):「協生AI×デザイン拠点」の初回合同ゼミを開催しました.西本も「知的向上のための協生AI」と題して話題提供しました.今話題の「説明可能AI」の次のAIのあり方に関して問題提起しました.
  • 2020年7月16日(木):「協生AI×デザイン拠点」に所属する,情報科学系・知能ロボティクス領域のHo Anh-Van准教授の研究室を見学させていただきました.柔軟な材料で作られた,生物のような動きをするいろいろなロボットを紹介していただきました.興味のある方は,こちらのサイトをご覧下さい.
  • 2020年7月3日(金):6名の新M1の歓迎会を開催しました.本当はどこかの居酒屋さんとかで顔をつきあわせて呑みたいところだったのですが,時勢柄そうもいかず,オンライン飲み会となりました. 意外な趣味などが明らかになり,ああやっぱり今年も一癖も二癖もあるメンバーが集まったなと痛感した次第です.ぶっ飛んだ研究を期待していますよ.真っ当なだけの研究をするんだったら,うちに来ない方が良いと思います(笑).
  • 2020年7月1日(水):宮田一乘教授を拠点長とするリサーチコア拠点「協生AI×デザイン拠点」が立ち上がりました.AIとデザインをバックボーンとして,人の創造的な能力を拡張することを目標とし, 情報化社会の発展形態である創造的社会の構築に資する研究を3年間にわたって推進します.当研究室からは,西本と高島が参画しています.
  • 2020年6月25日(木):新M1学生の研究室配属が決定し,当研究室には6名のM1(うち1名は東京の社会人コース所属)が新たに参入しました.まだほとんど顔を合わせたこともない不思議な状況ですが,楽しく元気に研究を進めていきましょう!
  • 2020年6月24日(水):6月修了者への学位記授与式が挙行され,江波亮君が修士(知識科学)の学位を授与されました.「やる気があれば,なんでもできる!」という,某アントニオ氏の格言?を体現したかのような追い込みだったと思います.お疲れ様でした.コロナ禍で引き続き大変な状況ですが,社会での活躍を祈念します.

    恒例?の,醤油贈呈式

  • 2020年6月4日(木):1-1学期が終了しました.ほぼすべての講義がオンライン開講となる中, 西本が担当したK469知識創造支援メディア論もなんとか無事にやりきることができました. オンライン講義はインタラクティブ性に欠けるという問題がしばしば指摘されますが,チャットを併用することによって, 通常の対面講義よりも受講生らからの質問や意見が出やすくなり,むしろインタラクティブ性が向上する側面もありました.
  • 2020年5月28日(木):知識創造支援メディア論の講義で,京都大学の川上浩史先生を特別講師としてお招きし,不便益について語っていただきました. これもオンラインでの講義となり,川上先生には京都大学から接続して講義をしていただきました.受講生らは不便益という概念におおいに触発され,興味を持ったようです.
  • 2020年5月22日(金):オープンキャンパスをオンラインで開催しました.やSpatial.chatなどのオンライン会議システムを駆使して,いつもの実世界でのオープンキャンパスにひけをとらない内容を目指しました.参加者の皆さんの立場では,どこからでもすぐに参加できるという点で,通常の形態よりも参加しやすいという利点があったようです.
  • 2020年5月19日(火):新M1学生向けのオープンラボをオンラインで開催しました.
  • 2020年5月11日(月):江波亮君の最終審査が実施され,無事に合格となりました.コロナウイルスの影響で講義等がすべてオンライン化されている中での審査でしたので,不正防止の目的で(不正のしようも無いと思うのですが)発表者の江波君と主査の西本だけが同室し,両者マスク着用でソーシャルディスタンスを保ちつつ向かい合い,副査の先生方は遠隔から参加するという,かつて経験したことがない形態での審査となりました.やってみると,意外と滞りなく実施できてしまいました.ともあれ,江波君,合格おめでとう.

  • 2020年4月20日(月):開始が遅れていた1-1学期が,この日に始まりました.ほぼすべての講義がオンライン会議システムを使用しての実施となります.講義する側も,される側も,手探りでの挑戦が続きます. 特に実習を含むアクティブ・ラーニングが非常に難しい.重要研究課題ですね.
  • 2020年4月17日(金):オンライン会議システムを用いて,知識科学系主催の新入生歓迎会を開催しました.何人くらい参加してくれるか,不安に思っておりましたが,蓋を開けてみると130名ほどの参加がありました. オンライン会議システムでは,一度に一人しかしゃべれないので,なかなか「雑談」をする事が難しいのですが,自己紹介を順番に回してなんとかそれなりに盛り上がることができたかと思います. 西本研的には,こういう経験はいろいろなコミュニケーション支援系研究のタネになるように思います.
  • 2020年4月15日(水):10日あまり遅れて,新入生が入学しました.ただし,入学式は中止.オリエンテーションも,予定していた各種企画の大部分は中止となり,Microsoft Surfaceの配布だけが唯一の企画?となりました.
  • 2020年4月7日(火):3月16日(月)・17日(火)にオンラインで開催された,情報処理学会第110回グループウェアとネットワーク研究会で,当時M2の下村賢人君による以下の発表に対し,GN研究会優秀発表賞が授賞されました.おめでとう!研究の内容は,飲酒によって向上すると言われる発想力を活用する,新たな2段階式発散的思考技法の提案と,その有効性の検証結果です.この研究会での受賞は,大昔に六の膳で天野謙太君が受賞して以来かと思います.

    JAISTウェブサイトでの受賞報告はこちら

    • 下村 賢人 , 高島 健太郎 , 西本 一志:飲酒による認知機能への影響を活用する発散的思考技法の検討,情処研報グループウェアとネットワークサービス(GN),2020-GN-110(9),pp.1-7 (2020).

  • 2020年4月3日(金):元々の予定では,本日入学式が挙行され,新入生で賑わう年度初めとなるはずだったのですが,今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で,他大学と同様,本学でも入学式が延期され,今のところ4月15日(水)に行われることになりました.この影響で,講義の開始も2週間ほど遅れ,4月20日(月)に1-1学期が開始予定です.これ以上この新型肺炎問題が拡大しないことを願うばかりです.
  • 2020年4月1日(水):2020年度が始まりました.新型コロナウイルスによる新型肺炎の問題で,今年度の4月入学生の入学式が4月15日に延期されました.講義の開始も,その分約2週間後ろにずれることになりました.多難な年度初めです.なんとかこの苦境を乗り越えましょう.