酒田を歩く

午前9時には気温30度を超えていたような感じですが、打ち合わせまでの間、すこし町を歩いてみました。北前船の寄港地として栄え、船乗りらが夜の街に繰り出していた有様が少しだけ想像できました。辻村ジュサブローの人形が展示されていることは知っていたのですが、ようやくその理由が飲み込めました。もとは東京の下町にあるジュサブローの美術館で酒田にある展示室のパンフレットを見たのですが、そこに写っていた怪しげな女郎たちの人形が気になっていたのです。もちろん実物は山王センター(@酒田)というところへ行って鑑賞したのですが、もともとその場所は料亭であったとのことで、なるほどジュサブロー氏はそのときの記憶をよみがえらせようとしたのでした。しかし花街らしさは微塵もなく、、、それと比較したら金沢の某所はまだその雰囲気を保存しているのだなぁと変に感心した次第です。

仕事はまぁ大きな問題もなく終わりました。とある大学へ、本学の紹介をしに行ったのです。入学希望の学生さんがいて、少しですが話せたのでよかったです。ふたたび約7時間の道のりで帰路につきました。(まだ着いていないのですが。これを書いている時点では。)

土門拳も魅了されたという、立ち並ぶ倉。ケヤキは西日が直接当たらないように植えたものだそうです。

鐙屋。床は土のままで、毎日にがりを打って固めているそうです。そういう使い道があることをはじめて知りました。

傘にいろいろな飾りを下げたもの。もともとは寺に寄進したものだそうです。夏休みとあって親子連れが作り方を習いに来ていました。

映画「おくりびと」で使われた建物だそうです。見てないんだけど。。確かに神社に至る登り坂の途中にあって、異界との橋渡しになりそうな雰囲気がありました。

酒屋に隣接して、同じ名前を冠した飲み屋があるという、鉄板な店。

混んでもいないのに予約で一杯だからと断られました。二度と足を踏み入れることはないでしょう。

結局、前夜に続いてこの店へ昼食に。届いたばかりの魚のいいところを刺身にして出してくれました。カマも塩焼きしてくれて最高でした。

自転車を返しに戻ってきたときには熱気で倒れそうに

職務を終えて近くの土門拳記念館に行ってみたがすでに閉館時間を過ぎていた。バスの時間まで公園を歩いた。

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