JAIST Nishimoto Laboratory

過去のできごと

2012年度

  • 2013年3月22日(金):2013年3月修了生の学位記授与式が,根上総合文化会館で開催されました.今年は,当研究室からは博士1名・修士5名を輩出しました. 伊藤君は,単位取得満期退学後の2年間の猶予期間ギリギリででの博士の学位取得です.岩本君は,神奈川工科大学の小坂先生のカバン持ちでフランスのLaval Virtual に出かけていて不在でした.みんな,よくがんばったと思います.お疲れ様でした.社会での大活躍を期待しています.
  • 2013年3月13日(水)~14日(木):明治大学駿河台キャンパスで開催された情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会第152回研究会において,以下の4件の発表を行いました:
    • 古谷亘,小倉加奈代,西本一志:効率的映像コンテンツ視聴を目指して~脳の活動部位に基づく複数動画視聴可能性の検討~,情処研報,Vol.2013-HCI-152, No.7, pp.1-8, 2013.
    • 魏建寧,小倉加奈代,西本一志:Gestalt Imprinting Method: 漢字形状記憶の損失を防ぐ漢字入力方式,情処研報,Vol.2013-HCI-152, No.10, pp.1-8, 2013.
    • 岩本拓也,小倉加奈代,西本一志:ちんかも:対面状況における熱愛カップルのための愛着行動伝達メディア,情処研報,Vol.2013-HCI-152, No.19, pp.1-8, 2013.
    • 加藤千佳,小倉加奈代,西本一志:EinfuhlungMors:非随伴的・非自立的モダリティの追加による遠隔音声会話拡張の試み,情処研報,Vol.2013-HCI-152, No.20, pp.1-8, 2013.
  • 2013年3月11日(月):香林坊「いたる」で,修了生5名の送別会を開催しました.まだHCI研究会での発表が残っているので,終わった感が今ひとつ無いものの,楽しいひとときを過ごすことができました.
  • 2013年2月28日(木)~3月2日(土):東京・お台場の日本科学未来館で開催されたインタラクション2013に,例によって研究室総出で参加し,6件のインタラクティブ発表を行ってきました.
    • 1日目
      • 本多 翔,園城克明,永井淳之介,沼野剛志,山田彩加,于 [女靑]依,小倉加奈代,西本一志:TweetChair: モノへの愛着を利用した健康支援の試み ,インタラクション2013論文集(CD-ROM),情報処理学会シンポジウムシリーズ,Vol.2013, No.1, 1EXB-48, 2013.

        本多君30秒プレゼン

        椎尾先生,水口先生に説明中

    • 2日目
      • 加藤千佳,小倉加奈代,西本一志:EinfuhlungMors: 非随伴的・非自立的モダリティの追加による遠隔音声会話拡張の試み ,インタラクション2013論文集(CD-ROM),情報処理学会シンポジウムシリーズ,Vol.2013, No.1, 2EXB-13, 2013.

        加藤さん30秒プレゼン

        加藤さんデモ中

      • 米田圭志,横山裕基,小倉加奈代,西本一志:減算的な演奏補助で練習継続意欲を保つギター演奏習得補助システム,インタラクション2013論文集(CD-ROM),情報処理学会シンポジウムシリーズ,Vol.2013, No.1, 2EXB-18, 2013.

        米田君30秒プレゼン

        米田君,日大の北原先生にいじられ中

      • 魏 建寧,小倉 加奈代,西本 一志:漢字形状記憶の損失を防ぐ漢字入力方式の提案 ,インタラクション2013論文集(CD-ROM),情報処理学会シンポジウムシリーズ,Vol.2013, No.1, 2EXB-28, 2013.

        魏さん30秒プレゼン

        魏さんデモ中

      • 古谷 亘,小倉加奈代,西本一志:脳の活動部位による分類を用いた動画同時視聴のための基礎検討,インタラクション2013論文集(CD-ROM),情報処理学会シンポジウムシリーズ,Vol.2013, No.1, 2EXB-38, 2013.

