JAIST Nishimoto Laboratory

過去のできごと

2009年度

  • 2010年3月24日(水):学位記授与式終了後の夜,片町の居酒屋「とと桜」で,M2の送別会を開催しました.昨年度修了生の滝沢君も駆けつけてくれました.なんだかんだで盛り上がった会になったと思います.でも,実は就職してJAISTを離れたのはわずかに2名.来年度もますますの大所帯になりそうです.
  • 2010年3月24日(水):根上総合文化会館音楽ホールにて,H21年度学位記授与式が開催され,当研究室の4名のM2が修士(知識科学)の学位を授与されました.今後のますますの活躍を祈ります.
  • 2010年3月19日(金):川越にある東洋大学で,情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会第137回研究会が開催され,当研究室のM2の4人が以下の発表をしてきました.
    • 松本遥子,小倉加奈代,西本一志:主観的時間制御の相互作用により集合的議論記憶を構成するチャットシステム,情処研報,Vol.2010-HCI-13, No.1,pp.1-8,2010.
    • 木下雅斗,西本一志:思いやりコミュニケーションのための呼吸行動情報伝達,情処研報,Vol.2010-HCI-13, No.2,pp.1-8,2010.
    • 横山裕基,西本一志:選択的音高差し替えによるピアノ通し演奏の中断防止訓練システム,情処研報,Vol.2010-HCI-13, No.9,pp.1-8,2010.
    • 山内賢幸,坊農真弓,相原健郎,西本一志:孤立者検出のための立食形式パーティー映像のハンドアノテーション分析,情処研報,Vol.2010-HCI-13, No.10,pp.1-8,2010.
    4人ともしっかりした発表をできたのではないかと思います.質問・コメントもたくさんいただき,大変実り多き研究会参加となりました.終了後,川越の街に繰り出し,ステラという西洋料理店でワインで乾杯しました.これにてM2のお仕事はすべて完了です.お疲れ様でした.
  • 2010年3月1日(月)・2日(火):インタラクション2010が学術総合センターで開催され,例年通り研究室総出で参加・発表してきました.今年は西本が大会委員長だったため,普段以上?に気合いを込めての発表となりました.

    なお,今回新設されたFresh From the Oven Session (FFO Session) において,M1プロジェクトの成果を楊君が発表しました:

    • 楊 旭,藤田恭平,森 郁彌,金屋陽介,加藤圭吾,西本一志:未病者のための情報提示手法の提案,インタラクション2010 Fresh From the Oven Session,一橋記念講堂,2010年3月1日(月).
    楊君にとって学会発表は初めてだったわけですが,非常に落ち着いて上手な発表を行い,きっちり笑いをとることもできました.

    山内君:壁の花を救え!

    楊君:未病対策ディスプレイ(FFO)

    伊藤君:Vocalpeckerロング発表で心の病を告白

    伊藤君:昼休みのゲリラデモ

    横山君:Apollon13の説明中に非常事態発生?

    松本さん:C-Kairos初披露

    木下君:HAAHAAの説明でHIIHII

    小倉さん:KairosChatロング発表でエンドレスQA攻撃

    同窓会:たくさんのOB達とともに

    集合写真:このパターンが恒例化した模様

    発表に対しては多くの反響をいただき,大変有意義な会議となりました.特に座長判断で,小倉さんの発表への質問がエンドレス状態となったため,20分くらい議論していたような気がします.終了後のOB会には,藤本君,天野君,高橋君,伊豫田君,亀和田君,永岡君,中野君,角野(清)君,鈴木君もかけつけてくれ,とても楽しいひとときとなりました.皆さん,本当にお疲れ様でした.私も大会委員長の任を無事?終えることができ,正直ほっとしました.

  • 2010年2月25日(木)・26日(金):毎年恒例の第7回知識創造支援システムシンポジウムが本学にて開催され,我々の研究室からは,松本遥子さんが以下の発表をしました:
    • 松本遥子,小倉加奈代,山内賢幸,西本一志:Kairos Chat:自発的な議論記憶の精練化を誘発するチャットシステム,第7回知識創造支援システムシンポジウム予稿集,pp.81-88,2010.
    発表は良かったと思います.んが,質疑は・・・まあ・・・いろいろとw.いえ,松本さんの問題ではなくて・・・.
  • 2010年2月17日(水):M2の最終審査が行われました.当研究室からは4名が審査に臨み,全員無事合格しました.

    木下君:HAAHAA

    松本さん:Kairos Chat

    山内君:孤立者検出

    横山君:Apollon13

    また,併せて韓超さんの中間審査も実施され,無事合格のお墨付きをいただきました.

