薬指のしこり

先日、ホーム整体師に肩関節および肩胛骨の使い方に関する指導を受け、自分で気づいていなかったが結構肩が凝っていたことを理解したのだが、それを受けてピアノ演奏のフォームをいろいろ修正しているうちに異変に気づいた。右手薬指の根本に軟骨みたいなものが飛び出している。。。 なにかまずいことをしたらしい。痛みの走り方からいって腱鞘炎だろう。やってしまった。しかし指の関節をおかしくしたのは初めて。いい年して弱い指を酷使した。いや当たり前の老化現象というべきか。

思い当たることと言えば、ここしばらく(数週間かな)リストのメフィストワルツ第一番を一日三回くらい弾いていたこと。今日はラフマニノフの「6つの楽興の時」を通しで弾いたけど、たぶんそれくらいではこんなことにはならない。ラベルの「鏡」「ソナチネ」(も通したけど)はフォルテッシモで弾いたりしないし。。ベートーベンのソナタ(30番)も安全なはず。ショパンの「革命」は左手が主だし。(というか、これだけ弾いたら指を酷使しているのは明らかだな。。)

しばらくリストの曲は弾かないことに。楽しくていいんだけどな。年齢的に無理なのかも。全体的に音量を抑えればいいのか。

薬指の様子を見ながら、夜はフォーレの夜想曲を結局通して弾いた。8番から始めて12番でやめるつもりが、また1番に戻って7番まで行き、13番に飛んで終了。こんなことしているからいけないんだよな、、と思いつつ、これは心の栄養だから仕方がないと言い聞かせる。

ふと思ったが、ピアノの後ろにマットレスを置いてミュートしたのが原因かも。大きな音で弾いた時に音が耳に痛かったので消音になるものを置いてみて、効果も確認したのだが、そのせいで無意識に大きな音を出そうとして指に負担がかかっていたのかもしれない。

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