        古谷君30秒プレゼン

        古谷君説明中

    • 3日目
      • 岩本拓也,小倉加奈代,西本一志:近距離恋愛者のための対面愛着行動伝達メディア実現に向けた基礎的検討,インタラクション2013論文集(CD-ROM),情報処理学会シンポジウムシリーズ,Vol.2013, No.1, 3EXB-54, 2013.

        岩本君30秒プレゼン

        岩本君説明中

    また,2日目の夜には,恒例の研究室同窓会を開催し,10名の修了生が駆けつけてくれました.
    今年も実り多いインタラクション参加でした.皆さん,お疲れ様でした.
  • 2013年2月26日(火):M2の岩本拓也君が,2012年11月1日(木)~2日(金)にかけてお茶の水女子大学で開催された,情報処理学会第150回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会において発表した以下の論文:
    • 岩本拓也,小倉加奈代,西本一志:恋愛初期における愛着行動を伝える対面コミュニケーションメディア実現に向けた基礎的検討,情処研報,Vol.2012-HCI-150,No. 16, pp.1-8, 2012.
    が,ヒューマンコンピュータインタラクション研究会学生奨励賞を受賞しました!恋人達のイチャイチャ行動を,フィールドワークまでしてじっくり調べ上げた上でのメディアデザインが高く評価されました.
  • 2013年2月14日(木):修士の最終審査会が行われ,当研究室からは魏・岩本・加藤・古谷・米田の5名が審査に臨みました. これまでいろいろなことがありましたが,無事全員合格となったようです.皆,良い発表であったと思います.

    魏さん

    岩本君

    加藤さん

    古谷君

    米田君

  • 2013年2月1日(金)~2日(土):熱海の湯河原温泉で開催された,情報処理学会第151回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会において,助教の小倉さんが以下の発表を行いました:
    • 小倉加奈代,西本一志:人間的特性に立脚した次世代コミュニケーションメディアの探求,情処研報,Vol.2013-HCI-151, No.19, pp.1-8, 2013.
    従来の多くのCMCメディア研究が「人間の外」にある問題を解決することを主たる取り組み対象としていたのに対し,この発表では「人間の内」にある能力をもっと活かすための研究を進めましょうということを提言し,その可能性をこれまでの我々の研究事例に基づき議論したものです.
  • 2013年1月29日(火):当研究室修了生の大島千佳さん(現在,佐賀大),伊藤直樹君(現在,インターメディアプランニング(株))らと共同で進めていた,音楽療法支援システムMusiCuddleに関する以下の論文が,国際会議 The 1st International Conference on Global Health Challenge (GLOBAL HEALTH 2012) において Best Paper Award を受賞しました:
    • Chika Oshima, Naoki Itou, Kazushi Nishimoto, Kiyoshi Yasuda, Naohito Hosoi, Hiromi Yamashita, Koichi Nakayama, and Etuso Horikawa: A Case Study of a Practical Use of "MusiCuddle" that is a Music Therapy System for Patients with Dementia who Repeat Stereotypical Utterances, Proc. of the 1st International Conference on Global Health Challenge (GLOBAL HEALTH 2012), pp.14-20, 2012.
    以前,ICOST 2011 という学会で大島さんが発表した MusiCuddle の論文も Best Multi-disciplinary Paper Award を受賞しており,本研究は2冠となりました.
  • 2013年1月21日(月):当研究室修了生の大島千佳さん(現在,佐賀大),伊藤直樹君(現在,インターメディアプランニング(株)らと共同で進めていた, 音楽療法支援システムMusiCuddleに関する以下の論文が,情報処理学会英文論文誌に採録決定しました:
    • Chika Oshima, Naoki Itou, Kazushi Nishimoto, Kiyoshi Yasuda, Naohito Hosoi, Hiromi Yamashita, Koichi Nakayama, and Etuso Horikawa: A Music Therapy System for Patients with Dementia who Repeat Stereotypical Utterances, the Journal of Information Processing, Vol.21, No.2, 2013. (in printing)
  • 2012年12月25日(火):ヒューマンインタフェース学会の論文誌「インタラクションのミニマムデザイン」 特集号に投稿していた以下の論文が採録決定しました:
    • 池之上あかり,小倉加奈代,鵜木祐史,西本一志:微少遅延聴覚フィードバックを応用したドラム演奏フォーム改善支援システム,ヒューマンインタフェース学会論文誌,Vol.15, No.1, 2013年7月(印刷中)
    2012年3月に修了した池之上あかりさんの修士論文研究をまとめたものです.
  • 2012年12月22日(土):六本木のニコファーレで開催された「第3回ニコニコ学会β」の「研究100連発」セッションにおいて,西本がこれまでの研究の中から20+2個の研究紹介を行いました.
    15分間で22個の研究を紹介するのはなかなかの無理難題で,けっこう苦労しました.努力の甲斐あり,評判はそこそこ良かったようです. 発表の中ではほとんど紹介できませんでしたが,それぞれの研究を実際に推進してくれた修了生・現役学生の皆さんに,この場を借りて心から御礼申し上げます.
  • 2012年12月13日(木)~15日(土):仙台国際センターで開催された,日本認知科学会第29回大会において,以下の2件の発表を行いました.
    • 山本紘之,永井淳之介,奥成貴大,池田任志,小倉加奈代,西本一志:日本地図描画課題を用いた不完全な知識に基づく意思決定メカニズムの分析,日本認知科学会第29回大会講演論文集,pp.713-717, 2012.
    • 小倉加奈代,田中唯太(グリー株式会社),西本一志:大皿料理を介した食卓における取り分け行動の分析-最後の一つは誰がいつ取り分けるのか?,日本認知科学会第29回大会講演論文集,pp.877-883, 2012.
    1つめの,山本・永井・奥成・池田らによる研究は,1-1期に開催したメディア・インタラクション論(講義担当:西本・小倉)の講義中で,小倉助教の担当範囲で実施した実習課題を発展させたものです. 様々な好意的コメントや質問をいただき,研究を実施した4名のM1は,やる気が出てきたとか.さらなる展開を期待しています.