    その後,リフレッシュルームで打ち上げを催しました.人数が増えたので,そろそろリフレッシュルームでは広さ的に少々つらいものがありますが,ここまでの苦労を忘れるひとときになったと思います.しかしまだインタラクションに研究会と発表が目白押し.あともう一踏ん張り,がんばりましょう.

  • 2010年1月30日(土):CHI2010のWorks-in-progressに投稿していた,以下の論文が採録されました.
    • Kanayo Ogura, Yoko Matsumoto, Yoshiyuki Yamauchi and Kazushi Nishimoto: Kairos Chat: A Novel Text-Based Chat System that has Multiple Streams of Time, CHI2010 Extended Abstract, 2010. (to appear)
    これで4月のアトランタ行きが決定です.
  • 2010年1月14日(木):研究室新メンバーとして,中国からの留学生である 王 曦虹 さんが加入しました.これで学生数は16名となり,研究室規模はこれまでで最大となりました.

    そこで早速,鶴来の居酒屋「鶴の家」で王さんの歓迎会を開催しました.修論の追い込みで,何名かのM2の体調が思わしく無い中でしたが,楽しいひとときを過ごすことができました.さあ,これからまた皆一丸となって研究に励みましょう!

  • 2009年12月29日(火):インタラクション2010の採録通知が届きました.今回は以下の5件の発表を行います.
    • 口頭ロング発表:採録率28.6%
      • 小倉 加奈代,松本 遥子,山内 賢幸,西本 一志:Kairos Chat: 主観的時間の概念を導入したチャットシステム
      • 伊藤 直樹,西本 一志:メロディリズムのタップを併用するVoice-to-MIDI変換手法の音高変換精度評価
    • インタラクティブ発表(デモ部門)
      • プレミアム:採録率43.3%
        • 横山 裕基,西本 一志:ピアノ通し演奏における演奏ミスによる中断を防ぐための練習支援システム
      • スタンダード
        • 木下 雅斗,西本 一志:呼吸変動情報を用いた心理状態アウェアネス伝達の試み
    • インタラクティブ発表(議論部門)
      • スタンダード
        • 山内 賢幸,坊農 真弓,相原 健郎,西本 一志:ハンドアノテーション分析からのメディアデザイン ―立食多人数パーティにおける孤立者支援を例として―
    というわけで,今回も研究室員全員で大挙してインタラクション2010に押しかけます.修了生の皆さん,3月2日(火)の夜に,神保町でお会いしましょう!詳細は追って連絡いたします.多数の皆さんのご参加を期待しています.
  • 2009年12月25日(金):M2の松本遥子さんが,情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会より学生奨励賞を受賞しました!受賞対象は,7月に鳥海山で発表した以下の論文に関する発表です:
    松本遥子,山内賢幸,小倉加奈代,西本一志:複数の時間流を持つチャットシステムの提案,情処研報,Vol.2009-HCI-134, No.8, pp.1-8,2009.
    おめでとう!これを励みに,さらなる成果を期待します.
  • 2009年12月22日(火):年内最終ゼミ(M1の進捗発表会)の後,研究室忘年会を柿木畠の「魚焼 いたる」で開催しました.たいへん楽しい年忘れの宴でした.また,2次会はいつもの「ジガーバー」でカクテルを楽しみました.幹事の森君,お疲れ様でした.ありがとう,
  • 2009年12月2日(水)~4日(金):熱海で開催された,第17回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2009)に参加し,D4の小林智也君が以下の発表を行いました.
    小林 智也,西本 一志:超メディア参照機能を有するチャット併用会議のためのチャットシステム,WISS2009論文集,pp.101-106,2009.

    またWISSでは,WISS Challengeとして,口頭発表と併用するための新奇なオンライン議論システムを毎回募集し,実際に会議中に運用実験するという試みをやっています.今回我々は,7月のHCI研究会で発表した Kairos Chat をWISS Challengeに応募し,実際に運用してみました.140人が接続する負荷にも耐え,無事に運用することができました.

  • 2009年11月25日(水)~27日(金):韓国ソウルの高麗大学で開催された,The 4th International Conference on Knowledge, Information and Creativity Support Systems (KICSS2009)に西本が参加し,以下の論文について発表してきました.
    • Kazushi Nishimoto and Hui Wang: CosplayChat: An Online Discussion System to Elicit Diverse Viewpoints within Individuals, Proc. The 4th International Conference on Knowledge, Information and Creativity Support Systems (KICSS2009), pp. 89-96, 2009.

