JAISTの無線LANサービスの概要
JAIST では、各研究棟、講義棟、図書館、大学会館、学生寄宿舎(※)、東京サテライトを含め、屋外と職員宿舎を除く学内のほぼ全域で無線LANによるインターネット接続が可能です。また、Eduroamを利用することで、国内外の大学等教育研究機関においても無線LANを利用することが可能となります。
※ 「Pocket Wi-Fiの利用やアクセスポイントの設置について」を必ずご確認ください
対応規格 (高速な新しい規格については一部のエリアのみでの提供になります)
- 2.4GHz 帯 : 802.11g / 802.11n
※ 802.11b については低速で無線帯域を圧迫するため提供していません。
研究上の都合等で必要がある場合は、お問い合わせください。 - 5GHz 帯 : 802.11a / 802.11n / 802.11ac
無線LANへの接続方法 (石川キャンパス・東京サテライト共通)
無線LANサービスへ接続するための基本設定は、次の通りです。
SSID : JAIST または eduroam
- セキュリティの種類 : WPA2 - エンタープライズ
- 暗号化の種類 : AES
- 認証方式 : EAP-TLS
- 接続時のユーザID : [JAISTアカウント]@jaist.ac.jp
- 学生の場合,変更後のメールアドレスではなく、アカウント表記 sXXXXXXX@jaist.ac.jp になります.
学生寄宿舎では SSID=JAIST のみ利用可能です。
また、接続には電子証明書が必要です。接続のための詳細な情報は下記を参照してください。
初めて無線LANに接続する際の注意点
無線LANへの接続には、電子証明書が必要です。なお、電子証明書にはメールアドレス情報が含まれるため、メールアドレスを変更すると無効となってしまいます。ついては、メールアドレスの変更を希望される場合は、次の順に作業を行ってください。
1.(変更を希望する場合は) 電子メールアドレスの変更手続き
2.電子証明書の取得
3.無線LAN接続の設定
無線LANの認証設定ができないときは(JAISTALL)
一部の端末では、上記の認証設定ができずにネットワーク「JAIST」へに接続できないことがあります。
情報社会基盤研究センターでは、接続できない場合に備えて別のネットワークをご用意しています。
(注意:SSID=JAISTALL は学生寄宿舎では利用できません。)
eduroamとは?

eduroam は大学等教育研究機関におけるキャンパス無線LANの相互利用を実現するサービスであり、国内370機関・世界106カ国(地域)の大学等が参加しています(2022年11月現在)。JAISTのユーザは、このサービスを利用することにより共同研究等で訪れた学外機関で無線LANサービスを利用することができます。
- eduroam について
https://www.eduroam.org/ - eduroam 利用可能組織 (国内)
www.eduroam.jp/participants/siteinfo.html - eduroam JP プライバシーポリシー
https://meatwiki.nii.ac.jp/confluence/x/WYX0BQ
JAISTユーザの接続方法はSSID:JAISTの接続方法と同様です。電子証明書が必要になるため、利用を予定されている方はJAIST学内でSSID:eduroamに接続できることをご確認の上、お出かけください。
学外機関で接続するSSIDについては、”eduroam” が広く用いられていますが、必ずしもそれに限定されているわけではなく提供組織によっては異なるSSIDでサービスされている場合もあります。上記webページや現地の共同研究者等にご確認ください。また、提供機関によって、VPN接続のみを許可するといった制限が行われている場合があり、必ずしも全てのインターネット接続が許されているわけではないことにご注意ください。
Pocket Wi-Fi の利用やアクセスポイントの設置について
学内における Pocket Wi-Fi の利用やアクセスポイントの設置は、干渉による無線環境の悪化が生じるため、可能な限りご遠慮いただき、情報社会基盤研究センターが提供する無線 LAN サービスの利用をお願いします。
ただし、研究上必要性がある場合や、自室における電波状況が著しく悪くセンター提供サービスを受けることが困難な場合等、やむを得ない場合は設置・利用頂いて構いません。その場合、他の利用者への干渉を低減するために、下記の設定を頂くことを強くお願いします。
- 無線出力を可能な限り低く設定する (寄宿舎などでは最低設定で十分です)。
※電波出力が強いほど電波環境が向上するというものではなく、逆に、電波出力が高ければ干渉が増え品質が悪化します。 - 802.11b/g/n (2.4GHz帯) の場合、1ch を利用する。
また、個人/研究室で購入したPocket Wi-Fi やアクセスポイントに関するお問い合わせは対応いたしかねますでのでご了承ください。
※ 学生寄宿舎での無線LANについて
学生寄宿舎では、センターで無線LANサービスを実施しているものの、研究棟に比べると希薄です。部屋の位置や、近隣の利用者の影響により、接続が切れたり品質が大幅に低下したりすることがあります。また,各部屋に置かれた多数のアクセスポイントの影響で、激しい干渉が生じており、品質の非常に低い状況となっています。品質の低下が電波出力の高い新たなアクセスポイントの出現につながり、さらに干渉が増えるという悪循環に陥っている状態ですので,学会発表や就職面接など重要な通信の際には有線接続を利用されることを強く推奨します。また、電波干渉を避けるため各居室でのアクセスポイント設置は自粛いただきますとともに、やむを得ず設置される場合は電波出力を弱める設定や不使用時の電源OFFにご協力ください。
イベント用無線LANサービス
情報社会基盤研究センターでは、研究会などの各種イベント用に一時的な無線LANサービスの提供を行っています。