    M1発表の様子

  • 2012年11月28日(水):2011年3月に単位取得満期退学した伊藤直樹君の以下の論文が採録決定しました!
    • 伊藤直樹,西本一志:Voice-to-MIDIのためのメロディリズムタップを用いた音数・音高の判定手法の提案,電子情報通信学会論文誌 情報・システム:D.
    プロジェクト開始から丸6年をかけてジャーナル化にこぎ着けました.
  • 2012年11月8日(木)・9日(金):メルボルンで開催された国際会議 The 7th Int'l. Conf. on Knowledge, Information and Creativity Support Systems (KICSS 2012) に西本が参加し, 以下の発表を行いました:
    • Kazushi Nishimoto: Creativity Mining: Humane Technology for Creating a Creative Society, Proc. KICSS 2012, CD-ROM, IEEE, 2012.
    内容は,今年度からライフスタイルデザイン研究センターで進めている Creativity Mining Project の基本コンセプトとその事例紹介でした. このほかにも,同センターに所属するすべての研究室からの取り組みが紹介され,ライフセンターが目指す方向性と実現したい世界に関する具体的な議論を行いました.
  • 2012年11月2日(金):お茶の水女子大で開催された,情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会第150回研究会において, M2の岩本君が以下の発表を行いました:
    • 岩本拓也,小倉加奈代,西本一志:恋愛初期における愛着行動を伝える対面コミュニケーションメディア実現に向けた基礎的検討,情処研報,Vol.2012-HCI-150,No. 16, pp.1-8, 2012.
    近距離恋愛者のイチャイチャを支援するメディアに関する研究です. お茶の水女子大の学生さんを現地調達して「裏腹的愛着行動」の説明寸劇(下の写真)を交えるなど,笑いどころ満載の爆笑発表でした.
  • 2012年10月20日(土):M2の岩本拓也君が,Rakuten Technology Conference 2012のLightning Sessionで見事Second Prizeを受賞しました.講演題目は, ”A Basic Study for A Face-to-face Communication Medium That Conveys Cozy Actions at An Early Stage of A Romance" でした. 全編英語の発表でしたが、外人たちを終止爆笑させるすばらしいプレゼンテーションだったそうです(聴講していたM1の沼野君談).
  • 2012年9月29日(土):JAISTフェスティバルが開催されました.ライフスタイルデザイン研究センターの研究紹介として,当研究室から2つのシステムをデモ展示しました. 1つは,HomeMadeJam.昨年のM1プロジェクトで作ったシステムで,家庭で子供がピアノ練習をしているとき,家族が他のことをしながらその演奏に伴奏を付けられるようにするシステムです. もう1つは,2004年頃に研究開発したピアノ連弾支援システムFamily Ensemble. 多くの見学者の方々,特に家族連れの皆さんに楽しんでいただきました.
  • 2012年9月22日(土)~23日(日):毎年恒例の研究室合宿に出かけてきました.今回の合宿は,Dの横山君が監修した「アニメ True Tears の聖地を巡る巡礼ツアー」ということで, 城端・高岡・氷見を訪問しました.大半が聖地巡礼は初体験だったのですが,なかなか興味深い体験をすることができたと思います. OB/OGは,服部君,伊藤直樹君,池之上さん,田中君の4人が参加してくれました.ツアコン横山君,そして幹事の加藤さん,どうもありがとう.良い旅になりました.