    エクスカーションでは,韓国のユビキタス事情を見学してきました.韓国では,産学一体となって,ユビキタスを盛り上げようとがんばっているようです.

  • 2009年11月22日(日):東京一橋の学術総合センターにおいて,恒例の知識科学シンポジウムが開催されました.その後,引き続き夜には知識科学研究科修了生の会が開かれ,多くの修了生が集いました.当研究室の出身者では,海沼賢君,市川大祐君,伊藤丈一君らが参加してくれました.久々に楽しい時間を過ごせました.
  • 2009年10月26日(月):東京一橋の学術総合センターにおいて,JAISTシンポジウム2009が開催されました.西本は「知識基盤社会の構築を目指して ~知識メディア創造の観点から~」と題して講演しました.
  • 2009年10月3日(土):2008年3月修了の市川大祐君の結婚披露宴が岐阜とり行われました.とてもアットホームな,楽しい雰囲気の披露宴でした.どうぞ末長くお幸せに!また,久々に伊藤丈一君,角野清久君,辻裕樹君にも会うことができました.彼らも仕事に頑張っている様子でした.
  • 2009年10月1日(木):M2の山内君が,本日から11月いっぱい,武者修行で国立情報学研究所の相原健郎先生と坊農真弓先生のもとに「特別共同利用研究員」として出向き,多人数インタラクション分析について学ぶことになりました.短い期間ですが,しっかりとワザを身につけて欲しいと思います.
  • 2009年9月18日(金):2005年度入学の杉戸準君が,久々に研究室を訪問してくれました.現在は日本信号(株)に勤めており,鉄道などの安全に関する国際規格作りの仕事をしているのだそうです.明るい表情で生き生きとしていたので,安心しました.:)
  • 2009年9月17日(木):エンタテインメントコンピューティング2009で,伊藤直樹君が以下の発表を行いました:
    伊藤直樹,西本一志:EnvJamm: 環境からの触発を受けて音情景を再構成するための楽器,エンタテインメント2009講演論文集,2009.
    これまでつくり続けてきた,Tap併用型のVoice-to-MIDI変換システムを用いた,音環境を音楽に編み直す試みです.
  • 2009年9月12日(土)~13日(日):恒例の研究室合宿を行いました.OBからは2008年3月修了の市川大祐君が駆け付けて参加してくれました. 今年の行き先は郡上八幡とひるがの高原でした.郡上八幡は長良川沿いの水が美しい町として有名ですが,食品サンプル産業が盛んな町としても有名です.というわけで,毎年研究室合宿では何かの体験を行うのが恒例となっていますので,今年はまず食品サンプル作りに挑戦しました.てんぷら,フルーツパフェ,フラッペの3種から各自ひとつを選んで挑戦しました.非常に面白い体験でした.

    夜はひるがの高原の「和み舎」という貸別荘2棟を借りきって宿泊と宴会.天候はあいにくの雨模様でしたが,屋内に囲炉裏があり,またベランダも屋根で覆われていたので特に問題はなく,予定通り芋煮とBBQを楽しみました.大いに盛り上がりました.

    2日目は,ひるがの高原の牧場と遊園地が一体になったような娯楽施設「牧歌の里」で過ごしました.この日は天候も回復し,さわやかな日和で屋外活動には最適でした.この日も体験学習?は続き,ジャージー種の牛の搾乳体験や,パン焼き体験などを行いました.ここでもいろいろな発見がありました.

    というわけで,今年も大いに有意義で,親睦を深められた合宿だったと思います.幹事を担当してくれた松本さん,どうもありがとう.

  • 2009年9月11日(金):本年度配属の5名のM1による夏休みの宿題&研究計画の発表会を行いました.今年は,知識創造支援系が2名,インフォーマルコミュニケーション支援系が1名,音楽支援系が2名という構成のようです.さて,これらのプランがこれからどうなっていきますやら.楽しみにしています.

