Gaussian実行手順
以下の共用サーバでGaussian計算ができます.
hostname: kagayaki
計算の実行(バッチジョブ)
0. (未ログインの場合)システムにログインする.
前項ですでにログインしている場合はそのままでかまいません.
%ssh HOSTNAME -l USERNAME
1. 入力ファイル(.com, または.gjf )のあるディレクトリに移動する.
ホームディレクトリに"gaussian"フォルダを作ってその下で作業する場合 (<user name>はご自身のユーザIDに読み替えてください):
% mkdir /home/<user name>/gaussian
% cd /home/<user name>/gaussian
input file例:
#p bp86/6-31G** Opt=(ModRedundant)
C2H4
0 1
C1 0.709378 0.005672 -1.977566
C2 1.675673 0.033777 -1.062471
H1 0.311648 -0.935823 -2.365568
H2 0.275384 0.922568 -2.383892
H3 2.073809 0.975215 -0.674624
H4 2.109710 -0.883057 -0.655940
2. サンプルを現在のディレクトリにコピーする.
バッチスクリプトサンプル:
/Samples/Gaussian
##コピー方法
% cp -r /Samples/Gaussian/* /home/<username>/gaussian
2.5. テスト実行
コピーしてきたファイルにはテストデータとバッチスクリプトが含まれています。
これをそのまま利用して、テスト計算を実行できます。
#16コア計算:
% qsub PBS_g16.sh
結果ファイル(Et-OptFreq.result)が生成されたことを確認してください。
3. バッチスクリプト(PBS_g16_XX.sh)の必要個所を修正する.
エディタはvi, emacsのほか,Linuxに不慣れな方はgeditが便利です(前項を参照し,GUIを利用できる方法でログインしておいてください).
% gedit PBS_g16_XX.sh
#!/bin/sh
#PBS -j oe
#PBS -l select=1:ncpus=16:mpiprocs=16 :16Coreを利用します ## (select=1は変更しないでください)
#PBS -q SINGLE :SINGLEキューを利用します.
cd $PBS_O_WORKDIR
source /etc/profile.d/modules.csh
module load g16/c.01
echo "-P-16" > Default.Route : 利用するコア数です. 数字部分をファイルのはじめに設定したncpusと同じ数に設定してください.
g16 < sample.gjf > gaussian.log : "sample.gjf"を用意したインプットファイルの名前に変更します
4. ジョブを投入する
% qsub PBS_g16_XX.sh
ジョブ投入,キューについての詳細は並列機利用マニュアルをご参照ください.
5. 結果ファイルのチェック.
この例ではgaussian.logという結果ファイルが作成されます.