    氷見市藪田の海岸にて全員集合

    城端駅にて

    城端の市街で聖地探索

    ジンギスカン食べ放題の夕食

    夜の宴会

    富岩水上ラインに乗船

    岩瀬カナル会館にて

  • 2012年9月21日(金):6名のM1のうち,4名の研究計画発表会を開催しました.OBの田中君も参加し,先輩としてのアドバイスをしてくれました. いよいよ西本研究室での研究活動開始です.普通じゃない研究を期待しています.

    沼野君

    山田さん

    于さん

    本多君

  • 2012年9月11日(火):M2の5名の中間審査が行われました.審査員の先生方から多くのご指摘をいただき,まだまだ詰めなければならない部分がいろいろと明らかになりましたが, 全般にはよくできていたと思います.ぜひ今の勢いを保って,あとの半年間を研究に打ち込んでください.

    魏さん

    岩本君

    加藤さん

    古谷君

    米田君

  • 2012年8月28日(火):札幌で開催されている国際会議 The Sixth International Conference on Collaboration Technologies (Collab Tech 2012) において,小倉助教が以下の発表を行いました:
    • Kanayo Ogura, Yuta Tanaka and Kazushi Nishimoto: GiantCutlery: A Dining Table-Talk Medium that Brings Out Mutual-Aid Interactions among Tablemates around Large Platters, Proc. Collab Tech 2012, Sapporo, 2012.
    2012年3月修了の田中唯太君の研究を発展させたものです.
  • 2012年8月28日(火):さる7月28日に京都三条ラジオカフェで収録し,8月9日に京都のNPO放送局"FM797ラジオ"でオンエアされた「くらもといたるのいたらナイト」がYouTubeにアップされました(アップされたのは,今日ではなくて8/21だったようですが). Creativity Support や Creativity Mining などの研究の概要と,西本の「人となりw」について語っています. よろしければお聞き下さい.
  • 2012年8月25日(土):2012年度日本認知科学会第29回大会に投稿していた論文「日本地図描画課題を用いた不完全な知識に基づく意思決定メカニズムの分析」(著者:山本,池田,奥成,永井,小倉,西本)が採択となりました. これは,1-1期のメディアインタラクション論講義における実習課題のうちの1つの成果をまとめたものです.来る12/13~15に東北大学で発表します.
  • 2012年7月19日(木):下関の「源平荘」で開催された,情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会第149回研究会において,西本が以下の発表を行いました.
    • 西本一志:Creativity Mining:ポスト知識社会のための創造活動支援,情処研報,Vol.2012-HCI-149, No.1, pp.1-8, 2012.
    昨年の秋以来提唱している,Creativity Mining 研究の概要とその目指すところについて語りました.
    その日の夜は,HCIPで和歌山大学の吉野孝先生のグループに参加して議論し,吉野先生を路頭に迷わせる無茶な方向に議論を誘導して楽しみましたw.
  • 2012年7月18日(水):新M1の配属が確定しました.当研究室には,昨年10月から研究生として所属している于さんに加え,園城君,永井君,沼野君,本多君,山田さんの,合計6名が新たに加わりました.さあ,がんばって研究に励みましょう!
  • 2012年7月13日(金):西本研夏宴会を,木倉町の居酒屋「一合半ぶん家」で開催しました.新しいメンバーも交え,楽しいひとときを過ごしました.
  • 2012年7月10日(火):Facebookに,研究室のページを作りました: http://www.facebook.com/pages/Jaist-Nishimoto-Laboratory/400684256655555 . 日常的な細かい活動などは,こちらで報告していきたいと思います.
  • 2012年7月9日(月):M2の加藤千佳さんとともに,関西大学総合情報学部の松下光範先生の研究室を訪問しました.ここは,加藤さんが学部時代に所属していた研究室で,このたびちょっと無理を言ってお邪魔しました.研究室ゼミに割り込ませていただき,1時間あまりの時間を頂戴して,「知識創造オフィスの実現に向けて」と題して,当研究室のこれまでの取り組みから,HuNeAS,CosplayChat,Traveling Cafe,Office Buzz Channel,Giant Cutleryについて研究紹介しました.

