Monthly Archives: 7月 2017

サンバ練習会

久しぶりにサンバ練習会に参加した。2年ぶりかな。。体調が万全ではないので見ているだけのつもりだったがガンザを渡されたので気持ちだけ参加した。本番は8月2日下呂温泉(岐阜県)にて、なのだが所用のため参加出来ない。サンバ仲間とも10年以上の付き合いになった。芸術村での練習だったので遠くの方で花火の音がする(北國花火の予行演習)。以前、練習の合間にここから花火を見たね、と言うもそれは10年くらい前の出来事。

芸術村にてサンバ練習

芸術村にてサンバ練習

藍染めの木綿糸でストールを編んでみた

藍染めの木綿糸でストールを編んでみた。5月に「つばめのうた」から藍染めのガラ棒糸を入手し、簡単なストールを編んでみたのだが、その体験から多少、糸の特徴がわかったので大きめのものを作ってみた。6月半ばから取り組んだのだが、途中で糸が足りなくなりそうだったので買い足したり、さらには病気になったりして中断し、遅れに遅れ、ようやく完成した。一月半ほどかかってしまった。

途中で糸を足すため、接続部分を2本の糸で鹿の子編みにしたのだが、その部分は結構構造が安定した。色の違いが格子模様で現れて趣もある。最初に使っていた糸に比べて後から足した方の糸が太めだったので、後半の方がしっかりした生地になり、重みも増した。夏用には最初の方の糸の方が軽くてよい、とは家人の意見。自分としてはこの色が好きなので、それなりに形になって満足した。夏の冷房対策なのでこれでいいのではと思う。

最初に作り出した端の方。濃い色の方が糸が細め。

最初に作り出した端の方。濃い色の方が糸が細め。

途中で足した糸の側。色が明るめ。

途中で足した糸の側。色が明るめ。

肩にかけるとこんな感じになる

肩にかけるとこんな感じになる

ファツィオリ Fazioli を弾く

うららでグランドピアノを弾いてみませんか」(石川県こまつ芸術劇場・うらら)という企画があり、ファツィオリ Fazioli のピアノが弾けるというので一月以上前に予約した。本日、順番が回ってきて弾くことができた。ファツィオリ Fazioliは稀少なピアノでWikiの記述をみると日本で公的な場所に置かれているのは5台に留まる。芳醇で明るい音がするとされており、ずっと気になっていた。このピアノを弾くためにホールを貸し切りにしようかと思ったくらいである。一般市民に弾かせてくれるイベントが始まり、大変ありがたい。

試奏では村瀬さん(violin)にお願いしてヴァイオリンと合わせてもらった。曲目は以下の通り:

  1. Antonio Vivaldi,Opus 2, No. 1, 2, 3. (12 sonatas for Violine and Basso continuo).
  2. Cesar Frank, Sonate fuer Klavier und Violine A-dur.
  3. Claude Debussy,Sonate fuer Violine und Klavier G-moll, L140.
  4. Manuel De Falla,Danse espagnole de La vida breve (はかなき人生) fuer Violine und Klavier, Edited by Fritz Kreisler.

最初に軽くBachのフランス組曲(抜粋)を弾いてみたところ、色彩感ゆたかな景色が広がり、目が覚めた。何というか、立体感がある。ホールの音響がよいことも相俟って空間的に音が広がっていく感じがした。前回、同じ場所でSteinwayを弾かせてもらったが、だいぶキャラクターが違う。Steinwayの方は質実剛健な響きだが、それに比べるとファツィオリ Fazioliは木が鳴る。ドイツ系とフランス・イタリア系の響きの違いが歴然としてある。

ヴァイオリンと合わせると、コントロールが自在に効き、非常に弾きやすかった。ppp から fff まで一気に加速できる。(逆も可能。)アクションもよく出来ており、普段自分が弾いている130年前のピアノと比べると、どう弾いても音が出るので楽だった。演奏者をこんなに甘やかして良いのか。。

演奏を終えて帰り道。広大な屋敷に住めたら、もう一台、Faziloiのグランドを置きたいなぁ、、と夢を語った。まぁ、でもこれが1,500万円というと果たしてそこまでの価値があるのかよくわからない。Yamahaでもコンサート用はとてもいい音がする。価格は3分の1くらいかな。まぁそんなことは別として、いい経験をさせてもらった。企画してくれた方々、こまつ劇場の人、共演者の方、この企画をみつけてくれた家人などなどに感謝。