    藤田君の発表の様子

    加藤君の発表の様子

  • 2009年9月9日(水):中間審査の打ち上げをリフレッシュルームで行いました.緊張からとりあえず解放されて?,のびのびとした雰囲気の飲み会でした.一部は徹夜で飲み,語っていたそうです.
  • 2009年9月8日(火):5人のM2の中間審査が終わりました.一応みなそれなりに形にはなったと思うのですが,まだまだ中身が伴っていないのも事実です.これで安心しないで,さらに研究に励んで,良い修論を書くようにして欲しいと思います.
  • 2009年8月21日(金):以前大島さんと一緒にやっていたプロジェクト FamilyEnsemble の特許が登録となりました.特許第4360356号です.
  • 2009年8月7日(金):有志でビアガーデンに繰り出しました.今年は天候不順で,この日も雨が今にも降りそうな空模様でしたが,なんとか雨に降られることなく,屋外でのビールを楽しむことができました.夏の儀式です.明日から1週間,研究室は夏休みに入ります.
  • 2009年7月31日(金):新入生歓迎会を,野々市の「和楽」で開催しました.5人の新しいメンバーを迎え,なんだか大いに盛り上がった会となりました.
  • 2009年7月22日(水):今年度の新M1の配属が決定しました.今年は配属枠いっぱいの5名の希望がありました.これで室員は総勢16名で,これまでの最多タイとなりました.にぎやかに頑張っていきましょう!
  • 2009年7月16日(木)・17日(金):秋田県のフォレスタ鳥海で開催された,情報処理学会第134回ヒューマン・コンピュータ・インタラクション(HCI)研究会&第14回ヒューマン・コンピュータ・インタラクション・プロフェッショナル・シンポジウム(HCIP)に,西本,小倉,松本,山内の4名で参加し,以下の発表をデモ付きで行ってきました.
    • 松本遥子,山内賢幸,小倉加奈代,西本一志:複数の時間流を持つチャットシステムの提案,情処研報,Vol.2009-HCI-134, No.8, pp.1-8,2009.
    発表中,聴衆の方々に実際に実装したチャットシステムを自由に利用していただきました. 原稿提出締切の約1ヶ月前に思いついたシステムを一気に実装し,初期的な評価実験を行って投稿したという,超高速プロジェクトの発表でした.時間がなかったわりには良い内容になったのではないかなと思っています.石川から秋田に行くのは非常にたいへんでしたが,とても良い会場で,HCI・HCIPともに大いに楽しめました.
  • 2009年6月30日(火):国立情報学研究所の坊農真弓先生をお招きして,第3回知識科学研究科セミナを開催し,「情報学がインタラクション研究に出会うとき」と題したご講演をいただきました.言語学者,あるいはインタラクションの分析研究者としての視点からのインタラクション研究のあり方,そして情報学やIT技術がその研究の中でどのように活かされうるのかについて,主としてお話ししていただきました.講演後は,我々の研究室で,M2の山内君の研究についてアドバイスをいただきました.その後,片町の「山下」に小倉さんも交えて繰り出し,分析系のインタラクション研究(者)と工学(情報学)系のインタラクション研究(者)とがどのように力を合わせて行くべきかについて,さらに議論を重ねました.非常に刺激的なセミナでした.
  • 2009年6月6日(土):オープンキャンパスが開催され,多数の見学者の方々に研究成果を発表しました.今年のデモ展示は,伊藤直樹君の「吟たぁ」と,今年の3月に修了した王慧さんの「コスプレチャット」でした.
  • 2009年6月1日(月):西本研究室が発足後まる10年を迎えました.
    1999年6月1日に西本はJAISTに着任したのですが,あっと言う間に10年が過ぎてしまいました.たくさんの(いろんな意味で)思い出深い学生さん達に恵まれ,良い成果をたくさん出せた10年間だったと思います.これからもさらに良い成果を産み出していきたいと思いますので,皆さん,応援よろしくお願い申し上げます.
  • 2009年5月29日(金):恒例の研究室オープンハウスを開催しました.今年も興味を持ってくれたM1がたくさん来てくれました.さらに,研究室配属とは関係のないM2やDの学生さん達も多数参加してくれて(みんなウェルカムです:),盛況な会となりました.最後には,車座になった不思議な団体もできていました.
  • 2009年5月15日(金)・16日(土):情報処理学会ヒューマンインタラクション研究会の第133回研究会が,石川文教会館で開催されました.残念ながら今回当研究室からの発表はありませんでしたが,アルバイトと聴講で数名参加しました.今年度から西本が当研究会の主査を担当していますので,是非今後は発表数を増やしていきたいと思います.次会は,7月に,はるか秋田県は鳥海山の麓での開催です.
  • 2009年4月28日(火):恒例の研究室紹介を行いました.今年も結構たくさんのM1の学生さんが参加してくれました.当日の資料はこれです.
  • 2009年4月13日(月):石川県ハイテクリサーチセンターの横にある広場で,恒例の花見を開催しました.毎年花見は寒さにふるえながらすることが多いのですが,今年はぽかぽか陽気に恵まれ,とても気持の良い花見でした.