    松下研は,自由な雰囲気と活気に満ちた,たいへん魅力的な研究室だと感じました.今後ともどうぞよろしくおつきあいのほど,お願いいたします.

  • 2012年6月8日(金):恒例のM1向け研究室オープンハウスを開催しました.今年も当研究室配属希望者を中心に,多数のM1が参加してくれました. 現M2の研究を中心として,これまでの当研究室での研究内容を紹介し,議論に花が咲きました.
  • 2012年6月5日(火):2012年3月に博士前期課程を修了した池之上あかりさんが,3月22日に情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会第147回研究会で発表した論文
    • 池之上あかり,小倉加奈代,西本一志:微少遅延聴覚フィードバックを用いたドラム演奏フォーム改善支援システム,情処研報,Vol.2012-HCI-147,No.28, pp.1-8, 2012.
    が,情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会学生奨励賞を受賞しました!
    この賞は,学生による優れた発表に対して授与されます.遅延聴覚フィードバックを工学的に応用した研究であり,高い新規性と有用性を持つ点が評価されたものと思います. なお,賞状にもあるとおり,この研究会の主査は私 西本ですが,当然のこととしてこの賞の選考過程で,西本は池之上論文には投票してはおりません.
  • 2012年6月1日(金)~2日(土):那覇空港近くの沖縄産業支援センターで,情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会の第148回研究会が開催され, 小倉さんが以下の発表を行いました.
    • 小倉加奈代,田中唯太,西本一志:大皿料理における取り分け行動の時系列分析の試み:「遠慮のかたまり」現象の解明を目指して,情処研報,Vol. 2012-HCI-148, No.20, pp.1-8, 2012.
    遠慮のかたまり(関東のひとつ残し)という日常的な現象の分析を通じ,「共有地の悲劇」のような社会的問題の解明に取り組んだ研究で,様々な議論を喚起しました. また,招待講演には琉球大学理学部海洋自然科学科教授の池田 譲先生をお招きし,「艶やかな知者 -イカの社会と「わたし」と-」と題したご講演をいただきました. イカが非常に知性的で社会的な生き物であるという数々の事例が紹介され,非常に刺激的な講演でした.まさかイカのソーシャルネットワークグラフを作ることができるとは思いもしませんでした.

    1日目の夜は,「おもろ殿内(どぅんち)」という創作うちなー料理の店で懇親会が開催され,泡盛と沖縄の料理を堪能しました.庭にも席が設けられており,開放的な雰囲気の中でいろいろな議論が盛り上がった夜となりました.

  • 2012年5月18日(金):突発的に研究室飲み会を開催しました.場所は北陸鉄道野町駅前の「山忠」.久しぶりでコンパクトになった研究室で,大いに談笑しました.
  • 2012年4月13日(金):西本研・金井研合同で仮配属M1学生の歓迎会を開催しました.西本研に興味のあるM1学生も招待して,研究室の雰囲気を感じてもらいました. 今年のM1学生は芸達者な人が多く,自己紹介代わりの一発芸大会はたいへん面白いものでした.