ChopinやSchumann、Lisztの曲もざっと弾いてみたが、ちょっとうるさい感じがした。その点はやはりモダン楽器だなという印象。ひとつひとつの音が存在を主張するので和音になったとき濁るというか、うるさい。そこは技術でカバーするのだろうけど。自分にとっては自宅のPleyelでMozartやSchubertの曲を気の向くまま弾くのがたぶん一番の贅沢。今度Fazioliを弾く機会があったらBachを中心に曲を用意したい。この饒舌な楽器を活かすには線で描かれた曲の方がいいだろう。そんな気がした。

Fazioliのピアノの音がホールの音響特性のお陰でさらに豊かに響いた

Fazioliのピアノの音がホールの音響特性のお陰でさらに豊かに響いた

虎目の木を使っているところがお洒落

虎目の木を使っているところがお洒落

ようやく体験できたFazioliの音

ようやく体験できたFazioliの音

話してきました、デジタル革命への挑戦(チャレンジ)にて

デジタル革命への挑戦(チャレンジ)、といっても伝わりにくいと思いますが、先週7月12日にそのタイトルがついたセミナーに呼ばれ、20分ほど語りました。正式がタイトルは「デジタル革命への挑戦(チャレンジ) ~iCD活用、更なるその先へ~」というもので、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催しました。

上記HPからプログラムをご覧いただくと内容がわかると思うのですが、事前の申し込みが殺到したとのことで500名を越えたところで受付を打ち切ったと聞きました。実際、会場は朝から満席で、さらに別室にモニターが置かれてそこで見るひともいるくらいで、この熱気はなんなんだろう!!と驚きました。 iコンピテンシ ディクショナリ(iCD)とは「経営改善やIT人材育成のためにITに関する業務の実行状況を「見える化」するためのツール」なのですが、大きなニーズがあることを知りました。

私がiCDに関わるきっかけとなったのは昨年、就活支援を担当したことなのですが、企業と大学が共通言語を話すことの重要性を痛感したことが、この会で登壇したことの直接的な原因です。その様子を記録した動画が公開されましたので、ご興味ある方はぜひご覧下さい。

教育関係の人、第一号として登壇しました

教育関係の人、第一号として登壇しました

デジタル革命への挑戦(チャレンジ) ~iCD活用、更なるその先へ~ HRDIセミナー リレー講演「教育現場で進むiCD活用」

自分で聞き返してみて(誤解されそうだなと)ちょっと気になったのは、ここで語っている様々な体験は決して嫌なことではなかったということです。どの仕事もやりがいがありましたし、一定の成果を上げたと思います。満足しています。しかし、今度やるならもう少し効率的にやりたい、との主張なのです。共通言語がないばかりに多くの無駄が発生している、この無駄を解消して次のステップを目指そうという提案です。これから人口減少が続く社会なのですから。。

大学、教育関係の人は少なかったみたいで、終わった後の非公式な茶話会でも企業の方々と主に話しましたが、一部の大学人の方には面白いと思っていただけたようで少し安心しました。あ、タイトルは「プラットホーム時代の大学教育」です。世界中の大学の講義は全部録画してiTunesで売ればいいという(極端な表現ですが)、まぁそんなことを話しました。別にAppleの回し者ではありません。大学教育用にiTunesに相当するものを開発すればよいという提案です。ご笑覧いただけましたら幸いです。

白山高山植物園

白山高山植物園に行ってみた。6月から二ヶ月ほどの限定公開で、あと1週間ほどで今年の公開が終わる。ほぼ最後のチャンスと思い、出かけていった。一時間ほど車を運転して、白峰を抜け、最後の10分くらいは山道みたいなところを上っていく。駐車場に20台くらい車が停めてあるのをみて少し安心した。入り口から急勾配が続き、登山靴に履き替えて登るも息が切れそうになる。上がってみると別世界が展開していた。もともと荒れ地になっていたところに高山植物を少しずつ植えたものらしく、白山でみかける花々が丁寧に世話されて咲いていた。周囲を山に囲まれているのも雰囲気がよく、一時間ほど散策して過ごした。

蜂の気持ちになって花を撮る

蜂の気持ちになって花を撮る

蝶も盛んに活動していた

蝶も盛んに活動していた

蜜が多いらしく多様な虫が取り付いていた

蜜が多いらしく多様な虫が取り付いていた

近づいて撮影

近づいて撮影

多くの見学者でにぎわっていた。白山頭頂は残念ながらガスがかかって拝めず。

多くの見学者でにぎわっていた。白山頭頂は残念ながらガスがかかって拝めず。